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スター・トレック BEYOND Star Trek Beyond (2016)

ジーン・ロッデンベリー原案のテレビ・シリーズ「スタートレック」の劇場版映画のリブート・シリーズ第3作。
強大な威力を持つ古代の兵器を奪い人類に襲いかかる謎のエイリアンと戦うU.S.S.エンタープライズの艦長カークとクルーの活躍を描く、製作J・J・エイブラムス、製作、監督ジャスティン・リン、主演クリス・パインザカリー・クイントカール・アーバンゾーイ・サルダナサイモン・ペグジョン・チョーアントン・イェルチンイドリス・エルバソフィア・ブテラ他共演のSF超大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:ジャスティン・リン

製作
J・J・エイブラムス
ロベルト・オーチー
リンジー・ウェバー
ジャスティン・リン
製作総指揮
ジェフリー・チャーノフ
デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ
トミー・ハーパー
原作:ジーン・ロッデンベリースタートレック
脚本
サイモン・ペッグ
ダグ・ユング
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
編集
ケリー・マツモト
ディラン・ハイスミス
グレッグ・ダウリア
スティーヴン・スプラング
音楽:マイケル・ジアッチーノ

出演
ジェームズ・T・カーク:クリス・パイン
スポック:ザカリー・クイント
レナード・マッコイ:カール・アーバン
ニヨータ・ウフーラ:ゾーイ・サルダナ
モンゴメリー・スコット:サイモン・ペッグ
ヒカル・スールー:ジョン・チョー
パヴェル・チェコフ:アントン・イェルチン
クラール/バルタザール・エディソン:イドリス・エルバ
ジェイラ:ソフィア・ブテラ
マナス/アンダーソン:ジョー・タスリム
カラーラ/ジェシカ・ウルフ:リディア・ウィルソン
エイリアン原語翻訳機の声:サラ・フォースバーグ
キーンザー:ディープ・ロイ
シル少尉:メリッサ・ロクスバーグ
パリス准将:ショーレ・アグダシュルー
フィネガン中佐:グレッグ・グランバーグ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2016年製作 122分
公開
北米:2016年7月22日
日本:2016年10月21日
製作費 $185,000,000
北米興行収入 $158,804,500
世界 $343,471,820


アカデミー賞
第89回アカデミー賞

・ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
宇宙歴2263.2.
5年間の深宇宙探査の任務に就いて996日、U.S.S.エンタープライズ艦長ジェームズ・タイベリアス・カーク(クリス・パイン)は惑星ティーナックスに到着し、”フィボナン共和国”の代理人として和平協定のための交渉を始める。

フィボナン側から預かった古代の兵器である”遺物”を贈ろうとしたカークだったが、相手を盗人呼ばわりするティーナックスの代表団に襲われる。

機関士モンゴメリー・スコット(サイモン・ペグ)に転送を指示したカークは、エンタープライズに戻る。

副官のスポック(ザカリー・クイント)と医師レナード・マッコイ(カール・アーバン)に迎えられたカークは、和平交渉は決裂したことを伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「スター・トレック」(1979)
・「スタートレックII カーンの逆襲」(1982)
・「スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!」(1984)
・「スタートレックIV 故郷への長い道」(1986)
・「スタートレックV 新たなる未知へ」(1989)
・「スタートレックVI 未知の世界」(1991)

・「スタートレックVII ジェネレーションズ」(1994)
・「スタートレックVIII ファーストコンタクト」(1996)
・「スタートレックIX 叛乱」(1998)
・「スター・トレックX ネメシス」(2002)

・「スター・トレック」(2009)
・「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013)
・「スター・トレック BEYOND」(2016)

*(簡略ストー リー)
宇宙歴2263.2.
5年間の深宇宙探査の任務に就いていたU.S.S.エンタープライズ艦長ジェームズ・タイベリアス・カークは、古代の兵器である”遺物”を持参して和平交渉を始める。
ある惑星で交渉が決裂したカークは、物資補給のために巨大宇宙ステーション”ヨークタウン”に向かう。
その後、船籍不明のポッドで現れたエイリアンのカラーラから助けを求めららたカークは、パリス提督の命令で、副官のスポックらクルーと共に惑星”アルタミッド”に向かう。
しかし、クラール率いる小型機の編隊に攻撃されたエンタープライズは致命的な損害を受け、カークはクルーを脱出させる。
エンタープライズはアルタミッドに墜落し、無事だったカークはクルーを捜し、クラールの目的を知ろうとするのだが・・・。
__________

前2作の監督であるJ・J・エイブラムスは、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015)の製作のために監督を降板し(製作は担当)、「ワイルド・スピード」シリーズのメガホンを取ったジャスティン・リンが監督を務めた。

また、公開前年の2015年に亡くなったレナード・ニモイと、公開4か月前に事故死したアントン・イェルチンに捧げられた作品でもある。

クライマックスで、スポックが、亡くなったスポック大使の遺品を確認する場面があるのだが、レナード・ニモイに敬意を表し、ウィリアム・シャトナー他、初期シリーズのエンタープライズのクルーの写真を使用している粋な演出がファンには嬉しい。

モンゴメリー・スコット役のサイモン・ペッグが脚本を担当しているのも注目で、彼を含め、クルーの活躍が分散され、協力態勢による驚異と危機に対する戦いの勝利が強調されている。

第89回アカデミー賞では、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。

興行収入は北米で約1億5900万ドル、全世界では約3億4400万ドルの大ヒットとはなるものの、前作に比べて大幅減となった。
*「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013)
北米興行収入 $228,778,661
世界 $467,365,246

他のクルーの活躍を邪魔することなく要所要所で存在感を発揮するジェームズ・T・カークを熱演するクリス・パイン、カークと共に将来を考えて悩みながら任務に就くスポック役のザカリー・クイント、負傷するスポックの補佐役として共に戦うレナード・マッコイのカール・アーバン、スポックとの愛を諦めかけながら任務に就くニヨータ・ウフーラのゾーイ・サルダナ、かなり重要な役柄として奮闘するモンゴメリー・スコットのサイモン・ペッグ、頼りになるパイロットのヒカル・スールー役ジョン・チョー、本作が
最後であることが残念なパヴェル・チェコフのアントン・イェルチン、宇宙艦隊の艦長であり突然変異のエイリアンのリーダー、イドリス・エルバ、主人公らに協力するエイリアンのソフィア・ブテラ、クラール(イドリス・エルバ)の部下ジョー・タスリム、同じく主人公らを罠にかけるリディア・ウィルソン、エイリアン原語翻訳機の声サラ・フォースバーグ、スコットの助手キーンザーのディープ・ロイ、カークから遺物を渡される部下のメリッサ・ロクスバーグ、巨大宇宙ステーション”ヨークタウン”の司令官パリス准将のショーレ・アグダシュルー、その部下グレッグ・グランバーグなどが共演している。


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