世界的な大ヒットした「ホーム・アローン」(1990)の続編。 製作ジョン・ヒューズ、監督クリス・コロンバス、主演マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、ダニエル・スターン、ジョン・ハード、キャサリン・オハラ、ティム・カリー、ロブ・シュナイダー、ブレンダ・フリッカー、エディー・ブラッケン他共演によるハート・ウォーミング・コメデイのメガ・ヒット作。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:クリス・コロンバス
製作:ジョン・ヒューズ
製作総指揮
マーク・ラドクリフ
リチャード・ヴァーン
脚本:ジョン・ヒューズ
撮影:ジュリオ・マカット
編集:ラジャ・ゴズネル
音楽:ジョン・ウィリアムズ
作詞:レスリー・ブリッカス
出演
ケヴィン・マカリスター:マコーレー・カルキン
ハリー・ライム:ジョー・ペシ
マーヴ・マーチャント:ダニエル・スターン
ピーター・マカリスター:ジョン・ハード
ケイト・マカリスター:キャサリン・オハラ
ヘクター/接客係:ティム・カリー
セドリック/ベル・ボーイ:ロブ・シュナイダー
ストーン/フロント係:ダナ・アイヴィー
E・F・ダンカン:エディー・ブラッケン
バズ・マカリスター:デヴィン・ラトリー
フランク・マカリスター:ゲリー・バンマン
レスリー・マカリスター:テリー・スネル
リニー・マカリスター:アンジェラ・ゴーサルズ
ミーガン・マカリスター:ヒラリー・ウルフ
フラー・マカリスター:キーラン・カルキン
ジェフ・マカリスター:マイケル・C・マロンナ
ヘザー・マカリスター:クリスティン・ミンター
トレイシー・マカリスター:センタ・モージズ
ロッド・マカリスター:ジェディダイア・コーエン
ソンドラ・マカリスター:ダイアナ・キャンピーヌ
ブルック・マカリスター:アンナ・スロットキー
鳩の女性:ブレンダ・フリッカー
本人:ドナルド・トランプ
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1992年製作 120分
公開
北米:1992年11月20日
日本:1992年12月19日
北米興行収入 $173,585,520
世界 $358,991,680
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
シカゴ。
マカリスター家の、今年のクリスマス休暇はフロリダで過ごすことになっていた。
末っ子ケヴィン(マコーレー・カルキン)は、長男バズ(デヴィン・ラトリー)に、合唱の舞台でいたずらされて憤慨し、家族の前で悪態をついてしまう。
反省しないケヴィンは、罰として屋根裏部屋に入れられてしまう。
出発の朝、またもや寝過ごしてしまった一家は、空港に直行するが、今年はケヴィンを家に置き去りにはしていなかった。
しかし、ケヴィンは父ピーター(ジョン・ハード)と同じようなコートを着た男性に付いて行ってしまい、ニューヨーク行きの便に乗ってしまう。
その頃、母ケイト(キャサリン・オハラ)は、機内で胸騒ぎがしていたのだが、フロリダに着いてケヴィンがいないことに気づき卒倒してしまう。
ケヴィンは、雪のないクリスマスに何の魅力も感じていなかった。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
今年のクリスマス休暇をフロリダで過ごすために、マカリスター家は、再び慌しい準備を始める。
今回は置き去りにはならなかったものの、末っ子のケヴィンが家族からはぐれ、独りニューヨークに向かってしまう。
しかし、ケヴィンは、困り果てるどころか自由を満喫し、父ピーターのクレジットカードを使い”プラザホテル”のスイートルームに宿泊し豪遊を始めてしまう。
その頃、ピーターと妻ケイトはケヴィンがいないことに気づき、彼が持っているクレジットカードの盗難届けを出す。
同じ頃、去年ケヴィンの自宅を襲った強盗ハリーとマーヴが、刑務所を脱獄してニューヨークに現れる。
そして、ケヴィンを街で見かけた二人は、彼に復讐しようとするのだが・・・。
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やや二番煎じといった雰囲気の展開が、ほぼ前作と同じで新鮮味は感じられないものの、舞台がニューヨークということで、見慣れた光景ではあるが面白味はある。
興行的にも前作より落ち込んでしまったが、それでも、全世界で約3億5900万ドルの大ヒットとなった。
*北米興行収入 $173,585,520
相変わらず、マカリスター家のイルミネーションはシンプルで美しく品がいい。
2年経ち少し成長したマコーレー・カルキンの腕白ぶりは相変わらずだ。
スイートルームやルームサービス、リムジンまでも利用する豪遊ぶりも、いかにもニューヨークらしい、派手なクリスマスのムードを盛り上げているのは確かだ。
脱獄犯の割には、前作よりやや大人しい雰囲気のジョー・ペシとダニエル・スターンのドジな強盗は、今回も大いに笑わせてくれる。
前記のように、前作と同じような場面が多く登場はするが、ジョー・ペシとダニエル・スターンを撃退する、ケヴィンの作戦と仕掛けがパワーアップして実に楽しい。
ハリウッドの黄金期に活躍した人気スターで、おもちゃデパートの社長エディー・ブラッケンや、鳩の女性ブレンダ・フリッカーとケヴィンが親交を深めていく、心温まるストーリーも微笑ましい。
ティム・カリー、ロブ・シュナイダーやダナ・アイヴィーの、嫌味なホテルマンがまた可笑しい。
高級ホテル”プラザホテル”に宿泊ということで、ケヴィンに声をかけられる当時のホテルのオーナー、不動産王ドナルド・トランプがカメオ出演している。