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フレンチ・ラン Bastille Day (2016)

革命記念日を控えるパリを舞台に、CIAエージェントとスリの青年が手を組みテロ組織に立ち向かう姿を描く、監督、脚本ジェームズ・ワトキンス、主演イドリス・エルバリチャード・マッデンシャルロット・ルボンケリー・ライリーホセ・ガルシアエリク・エブアニー他共演のアクション・スリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジェームズ・ワトキンス
製作
フィリップ・ルスレ
デヴィッド・カンター
バード・ドロス
製作総指揮
オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルパーン
ダン・マクレイ
マイケル・ドライヤー
ファブリス・ジャンフェルミ
ガイ・ストーデル
スティーヴ・ゴリン
脚本
アンドリュー・ボールドウィン
ジェームズ・ワトキンス
撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
編集:ジョン・ハリス
音楽:アレックス・ヘッフェス

出演
ショーン・ブライアー:イドリス・エルバ
マイケル・メイソン:リチャード・マッデン
ゾーイ・ナヴィル:シャルロット・ルボン
カレン・デイカー:ケリー・ライリー
ヴィクター・ガミュー:ホセ・ガルシア
ラフィ・ベルトラン:ティエリ・ゴダール
トム・ルディ:アナトール・ユセフ
ババ:エリク・エブアニー
ジャン/パスカル・フィベール:アリエ・ワルトアルテ
ベアトリス:ステファン・カイヤール
クリストフ:モハメド・マクトゥーミ

フランス/イギリス/アメリカ 映画
配給
StudioCanal(フランス)
High Top Releasing(北米)
2016年製作 92分
公開
フランス:2016年7月13日
イギリス:2016年4月22日
北米:2016年11月18日
日本:2017年3月4日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $50,270
世界 $14,857,810


ストーリー
パリ革命記念日の前夜、サクレ・クール寺院
アメリカ人でスリのマイケル・メイソン(リチャード・マッデン)は、出会ったベアトリス(ステファン・カイヤール)と組んで、その場の人々の所持品を盗む。
CIA監視課。
バグダッドでの不祥事で転属されたエージェントのショーン・ブライアー(イドリス・エルバ)は、ユニット・リーダーのトム・ルディ(アナトール・ユセフ)から、潜入捜査を失敗させた件を批判される。
ブライアーを引き抜いたカレン・デイカー(ケリー・ライリー)は、彼に任務を与える。
ファシストの活動家ゾーイ・ナヴィル(シャルロット・ルボン)は、恋人のジャン(アリエ・ワルトアルテ)から、爆発物を仕込んだぬいぐるみを入れたバッグを渡される。
メイソンは、͡故買屋ババ(エリク・エブアニー)に盗品を売る。
変装したゾーイは右翼政党本部に向かうものの、清掃員がいたために、目的の場所にバッグを置くことを躊躇し、建物から出る。
動揺しながらジャンに電話をしたゾーイはうずくまり、その様子を見ていたメイソンは、彼女のバッグを持ち去る。
それに気づいたゾーイは焦り、バッグを捜す。
裏でテロを仕掛けていたのは、”フランス国家警察”の特殊部隊”RAPID”のリーダー、ラフィ・ベルトラン(ティエリ・ゴダール)で、ジャンから、ゾーイが失敗したという報告を受ける。
バッグの中を調べたメイソンは、かかって来た電話(ジャンから)に出るものの無視する。
メイソンは、携帯電話だけを持ってバッグを捨てるものの、直後に爆発が起きる。
無事だったメイソンは、バッグの中身が爆弾だったことに気づき、その場を去る。
事件を知ったベルトランは、場所は違うものの爆破はあったために、犯行声明をだす。
国内治安総局/DGSI”局長のヴィクター・ガミュー(ホセ・ガルシア)は、革命記念日の行事を中止せず、テロには屈しないことを記者会見で話す。
ガミューは、4人が死亡した現場の監視カメラに映っていたメイソンの写真を確認し、CIAインターポールに連絡させる。
CIAは、その映像を解析してラスベガス出身のメイソンと特定し、カレンは、24時間以内に事件を解決するようブライアーに指示する。
メイソンは、警察が自分を犯人とした写真を公開したために逃走しようとする。
ブライアーは、メイソンのアパートを突き止め、気づいて逃げた彼を追い捕らえる。
ベルトランにゾーイがいることを知らせたジャンだったが、彼女が殺されると考えて逃がす。
メイソンを尋問したブライアーは、テロを否定する彼から、盗んだバッグの中にあった携帯電話にかけて来た男が、相手を”ゾーイ”と呼んでいたという話を聞く。
同じ頃、ベルトランは、ゾーイの携帯電話を追跡する。
メイソンといたことを警察に知らせたベアトリスは、ガミューにメイソンがスリだということを話す。
ブライアーは、メイソンがスリであることを確かめる。
その後ブライアーは、ゾーイを捜すベルトランに襲われ、メイソンはその隙に逃走する。
カレンに会ったガミューは、今回の捜査の関与を否定する彼女を牽制する。
ベルトランらは、モスクに爆弾テロの証拠を隠して、警察が移民を暴行する映像を捏造し、移民やイスラム教徒による全国的なデモを引き起こして混乱させようとする。
メイソンは、テロの容疑者として当局とベルトランに追われたために、ババに協力を求める。
既に当局の取り調べを受けていたババは、メイソンのことを通報する。
ババの元に向かったベルトランらは、異変に気づいて逃げたメイソンを追う。
メイソンを助けたブライアーは、彼と共に事件を解決しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想

「バイオレンス・レイク」(2008)、「ウーマン・イン・ブラック」(2012)のジェームズ・ワトキンスが脚本を兼ねて監督し、主演はイドリス・エルバリチャード・マッデンシャルロット・ルボンケリー・ライリーホセ・ガルシアエリク・エブアニーなどが共演した作品。

革命記念日を控えるパリを舞台に、CIAエージェントとスリの青年が手を組みテロ組織に立ち向かう姿を描くアクション・スリラー。

中盤までは平凡な内容で進行する犯罪ドラマなのだが、主人公が、テロの犯人に疑われた青年のスリのスキルなどを利用し、事件を解決しようとする展開はなかなか面白い。

主演のイドリス・エルバは、強引な行動を批判されながらも、信念を曲げずに悪に立ち向かうCIAエージェントを熱演している。

テロの犯人として追われながら、主人公に協力することになるスリの青年リチャード・マッデン、テロ組織の活動家ではあるが、死者を出したことを後悔し主人公に協力するシャルロット・ルボン、主人公を信頼する上司のケリー・ライリー、彼女とは旧知であり、テロの黒幕だった国内治安総局局長ホセ・ガルシア、彼の指示に従うフランス国家警察の特殊部隊隊長ティエリ・ゴダールパリCIA監視ユニットのリーダー、アナトール・ユセフ、故買屋のエリク・エブアニー、ゾーイ(シャルロット・ルボン)の恋人であり潜入捜査官だったアリエ・ワルトアルテ、特殊部隊員モハメド・マクトゥーミ、メイソン(リチャード・マッデン)と手を組む女性ステファン・カイヤールなどが共演している。


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