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アポロ13 Apollo 13 (1995)

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■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1994年に発表された、ジム・ラヴェルジェフリー・クルーガーの小説、”Lost Moon”を基に製作された作品。
アポロ11号月面着陸の大偉業にも拘らず、1年も経たない内に関心が薄れてしまったアポロ計画を襲った、最大の危機に立ち向かう宇宙飛行士と、NASA関係者の決死の救出劇を事実に基づき描いた、製作ブライアン・グレイザー、監督ロン・ハワード、主演トム・ハンクスケヴィン・ベーコンビル・パクストンエド・ハリスゲイリー・シニーズキャスリーン・クインラン他共演によるドラマ。


アクション/アドベンチャー

トム・ハンクス / Tom Hanks 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー
原作
ジム・ラヴェルLost Moon
ジェフリー・クルーガー

脚本
ウィリアム・ブロイルスJr.

アル・レイナート
撮影:ディーン・カンディ
編集
マイク・ヒル

ダン・P・ハンリー
SFX:デジタル・ドメイン
美術・装置
マイケル・コーレンブリス

メリデス・ボスウェル
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
トム・ハンクスジム・ラヴェル

ケヴィン・ベーコンジャック・スワイガート
ビル・パクストンフレッド・ヘイズ
エド・ハリスジーン・クランツ
ゲイリー・シニーズケン・マッティングリー
キャスリーン・クインラン:マリリン・ラヴェル
クリント・ハワードサイ・リーバーゴット

ローレン・ディーンジョン・アーロン
ジーン・スピーグル・ハワード:ブランチ・ラヴェル
クリス・エリスディーク・スレイトン

デヴィッド・アンドリューズピート・コンラッド
サンダー・バークレー:ヘンリー・ハート
ジム・ラヴェル:揚陸艦イオー・ジマ艦長
ウォルター・クロンカイト:本人(ナレーション/実況映像)

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1995年製作 140分
公開
北米:1995年6月30日
日本:1995年7月22日
製作費 $62,000,000
北米興行収入 $173,837,930
世界 $334,100,000


アカデミー賞 ■
第68回アカデミー賞
・受賞
編集・録音賞
・ノミネート
作品
助演男優(エド・ ハリス)
助演女優(キャスリーン・クインラン)
脚色・作曲・美術・視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1960年代初頭。
1960年代中に、人類の月面着陸を達成させるというケネディ大統領が推進した、アメリカの威信をかけたプロジェクトは、アポロ1号の悲劇などを乗り越えて、ついに達成する日がやってくる。

1969年7月20日。
アポロ11号が人類初の月面着陸に成功し、 ニール・アームストロングが月面に降り立つ。

その様子をテレビで見つめる、バックアップ・クルーのジム・ラヴェル(トム・ハンクス)、フレッド・ヘイズ(ビル・パクストン)さらに予備要員ケン・マッティングリー(ゲイリー・シニーズ)、ジャック・スワイガート(ケヴィン・ベーコン)の面々は、に向かう夢を膨らませていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
人類は月面着陸に成功するものの、 その後の関心が薄れる中、アポロ計画は、予定通り3度目の月面着陸ミッションを迎える。
アポロ13のバックアップクルー、ジム・ラヴェルフレッド・ヘイズケン・マッティングリーは、正規のクルーの病気で繰り上げ搭乗が決まる。
しかし、マッティングリーが、風疹発病の疑いで外され、急遽ジャック・スワイガートが代役を務めることになる。
1970年4月11日13時13分。
準備は整い、アポロ13は無事発射されるものの、2日後の4月13日、機械船の酸素タンクが爆発し、船体は制御不能状態になってしまう。
電力、酸素、水が不足する極寒の船内で、月面着陸を断念せざるを得なくなったクルー達は、NASA職員の総力を結集した救援支援の下、地球への生還に向けての闘いを始める・・・。
__________

映画用にかなりドラマチックに仕上げてあり、本作しか観なければ大満足するところだろうが、この事件を詳細に伝える、質の高いドキュメンタリーなどを見てしまうと、当時の最先端技術を駆使したCG映像も、いかにも作り物のような感じで、物足りなさを感じる。

本作公開の前年だっただろうか、テレビ放映された、立花隆氏がアドバイザー務めた、ドキュメント番組は見応えがあった。

アポロ計画以前のソ連との宇宙開発に、アメリカの威信をかけて挑むドラマ、「ライトスタッフ」(1983)に比べると、盛り上がりを重視し過ぎているような感じも受ける。

しかし、アメリカを象徴するような巨大なサターンVロケットの打ち上げシーンなどの緊張感と迫力は、本物にはかなわない映像ではあるが、他の場面も含めて見所は多くある。

無重力状態の映像や、NASA内部の管制室、宇宙船内などのセットの出来は素晴しい。

北米興行収入は約1億7400万ドル、全世界では約3億3400万ドルのヒットとなった。

第68回アカデミー賞では、編集、録音賞を受賞した。
・ノミネート
作品
助演男優(エド・ ハリス)
助演女優(キャスリーン・クインラン)
脚色・作曲・美術・視覚効果賞

主演のトム・ハンクスは、「フィラデルフィア」(1993)と翌年の「フォレスト・ガンプ」(1994)で、2年連続でアカデミー主演賞を獲得して挑んだ意欲が窺える。
ケヴィン・ベーコンビル・パクストンらも、極限状態の中での、任務遂行を成し遂げるクルーを好演している。

事故発生後、3人の飛行士が船内で言い争う場面などがあるのだが、これは映画のための演出で、実際は言い争っている暇などなかったようだ。
あらゆる失敗を想定したシュミレーション訓練を受けている宇宙飛行士の資質として、パニックに陥らないことが第一条件ということだ。

三人を補助するエド・ハリスゲイリー・シニーズの、作品に重みを加える熱演は見ものだ。

特に絵に描いたような理想の指揮官、沈着冷静なジーン・クランツを演じたエド・ハリスの好演は光。

エド・ハリスと共にアカデミー助演賞にノミネートされたキャスリーン・ クインランも、主人公の妻を印象深く演じている。

原作者でもある船長ジム・ラヴェルは、揚陸艦イオー・ジマの艦長役で出演している。

EECOM(電力・環境制御)担当サイ・リーバーゴット役のクリント・ハワード、同担当ジョン・アーロン役のローレン・ディーンR・ハワードC・ハワードの母親でジム・ラヴェルの母親役ジーン・スピーグル・ハワードディーク・スレイトン役のクリス・エリス、宇宙飛行士ピート・コンラッドデヴィッド・アンドリューズ、報道官サンダー・バークレーなどが共演している。

ジェームズ・ホーナーの音楽は、なんとなく、2年後の「タイタニック」(1997)に似ている。

ドラマにするために、仕組まれたような不吉な数字、”13”がよくこれだけ揃うものかと思う。

アポロ13、打ち上げ日1970年4月11日を数字のみ足すと”13”、打ち上げ現地時間13時13分、事故発生現地時間4月13日となる。

ユニバーサル・スタジオ内に作られた、ジョンソン宇宙センター(ヒューストン)の管制室のセットなどは、働く管制官の服装を含め、当時の雰囲気を良く出している。

また、冒頭のナレーションも務めるウォルター・クロンカイトなどの、当時のニュース映像などもうまく使われている。

個人的には、史実としてこの事件を見た時に最も感心することは、主席管制官ジーン・クランツをはじめ、指揮官達の年齢の若さだ。

これだけの重大なミッションの責任者を、当時36歳のジーン・クランツに任せる、アメリカという国の度量の広さには感心するばかりだ。


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