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無法者の女と関係する囚人と元保安官の因縁の対決を描く、監督アルフレッド・Ｌ・ワーカー、主演ヴァージニア・メイヨ、デール・ロバートソン、スティーヴン・マクナリー、アーサー・ハニカット他共演の3D西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：アルフレッド・Ｌ・ワーカー
製作：エドマンド・グレンジャー
原作
ベネット・コーエン
ノートン・S・パーカー
脚本：フレデリック・ハズリット・ブレナン
脚色：ハリー・エセックス
撮影：ニコラス・ムスラカ
編集：ジーン・パーマー
音楽：ダニエル・アンフィシアトロフ
出演
アビー・ニクソン：ヴァージニア・メイヨ
ビリー・レイノルズ：デール・ロバートソン
ジェシー・ゴーマン：スティーヴン・マクナリー
フランク・タガート：アーサー・ハニカット
スティーヴ・モーガン刑務所長：ロバート・キース
ジャック・ウェルズ：ジェイ・C・フリッペン
ホルヘ・ゴメス大佐：ジョージ・J・ルイス
ヴァージル・ゲイツ：ウィット・ビッセル
ジョー：アール・ホリマン
ガトリングガンの守衛：ポール・フィックス
アメリカ 映画
配給 RKO
1953年製作 92分
公開
北米：1953年8月19日
日本：1954年5月3日
北米興行収入 $1,000,000
■ ストーリー ■
1897年、アリゾナ準州。
無法者の女アビー・ニクソン（ヴァージニア・メイヨ）は、元保安官のビリー・レイノルズ（デール・ロバートソン）に、かつて監獄に送ったジェシー・ゴーマン（スティーヴン・マクナリー）の弟バッドとコールが来ることを伝えて、町から去るよう忠告する。
自分を逃がしてくれた恩があると言うアビーは、信じようとしないビリーに、借りは返したと伝えてその場を去る。
アビーはジェシーの恋人だったために警戒するビリーは、酒場で銃を借りて、銃撃してきたバッドとコールに反撃する。
銃撃戦の末に2人を射殺したビリーは逮捕され、正当防衛は認めらえずに刑務所送りになる。
スティーヴ・モーガン刑務所長（ロバート・キース）は、看守長のジャック・ウェルズ（ジェイ・C・フリッペン）に、囚人のビリーらのことを任せる。
ビリーは、一緒に収監されたフランク・タガート（アーサー・ハニカット）とヴァージル・ゲイツ（ウィット・ビッセル）と共に、ホルヘ・ゴメス大佐（ジョージ・J・ルイス）の監房に入れられる。
知り合いだったモーガン所長に呼ばれたビリーは、保安官に戻すために協力もするが、バカな真似をすればそれなりに扱うと言われ、仕方なく納得する。
ビリーが収監されたことを知った受刑中のジェシーは、所内で彼を殺そうとする。
その後、駅馬車を襲って逮捕されたアビーが刑務所に連行されたため、モーガン所長は驚く。
モーガン所長は、アビーを男たちから遠ざけるために、医療所の助手をさせながら収監するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
サイレント時代から活躍したアルフレッド・Ｌ・ワーカーが監督し、主演はヴァージニア・メイヨ、デール・ロバートソン、スティーヴン・マクナリー、アーサー・ハニカットなどが共演した作品。
無法者の女と関係する囚人と元保安官の因縁の対決を描く3D西部劇。
当初の主役はイヴォンヌ・デ・カーロが予定されたが、ヴァージニア・メイヨに交代した経緯がある。
3D映画である意味があったか疑問が残る作品ではあるが、刑務所内の囚人たちの生活などがリアルに描かれ、クライマックスの、脱獄と共に暴動に発展する展開はなかなか面白い。
何と言っても、男の刑務所に収監される女無法者を演ずるヴァージニア・メイヨの美しさは際立ち、魅力的な彼女の演技に引きつけられる。
元保安官であり、正当防衛が認められずに刑務所に入れらえるデール・ロバートソン、彼に恨みを持ち殺そうとする囚人のスティーヴン・マクナリー、ビリーと同じ監房の囚人アーサー・ハニカット、ジョージ・J・ルイス、ウィット・ビッセル、刑務所長のロバート・キース、看守のジェイ・C・フリッペン、囚人のアール・ホリマン、ガトリングガンの看守ポール・フィックスなどが共演している。
