マーヴ・ウォルフマンとジーン・コーランにより創造され、1973年にマーベル・コミックに初登場した”ブレイド”の実写版映画の続編。 人間とヴァンパイアの混血”ブレイド”が新たな敵である新種の”死神族”と戦いながら秘められためられた陰謀を暴くまでを描く、監督ギレルモ・デル・トロ、主演ウェズリー・スナイプス、クリス・クリストファーソン、ロン・パールマン他共演のSFホラー・アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作総指揮
スタン・リー
アヴィ・アラッド
デヴィッド・S・ゴイヤー
パトリック・J・パーマー
リン・ハリス
製作
マイケル・デ・ルカ
ピーター・フランクフルト
ウェズリー・スナイプス
原作 ”ブレイド”
マーヴ・ウォルフマン
ジーン・コーラン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
編集:ピーター・アマンドソン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演
ブレイド:ウェズリー・スナイプス
エイブラハム・ウィスラー:クリス・クリストファーソン
ラインハルト:ロン・パールマン
ニッサ・ダマスキノス:レオノア・ヴァレラ
ジョッシュ/スカッド:ノーマン・リーダス
ジャレド・ノーマック:ルーク・ゴス
イーライ・ダマスキノス:トーマス・クレッチマン
アサド:ダニー・ジョン=ジュールズ
ヴェルレーヌ:マリット・ヴェラ・キール
スノーマン:ドニー・イェン
チュパ:マット・シュルツ
ライトハンマー:ダレン”ダズ”クロウフォード
プリースト:トニー・カーラン
クーネン:カレル・ローデン
ラッシュ:サンティアゴ・セグーラ
アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ
2002年製作 117分
公開
北米:2001年3月22日
日本:2002年6月15日
製作費 $54,000,000
北米興行収入 $82,348,320
世界 $155,010,030
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
チェコ、プラハ、血液銀行。
”死神族/リーパーズ”のジャレド・ノーマック(ルーク・ゴス)は、その場のヴァンパイア達に襲いかかる。
人間とヴァンパイアの血を受け継ぐブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、捕らえられた、かつての相棒エイブラハム・ウィスラー(クリス・クリストファーソン)を捜す。
ヴァンパイアのラッシュ(サンティアゴ・セグーラ)を脅したブレイドは、ヴァンパイア化したウィスラーを見つけるものの殺すことができず、若い相棒のジョッシュ/スカッド(ノーマン・リーダス)の待つアジトに連れ帰る。
ブレイドは、ウィスラーのヴァンパイア・ウィルスを殺す処置をして朝を待ち、彼が、人間に戻れたことを確認する。
ウィスラーは、生意気なスカッドの存在を煙たがるが、そこに侵入者が現れてブレイドらはそれを迎え撃つ。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「ブレイド」(1998)
・「ブレイド2」(2001)
・「ブレイド3」(2004)
*(簡略ストー リー)
人間とヴァンパイアの血を受け継ぐブレイドは、ヴァンパイア化した元相棒ウィスラーを捜しだすが、殺すことができない。
相棒スカッドが待つアジトに戻ったブレイドは、ウィスラーを人間に戻す。
そこに、ヴァンパイアのニッサが現れて、宿敵ブレイドに休戦を申し入れる。
新種の死神族/リーパーズの脅威にさらされていた、ヴァンパイアの大君主ダマスキノスの元に案内されたブレイドは、彼らに協力を要請される。
それを受け入れたブレイドは、ラインハルトらの精鋭軍団を率いて、リーパーズを倒すための準備を始めるのだが・・・。
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人気コミック・キャラクターの登場ということで、ヒットした前作の娯楽性を受け継ぎ、ギレルモ・デル・トロのシャープな演出も注目の痛快作。
ホラー映画としてかなりどぎつい描写もあるが、なかなか凝った映像で手抜きもない。
今回は、ヴァンパイア内で密かに行なわれていた、新種の開発の陰謀が絡む展開、親子の因縁の戦いなども描かれた面白い内容になっている。
誰をも寄せ付けない雰囲気のある、見事な身体能力を発揮する主人公”ブレイド”を演ずるウェズリー・スナイプス、彼をサポートする逞しき相棒クリス・クリストファーソン、ヴァンパイアの豪傑、このような役が実によく似合うロン・パールマン、ヴァンパイアの大君主(トーマス・クレッチマン)の娘レオノア・ヴァレラ、主人公を裏切る相棒のノーマン・リーダス、死神族のボス、ルーク・ゴス、ヴァンパイア役のダニー・ジョン=ジュールズ、マリット・ヴェラ・キール、ドニー・イェン、マット・シュルツ、ダレン”ダズ”クロウフォード、トニー・カーラン、サンティアゴ・セグーラ、弁護士カレル・ローデン等が共演している。