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オリエント急行殺人事件 Murder on the Orient Express (2017)

1934年に発表された、アガサ・クリスティの小説”オリエント急行の殺人”を基に製作された作品。
オリエント急行内で起きた殺人事件の謎を解こうとする名探偵エルキュール・ポアロの活躍を描く、製作リドリー・スコット、製作、監督、主演ケネス・ブラナートム・ベイトマンペネロペ・クルスウィレム・デフォージュディ・デンチジョニー・デップジョシュ・ギャッドデレク・ジャコビレスリー・オドムJr.ミシェル・ファイファーデイジー・リドリーオリヴィア・コールマン他共演のミステリー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ジョニー・デップ / Johnny Depp 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ケネス・ブラナー
製作
リドリー・スコット
マーク・ゴードン
サイモン・キンバーグ
ケネス・ブラナー
ジュディ・ホフランド
マイケル・シェイファー
原作:アガサ・クリスティオリエント急行の殺人
脚本:マイケル・グリーン
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
編集:ミック・オーズリー
音楽:パトリック・ドイル

出演
エルキュール・ポアロ:ケネス・ブラナー
ブーク:トム・ベイトマン
ピラール・エストラバドス:ペネロペ・クルス
ゲアハルト・ハードマン:ウィレム・デフォー
ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人:ジュディ・デンチ
ジョン・カセッティ/エドワード・ラチェット:ジョニー・デップ
ヘクター・マックイーン:ジョシュ・ギャッド
エドワード・ヘンリー・マスターマン:デレク・ジャコビ
アーバスノット医師:レスリー・オドムJr.
リンダ・アーデン/キャロライン・ハバード:ミシェル・ファイファー
メアリー・デブナム:デイジー・リドリー
ピエール・ミシェル:マーワン・ケンザリ
ヒルデガルデ・シュミット:オリヴィア・コールマン
エレナ・アンドレニ伯爵夫人:ルーシー・ボイントン
ビニアミノ・マルケス:マヌエル・ガルシア=ルルフォ
ルドルフ・アンドレニ伯爵:セルゲイ・ポルーニン
ジョン・アームストロング大佐:フィル・ダンスター
ソニア・アームストロング:ミランダ・レーゾン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

2017年製作 114分
公開
北米:2017年11月10日
日本:2017年12月8日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $102,826,540
世界 $352,794,080


ストーリー
1934年、エルサレム
ベルギーの名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、聖墳墓教会で起きた盗難事件を解決する。
イスタンブール
休暇を楽しんでいたポアロは、ロンドンに向かう予定だった。
オリエント急行の重役ブーク(トム・ベイトマン)に再会したポアロは、ロンドン行きの列車に彼と同乗することになり、チケットの手配を頼む。
列車に乗車したポアロは、未亡人のキャロライン・ハバード(ミシェル・ファイファー)と言葉を交わし、アメリカ人実業家である富豪エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)の秘書ヘクター・マックイーン(ジョシュ・ギャッド)と相部屋になる。
列車には、ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)、そのメイド、ヒルデガルデ・シュミット(オリヴィア・コールマン)、オーストリア人のゲアハルト・ハードマン教授(ウィレム・デフォー)、ラチェットの執事エドワード・ヘンリー・マスターマン(デレク・ジャコビ)、ハンガリーの外交官ルドルフ・アンドレニ伯爵(セルゲイ・ポルーニン)、その妻エレナ(ルーシー・ボイントン)、アーバスノット医師(レスリー・オドムJr.)、家庭教師のメアリー・デブナム(デイジー・リドリー)、スペイン人宣教師ピラール・エストラバドス(ペネロペ・クルス)、キューバ系アメリカ人の自動車セールスマン、ビニアミノ・マルケス(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)らが乗車していた。
列車は発車し、敵が多いラチェットは、何者かからの脅迫状を受け取る。
翌日ラチェットは、脅迫状のことをポアロに話し、高給で警護を依頼するものの断られてしまう。
その夜ポアロは、ラチェットの部屋で奇妙な物音がしたことに気づき、赤いガウンを着た何者かが通路を走る姿を目撃する。
しばらくすると、雪崩で列車が脱線してしまい立ち往生する。
翌朝ポアロは、十数回刺されたラチェットが殺害されたことを知る。
雪崩に続き大問題を抱えたブークは、ポアロにこの件を調査することを依頼する。
休暇中のポアロは躊躇するもののブークに説得され、列車の見取り図を用意させる。
ポアロは、乗客に殺人事件があったことを伝えて、一人一人の聞き込みを始めるのだが・・・。


解説 評価 感想

・「オリエント急行殺人事件」(2017)
・「ナイル殺人事件」(2022)
・「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」(2023)

アガサ・クリスティの小説”オリエント急行の殺人”(1934)を基に製作された作品。

製作リドリー・スコット、製作と主演を兼ねたケネス・ブラナーが監督し、トム・ベイトマンペネロペ・クルスウィレム・デフォージュディ・デンチジョニー・デップジョシュ・ギャッドデレク・ジャコビレスリー・オドムJr.ミシェル・ファイファーデイジー・リドリーオリヴィア・コールマンなどが共演している。

オリエント急行内で起きた殺人事件の謎を解こうとする、名探偵エルキュール・ポアロの活躍を描くミステリー。

既に映画化されている有名な物語りであるため、犯人や結末を知りながら観るという方がほとんどだと思うが、豪華スター競演と、そのそれぞれの個性を生かしたケネス・ブラナーの重厚な演出により、見応えある作品に仕上がっている。

オリエント急行とその旅を再現した、美しい映像が印象に残る。

北米興行収入は約1億ドル、全世界では約3億5300万ドルのヒットとなり、ラストでも分かるように、続編の「ナイル殺人事件」(2022)、さらに「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」(2023)が製作された。

謎の事件解決する主人公エルキュール・ポアロを好演するケネス・ブラナー、その友人であえうオリエント急行の重役トム・ベイトマン、誘拐殺人事件が起きたアームストロング家の看護師だったスペイン人宣教師ペネロペ・クルスオーストリア人の大学教授に扮する、アームストロング家のメイドだったスザンヌの恋人ウィレム・デフォー、誘拐殺害されるアームストロングの娘の名付け親である公爵夫人ジュディ・デンチ、そのメイドでアームストロング家の料理人だったオリヴィア・コールマン、アームストロング事件の犯人であるアメリカ人の実業家で殺害されるジョニー・デップ、その秘書で、父親がスザンヌの逮捕を勧めた検察官だったジョシュ・ギャッド、ラチェット(ジョニー・デップ)の執事で、アームストロングに仕えたデレク・ジャコビ、元陸軍狙撃兵で、アームストロングのおかげで医師になれたレスリー・オドムJr.、その恋人で、アームストロングの娘の家庭教師だったデイジー・リドリー、殺人を企んだ未亡人で、アームストロングの妻の母親ミシェル・ファイファー、車掌でスザンヌの弟だったマーワン・ケンザリ、アームストロングの妻の妹で伯爵夫人のルーシー・ボイントン、その夫である伯爵セルゲイ・ポルーニン、アームストロング家の運転手だった車のセールスマン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、アームストロング夫妻フィル・ダンスターミランダ・レーゾンなどが共演している。


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