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弾丸か投票か! Bullets or Ballots (1936)

バッジを捨て、暗黒街へ。
孤高の警官が仕掛ける、命懸けの潜入捜査。
エドワード・G・ロビンソンハンフリー・ボガート、二大スターが火花を散らす、ギャング映画の歴史を塗り替えた衝撃作!
監督ウィリアム・キーリー、共演ジョーン・ブロンデルバートン・マクレーン

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ハンフリー・ボガート / Humphrey Bogart / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・キーリー
製作:ルイス・F・エデルマン(クレジットなし)
脚本
マーティン・ムーニー
シートン・I・ミラー
撮影:ハル・モーア
編集:ジャック・キリファー
音楽:ベルンハルト・カウン

出演
ジョニー・ブレイク刑事:エドワード・G・ロビンソン(ニューヨーク市警の刑事)
リー・モーガン:ジョーン・ブロンデル(ジョニーの女友達でクラブのオーナー兼ナンバーズ賭博の胴元)
アル・クルーガー:バートン・マクレーン(ギャングのボス)
ニック“バグズ”フェナー:ハンフリー・ボガート(アルの手下)
ハーマン・マクロスキー:フランク・マクヒュー(リーの仲間)
ダン“マック”マクラーレン警部:ジョー・キング(ジョニーの親友である警察署長)
エド・ドリスコル:ディック・パーセル(ギャング)
ワイヤーズ・ケーゲル:ジョージ・E・ストーン(ニックの手下)
大陪審の委員:ジョセフ・クレハン
ウォード・ブライアント:ヘンリー・オニール(犯罪組織に対抗する新聞社社主)
ホリスター:ヘンリー・コルカー(犯罪組織を操る銀行家)
ソーンダイク:ギルバート・エメリー(犯罪組織を操る銀行家)
コールドウェル:ハーバート・ローリンソン(犯罪組織を操る銀行家)
ネリー・ラフルール:ルイーズ・ビーヴァーズ(リーの仲間)

・クレジットなし
クレイル:ウィリアム・ポーリー
ケリー:ラルフ・レムリー
ガトリー:フランク・フェイレン
スポッター:ギャリー・オーウェン
メイド:エドナ・メイ・ハリス

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1936年製作 82分
公開
北米:1936年6月6日
日本:未公開


ストーリー
ニューヨーク
ギャングのボス、アル・クルーガー(バートン・マクレーン)は、手下のニック“バグズ”フェナー(ハンフリー・ボガート)と共に映画館に向かう。
アルとニックは、人々を苦しめる犯罪組織に関するニュース映画を観て、新聞社社主ウォード・ブライアント(ヘンリー・オニール)が、脅迫を恐れず対抗しようとしていることを知る。
ニックは、ブライアントに手出しをするなとアルに指示されたものの、待伏せしてブライアントを射殺する。
ある失態で左遷された市警のジョニー・ブレイク刑事(エドワード・G・ロビンソン)は、親友だったブライアントの死を悼む。
ジョニーは、女友達のリー・モーガン(ジョーン・ブロンデル)が経営するクラブで、ブライアントの件を彼女に話す。
アルのオフィスに向かったジョニーは、ブライアントの件で探りを入れる。
ジョニーに一目置いているアルは、以前から彼を組織に引き入れようとしていた。
そこに現れたニックは、因縁のあるジョニーがいたために苛立つ。
ニックを牽制して帰ろうとするジョニーは、ブライアントの件は見事だったと言ってその場を去る。
ブライアントを殺したニックを非難したアルは、組織のトップに呼ばれて信託銀行に向かう。
三人の銀行家ホリスター(ヘンリー・コルカー)、ソーンダイク(ギルバート・エメリー)、コールドウェル(ハーバート・ローリンソン)に会ったアルは、二度目のミスは許されないと言われ、ブライアントを殺した者を捜すよう指示される。
大陪審に呼ばれた、ジョニーの親友で同僚だったダン“マック”マクラーレン(ジョー・キング)は、市が犯罪組織と徹底的に闘う姿勢を知りる。
警察署長に推薦されたマックは、自分に捜査を一任し口出ししないことを条件にそれを引き受ける。
ジョニーは、親友のマックがギャングの撲滅に着手したため、自分の待遇も改善されると考えていたが、職務怠慢を理由に免職されてしまう。
ジョニーが免職になったことを知ったリーは、当てにしていたマックにクビを切られた彼に、親友など信用するべきではないと伝える。
ジョニーは、ナンバーズ賭博で利益を上げていたリーから、その仕事を手伝ってほしいと言われるものの、それを断る。
マジソン・スクエア・ガーデン
ボクシングを観戦していたアルは、ジョニーが免職されたことを知る。
その場にいたジョニーが、現れたマックを殴り倒す様子を見たアルは、彼を仲間に引き入れようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
“A gritty, high-stakes thriller that redefined the gangster genre by placing justice undercover. Edward G. Robinson delivers a powerhouse performance as a cop playing a deadly game of deception, while Humphrey Bogart’s cold intensity reminds us that in the world of rackets, loyalty is as cheap as a lead bullet.”
(正義を潜入させることで、ギャング映画というジャンルを再定義した、骨太で緊迫感あふれるスリラー。エドワード・G・ロビンソンは、命がけの欺瞞工作に身を投じる警官を圧倒的な演技で体現し、一方でハンフリー・ボガートの冷徹な熱量は、暗黒街において忠誠心など鉛の弾丸と同じくらい安いものだということを思い出させる。)

Gメン」(1935)などの犯罪映画を得意とするウィリアム・キーリーが監督し、主演はエドワード・G・ロビンソンジョーン・ブロンデルバートン・マクレーンハンフリー・ボガート他共演の犯罪ドラマ。

刑事である主人公が親友に見捨てられ、犯罪組織に加わるのだが、ギャングとしての役柄でエドワード・G・ロビンソンが本領を発揮するのは流石であり、実は潜入捜査だと分かるあたりから、さらに盛り上がるという展開も面白い。

犯罪組織撲滅のために仕掛けた、トリックに近い潜入捜査を実行する、命を懸けの行動にでる刑事を熱演するエドワード・G・ロビンソンと、クレジットでは4番目ではあるが、主人公を敵視するギャングを演ずるハンフリー・ボガートとの激しい戦いは見ものだ。

主人公とは友情で結ばれている、クラブのオーナーでありナンバーズ賭博の胴元をジョーン・ブロンデルが魅力的に演じ、主人公に一目置くギャングのボス、バートン・マクレーンの好演も注目だ。


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