アーサー王伝説を基に円卓の騎士”ランスロット”と王妃”グィネヴィア”の恋を描く、製作、監督、脚本、主演コーネル・ワイルド、ジーン・ウォレス、ブライアン・アハーン、ジョージ・ベイカー他共演のファンタジー・アドベンチャー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:コーネル・ワイルド
製作
コーネル・ワイルド
バーナード・ルーバー
脚本
リチャード・シェイヤー
ジェファーソン・パスカル(コーネル・ワイルド)
撮影:ハリー・ワックスマン
編集:フレデリック・ウィルソン
音楽:ロン・グッドウィン
出演
ランスロット:コーネル・ワイルド
グィネヴィア:ジーン・ウォレス
アーサー王:ブライアン・アハーン
ガウェイン:ジョージ・ベイカー
ラモラック:アーチー・ダンカン
レディ・ヴィヴィアン:エイドリアン・コリ
モルドレッド:マイケル・ミーチャム
トーズ:アイアン・グレゴリー
マーリン:マーク・ディグナム
ダゴネット:レジナルド・ベックウィス
ベディヴィア:ジョン・バリー
ガレス:リチャード・ソープ
ケイ:ジョセフ・トメルティ
リアン:グレアム・スターク
アメリカ/イギリス 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1963年製作 116分
公開
イギリス:1963年6月2日
北米:1963年6月5日
日本:1963年10月25日
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
キャメロット。
アーサー王(ブライアン・アハーン)は、円卓の騎士ランスロット(コーネル・ワイルド)を最も信頼していた。
ランスロットが現れないことを気にするアーサー王は、ガウェイン(ジョージ・ベイカー)から、体中泡だらけの彼は疫病だと言われ、魔術師マーリン(マーク・ディグナム)の意見を聞こうとする。
そこに現れたランスロットは、泡について説明し、入浴やヒゲを剃るためのもので、マーリンにもらったことを伝える。
”ソープ”という名前であることを知ったアーサー王は納得し、カメリアードのレオデグランス王の娘グィネヴィア(ジーン・ウォレス)に結婚を申し込んだことを皆に話す。
使者トーズ(アイアン・グレゴリー)が到着し、アーサー王に対し、レオデグランス王がブリテン王とは認めていないことを伝える。
アーサー王は憤慨してその場は騒ぎになり、ランスロットは、トーズは王の伝言を伝えただけだと言ってその場を鎮める。
レオデグラン王の伝言をランスロットに読ませたアーサー王は、戦士を選んで使者と共に戻り、騎士ドージャックと戦わせるという決闘裁判を提案する内容を確認する。
アーサー王は、自分が選んだ戦士が勝てば王位と結婚を認めることを知り、それをランスロットに任せる。
トーズと共にカメリアードに向かったランスロットは、レオデグランス王と共に戦いを見守る美しいグィネヴィアに惹かれてしまう。
ドージャックとの戦いが始まり、劣勢のランスロットは反撃して相手を倒す。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ブリトンの君主となったアーサー王は、カメリアード王の娘グィネヴィアを王妃として迎える。
円卓の騎士ランスロットは、美しいグィネヴィアに惹かれてしまう。
グィネヴィアも、護衛となったランスロットに惹かれ、2人は愛し合うようになり密会を繰り返す。
それが噂になり困惑するランスロットは、ラモラックの提案でフランスに向かうことにするのだが、王座を狙うモルドレッドの謀略により窮地に立たされる・・・。
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製作、監督、脚本を兼ねるコーネル・ワイルドが自ら主演した意欲作であり、更には、当時の彼の妻であるジーン・ウォレスがヒロインを演じたことで話題になった作品。
コーネル・ワイルドは、脚本家として使っている”ジェファーソン・パスカル”名で脚本にクレジットされている。
アーサー王伝説を基に、円卓の騎士”ランスロット”と王妃”グィネヴィア”の恋を描く物語。
大筋では恋愛物語ではあるが、スケール感ある戦いのシーンが何度も登場し、ファンタジックなアドベンチャー・アクションとしても楽しめる内容となっている。
主演のコーネル・ワイルドは、王妃を愛してしまい、敬愛するアーサー王を裏切る行為に苦しみながら王国に仕える円卓の騎士を熱演している。
主人公ランスロットと永遠の愛を誓いながら最後には身を引く、王妃グィネヴィアを演ずるジーン・ウォレスの際立つ美しさは印象に残る。
アーサー王のブライアン・アハーン、円卓の騎士ガウェインのジョージ・ベイカー、ラモラックのアーチー・ダンカン、ダゴネットのレジナルド・ベックウィス、ベディヴィアのジョン・バリー、ガレスのリチャード・ソープ、ケイのジョセフ・トメルティ、トーズのアイアン・グレゴリー、王位を狙うモルドレッドのマイケル・ミーチャム、彼と手を組むレディ・ヴィヴィアンのエイドリアン・コリ、魔術師マーリンのマーク・ディグナム、他グレアム・スタークなどが共演している。