ギリシャ神話の英雄ヘラクレスと仲間達の命を懸けの戦いを描く、製作、監督ブレット・ラトナー、主演ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ジョン・ハート、ルーファス・シーウェル、アクセル・ヘニー、ジョセフ・ファインズ、レベッカ・ファーガソン他共演のアクション・アドベンチャー。 |
・ドウェイン・ジョンソン / Dwayne Johnson / Pinterest
・レベッカ・ファーガソン / Rebecca Ferguson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ブレット・ラトナー
製作
ボー・フリン
バリー・レヴィン
ブレット・ラトナー
製作総指揮
ロス・ファンガー
ジェシー・バーガー
ピーター・バーグ
サラ・オーブリー
原作:スティーヴ・ムーア”Hercules: The Thracian Wars”
脚本
ライアン・J・コンダル
エヴァン・スピリオトポウロス
撮影:ダンテ・スピノッティ
編集
マーク・ヘルフリッチ
ジュリア・ウォン
音楽:フェルナンド・ベラスケス
出演
ヘラクレス:ドウェイン・ジョンソン
アムピアラオス:イアン・マクシェーン
コテュス王:ジョン・ハート
アウトリュコス:ルーファス・シーウェル
テュデウス:アクセル・ヘニー
アタランテ:イングリッド・ボルゾ・ベルダル
イオラオス:リース・リッチー
エウリュステウス王:ジョセフ・ファインズ
レーソス:トビアス・ザンテルマン
シタクレス:ピーター・ミュラン
ユージニア:レベッカ・ファーガソン
アリウス:アイザック・アンドリュース
メガラー:イリーナ・シェイク
アメリカ 映画
配給
MGM
パラマウント・ピクチャーズ
2014年製作 98分
公開
北米:2014年7月25日
日本:2014年10月24日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $72,688,610
世界 $226,788,610
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
全能の神ゼウスとティリンスの王妃アルクメネの間に、半神半人の子ヘラクレスが生まれる。
ゼウスの王妃ヘラはそれを許せず、ヘラクレスを抹殺しようとするものの、偉大なる神の子は、放たれた毒蛇を殺してしまう。
成長したヘラクレスは、神々に”12の難業”を課され、襲い掛かる敵を次々と倒す。
紀元前358年、ギリシャ北部、マケドニア沿岸。
ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)は、戦いの仲間達、預言者アムピアラオス(イアン・マクシェーン)、戦略家のアウトリュコス(ルーファス・シーウェル)、凶暴な戦士テュデウス(アクセル・ヘニー)、女戦士アタランテ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)らと共に、捕らえられていた甥のイオラオス(リース・リッチー)を救い出す。
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■ 解説 評価 感想 ■
*(簡略ストー リー)
全能の神ゼウスと人間の間に生れた半神半人のヘラクレスは、神々に”12の難業”を課された後、傭兵となり、仲間達と戦いの旅を続けていた。
紀元前358年、トラキアのコテュス王の娘ユージニアから、内戦を鎮めてほしいと頼まれたヘラクレスらは、それを引き受けて宮殿に向い、農民と商人を兵士として鍛える。
訓練を終えぬまま出撃したためヘラクレスらは損害を出すものの、反乱者レーソスを捕らえ宮殿に戻る。
ところが、今回の戦いは、ギリシャ全土を支配しようとするコテュスと、ミケーネとティリンスの王エウリュステウスの謀略であったことを、ヘラクレスは知ることになる・・・。
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2008年に発表された、スティーヴ・ムーアのグラフィック・ノベル”Hercules: The Thracian Wars”を基に製作された作品。
同年1月に公開された「ザ・ヘラクレス」(2014)に続き、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを主人公にしたアクション・アドベンチャーの大作。
全能の神ゼウスとティリンスの王妃アルクメネの間に、半神半人の子として生れたヘラクレスの出生について語られる部分が同じだけであるため、内容は全く異なる二作を比較する必要はない。
本作は、ヘラクレスの英雄伝説自体が信実かどうかというところと、家族を自分の手で殺してしまった可能性があることで苦悩する主人公の心の葛藤なども描いている。
また、傭兵として共に戦う頼もしい仲間達のキャラクターが実に興味深く描かれ、主人公ヘラクレスの引き立て役以上に、ドラマに厚みを加えている。
製作費に1億ドルをかけ、北米興行収入は約7300万ドルに終わったものの、全世界では約2億2700万ドルの大ヒットとなった。
主演のドウェイン・ジョンソンは、その巨体と圧倒的存在感で、伝説の英雄ヘラクレスを熱演している。
少々ユーモラスな役柄を演じ作品にアクセントを加える、ヘラクレスの仲間、予言者アムピアラオスのイアン・マクシェーン、暴君であるトラキアの王コテュスのジョン・ハート、ヘラクレスの仲間で戦略家アウトリュコスのルーファス・シーウェル、狂暴な戦士テュデウスのアクセル・ヘニー、女戦士アタランテのイングリッド・ボルゾ・ベルダル、ヘラクレスの甥イオラオスのリース・リッチー、ヘラクレスを利用するミケーネとティリンスの王エウリュステウスのジョセフ・ファインズ、暴君コテュスに対し反乱を起こすレーソスのトビアス・ザンテルマン、トラキアの将軍ピーター・ミュラン、コテュスの娘である王女レベッカ・ファーガソン、その息子アイザック・アンドリュース、ヘラクレスの妻メガラーのイリーナ・シェイクなどが共演している。