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センチュリオン Centurion (2010)

古代ローマグレートブリテン島北部でピクト人との戦いに決着をつける命令を受けたローマ軍第9軍団”が消滅するまでを描く、主演マイケル・ファスベンダードミニク・ウェストオルガ・キュリレンコポール・フリーマン共演、監督ニール・マーシャルによる史実を基にしたドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

マイケル・ファスベンダー / Michael Fassbender / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ニール・マーシャル

製作総指揮
ポール・スミス

フランソワ・イヴェルネル
キャメロン・マクラッケン
製作
クリスチャン・コルソン

ロバート・ジョーンズ
脚本:ニール・マーシャル
撮影:サム・マッカーディ
編集:クリス・ギル
音楽:アイラン・エシュケリ

出演
クイントゥス・ダイアス:マイケル・ファスベンダー

タイタス・フラヴィウス・ウィリルス将軍:ドミニク・ウェスト
エテイン:オルガ・キュリレンコ
マクロス:ノエル・クラーク
ブリック:リアム・カニンガム
ボトス:デヴィッド・モリッシー
ユリウス・アグリコラ:ポール・フリーマン
タラク:リズ・アーメッド
タークス:JJ・フィールド
レオニダス:ディミトリー・レオニダス
アリアンヌ:イモージェン・プーツ
ゴーラコン王:ウルリク・トムセン

イギリス 映画
配給 パテ

2010年製作 97分
公開
イギリス:2010年4月23日
北米:2010年8月27日
日本:未公開
製作費 $12,000,000
北米興行収入 $123,570
世界 $6,814,790


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
西暦117年。
グレートブリテン島北部のハイランド地方で苦戦していたローマ軍は、ピクト人との長い戦いに、決着をつけよという命令を受ける。
アグリコラ総督(ポール・フリーマン)は、第9軍団のウィリルス将軍(ドミニク・ウェスト)に、ピクト人の王ゴーラコン(ウルリク・トムセン)を捕らえるよう命ずる。
そして、ピクト人の所在を知る女性エティン(オルガ・キュリレンコ)をガイドに同行させて、第9軍団は出撃する。
一方、ローマ軍センチュリオン”(百人隊長)クイントゥス・ダイアス(マイケル・ファスベンダー)は、駐屯地を襲われてゴーラコン王に捕らえられ、アグリコラ総督の計略を吐かせるための拷問を受ける。
その後、逃亡したダイアスは、第9軍団に救われる。
しかし、スパイだったエティンの裏切りで、軍団は敵の奇襲に遭い、ウィリルスは捕らえられてしまう。
軍団はほぼ全滅し、生き残ったダイアス他数名の兵士は、ウィリルスを助け出すために北へと向うのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

ジュリアス・シーザーによって創設されたと言われる、伝説の軍団”第9軍団”が、歴史上から姿を消した事実を題材にした物語。

実際の肉弾戦を思わせる、残虐な戦闘シーンなどはかなりリアルで、力感溢れる描写となっている。

本来は、軍団名になっているヒスパニア人の部隊であるが、ドラマでは生存者が各地の出身であり、ローマ帝国の勢力の大きさ地域の広さなどを強調していると思われる。

また、食料もないまま、軽装で極寒の地を生き抜く姿などで、ローマ軍兵士の逞しさなども伝わってくる。

タイトルの”センチュリオン”(百人隊長)よりも、ストレートに”第9軍団”の方がよかったのではないだろうか。
しかし、主人公は”百人隊長”だけあり、その統率力や勇気を遺憾なく発揮する。

主人公を演ずるマイケル・ファスベンダーは、瀕死の状態で、思いを寄せるピクト人女性のイモージェン・プーツの元に戻り、”魔女”と言われる彼女が、どのように対処をするか、何度も死を免れる主人公は、今回も助かる雰囲気で終わるラストもいい。

第9軍団の司令官ドミニク・ウェスト、スパイの戦士オルガ・キュリレンコ、軍団生存者ノエル・クラークリアム・カニンガムデヴィッド・モリッシーリズ・アーメッドJJ・フィールドディミトリー・レオニダス、総督ポール・フリーマン、ゴーラコン王のウルリク・トムセンなどが共演している。


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