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ミズーリ横断 Across the Wide Missouri (1951)

危険を顧みず困難に立ち向かう猟師たちと先住民との関係を描く、監督ウィリアム・A・ウェルマン、主演クラーク・ゲーブルリカルド・モンタルバンジョン・ホディアクアドルフ・マンジューJ・キャロル・ナイシュアラン・ネイピアリチャード・アンダーソンマリア・エレナ・マルケス他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇

クラーク・ゲーブル / Clark Gable / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・A・ウェルマン
製作:ロバート・シスク
原作:バーナード・デヴォートAcross the Wide Missouri
原案
タルボット・ジェニングス
フランク・キャヴェット
脚本:タルボット・ジェニングス
撮影:ウィリアム・C・メラー
編集:ジョン・ダニング
音楽:デヴィッド・ラクシン

出演
フリント・ミッチェル:クラーク・ゲーブル
アイアンシャツ:リカルド・モンタルバン
ブレカン:ジョン・ホディアク
ピエール:アドルフ・マンジュー
ルッキング・グラス:J・キャロル・ナイシュ
ベア・ゴースト:ジャック・ホルト
ハンバーストーン・リヨン大尉:アラン・ネイピア
ガウイー:ジョージ・チャンドラー
ディック・リチャードソン:リチャード・アンダーソン
カミア:マリア・エレナ・マルケス
オールド・ビル:ジェームズ・ホイットモア
先住民:チーフ・タハチー
先住民の酋長:ニポ・T・ストロングハート
スコー:イヴリン・フィンリー
ガーディペ:ボビー・バーバー
バプティスト・デュノー:ティモシー・ケイリー
ホバック:ラッセル・シンプソン(クレジットなし)
ナレーター:ハワード・キール

アメリカ 映画
配給 MGM
1951年製作 78分
公開
北米:1951年12月21日
日本:1952年11月13日
製作費 $2,220,000
北米興行収入 $2,789,000
世界 $4601000


ストーリー
1830年代のロッキー山脈
毛皮貿易商のフリント・ミッチェル(クラーク・ゲーブル)は、猟師たちと毛皮を換金して親交を深めていた。
フリントは、”ブラックフット族”と暮らす元貿易商でスコットランド人の友人ブレカン(ジョン・ホディアク)から、彼らの土地を荒らすなと警告されていた。
その後フリントは、ブラックフットの薬師ベア・ゴースト(ジャック・ホルト)の孫娘で、”ネズ・パース”の酋長ルッキング・グラス(J・キャロル・ナイシュ)の養女であるカミア(マリア・エレナ・マルケス)を妻にするためにブレカンと争い競り勝ち、自分たちの安全を確保する。
フリントは、カミア、フランスカナダ人の罠猟師ピエール(アドルフ・マンジュー)、スコットランド人のハンバーストーン・リヨン大尉(アラン・ネイピア)らと共に、危険な遠征に出発する。
途中フリントらは、ブラックフットの若き戦士アイアンシャツ(リカルド・モンタルバン)に襲われ仲間を殺される。
やがてフリントらは、険しい山や雪山を越えてブラックフットの土地にたどり着き、その場に拠点を築くのだが・・・。


解説 評価 感想

1947年に発表された、歴史家バーナード・デヴォートの著書”Across the Wide Missouri”を基に製作された作品。

第1回アカデミー賞の作品賞受賞作「つばさ」(1927)を弱冠31歳で監督したウィリアム・A・ウェルマンがキャリアを重ね、大スターのクラーク・ゲーブルと組んだ作品。

危険を顧みず困難に立ち向かう罠猟師たちと先住民との関係を描く西部劇。

テクニカラーによるスケール感のある映像に映える美しい大自然、テーマ曲のように挿入される、1840年代のポピュラー音楽”Skip to My Lou”が印象に残る作品。
この曲は、その後「捜索者」(1956)でも登場する。

狡猾な男に思える主人公を演ずるクラーク・ゲーブルが、逞しく優しさももちあわせる、魅力的で人間味あふれる人物を熱演している。

ブラックフット族の若き戦死を演ずるリカルド・モンタルバンは、撮影中に落馬して脊髄を損傷し、約40年後にその後遺症で悩んだこともある。

主人公の友人でブラックフットと共に暮らすジョン・ホディアク、主人公の補佐的に活躍するフランスカナダ人の罠猟師アドルフ・マンジュー、部族ネズ・パースの酋長J・キャロル・ナイシュブラックフットの薬師ジャック・ホルトスコットランド人の猟師アラン・ネイピア、そのアシスタント役ジョージ・チャンドラー、猟師のリチャード・アンダーソン、主人公の妻でブラックフットマリア・エレナ・マルケス、先住民のジェームズ・ホイットモアチーフ・タハチー、先住民の酋長ニポ・T・ストロングハート、先住民のイヴリン・フィンリーボビー・バーバー、主人公の仲間ティモシー・ケイリーラッセル・シンプソン、そして主人公の息子としてナレーターをハワード・キールが担当している。


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