児童文学作家ヒュー・ロフティングが発表した(1920年~)「ドリトル先生」シリーズを基に製作された作品。 動物と話せる才能を封じ込められた少年が優秀な医師となり仕事や金目当ての生活を捨て家族や動物達に尽くす医師になるまでを描く、監督ベティ・トーマス、主演エディ・マーフィ、オジー・デイヴィス、オリヴァー・プラット、ピーター・ボイル他共演のハートフル・コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ベティ・トーマス
製作
ジョン・デイヴィス
デヴィッド・T・フレンドリー
ジョセフ・M・シンガー
スー・バデン=パウエル
製作総指揮:ジェノ・トッピング
原作:ヒュー・ロフティング”ドリトル先生シリーズ”
脚本
ナット・モールディン
ラリー・ レヴィン
撮影:ラッセル・ボイド
音楽:リチャード・ギブス
出演
エディ・マーフィ:ジョン・ドリトル
オジー・デイヴィス:アーチャー・ドリトル
オリヴァー・プラット:マーク・ウェラー医師
ピーター・ボイル:キャロウェイ
リチャード・シフ:ジーン”ジェノ”レイス医師
クリステン・ウィルソン:リサ・ドリトル
ジェフリー・タンバー:フィッシュ医師
ポール・ジアマッティ:ブレイン
カイラ・プラット:マヤ・ドリトル
レイヴン=シモーネ:シャリース・ドリトル
スティーヴン・ギルボーン:リヴァック医師
エリック・トッド・デラムス:ジェレミー
ノーム・マクドナルド:犬のラッキー
アルバート・ブルックス:トラのジェイク
クリス・ロック:ハムスターのロドニー
レニー・サントーニ:ネズミ1
ジョン・レギザイモ:ネズミ2
ジェナ・エルフマン:フクロウ
フィル・プロクター:酔いどれサル
ジュリー・カヴナー:ハト(メス)
ギャリー・シャンドリング:ハト(オス)
エレン・デジェネレス:ジョンの子供時代の飼い犬
ブライアン・ドイル=マーレイ:年老いたビーグル犬
ギルバート・ゴットフィールド:はしゃぎ過ぎの犬
ポール・ルーベンス:アライグマ
ジョナサン・リプニッキ:トラ子供
アメリカ 映画
配給
20世紀FOX
Davis Entertainment
1998年製作 84分
公開
北米:1998年6月26日
日本:1998年12月19日
製作費 $71,500,000
北米興行収入 $144,156,460
世界 $294,456,610
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
動物達と会話ができる能力を持つジョン・ドリトル少年は、それを心配する父アーチャー・ドリトル(オジー・デイヴィス)に悪魔払いまでさせられる。
しかし、それが効き目もなく、アーチャーはジョンから動物を遠ざけてしまう。
それ以来ジョンは動物と話すのを止め、やがてどこにでもいる普通の大人に成長する。
サンフランシスコ。
医者になったジョン(エディ・マーフィ)は、妻リサ(クリステン・ウィルソン)とマヤ(カイラ・プラット)、シャーリース(レイヴン=シモーネ)の娘2人と、何不自由ない生活を送っていた。
週末にキャンプに行く予定だったドリトル一家だったが、ジョンは急に仕事が入り、家族を先に送り出して、翌日、合流することになる。
その夜、病院に呼び出された帰り道、ジョンは犬を車で轢いてしまい、その犬は何事もなく立ち上がるが、ジョンに話しかけて立ち去っていく。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ。
少年時代に、動物達と会話ができる能力を持ったジョン・ドリトルは、それを心配する父に、動物から離されてしまう。
それ以来、動物との会話を止めて成長したジョンは医師となり、妻リサと娘2人とで幸せな生活を送っていた。
ある日の夜、ジョンは車で犬を轢いてしまうものの、その犬は何事もなく立ち上がり、彼に話しかけて去って行く。
その事件をきっかけに、ジョンは子供時代の能力を取り戻してしまう。
それ以後、突然、動物に関わるようになったジョンだったが、彼の評判を聞き、動物達が大挙して押し寄せてきてしまう・・・。
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レックス・ハリソン主演のミュージカル映画、「ドリトル先生不思議な旅」(1967)のリメイクではないが、同じ構想の作品。
監督ベティ・トーマスは、過激な言動の動物なども含め、愛くるしい動物達の表情などを細やかに描写し、女性らしく、ほのぼのとした雰囲気の作品に仕上げている。
2001年には続編「ドクター・ドリトル2」と、その後も、成長した主人公の次女カイラ・プラットが活躍する作品3作(合計5作)が製作された。
今回は、あまり下品ではないエディ・マーフィの芸達者振りもさることながら、自殺志願のトラ、生意気なハムスター、口の悪い犬など、100種類以上の動物達の、特撮も駆使した見事な”演技”は見もので、動物好きにはたまらない作品となっている。
1990年代に入り、やや人気に陰りが出てきていたエディ・マーフィが、「ナッティ・プロフェッサー」(1996)で久々の大ヒット作となり、本作も全世界で3億ドルに迫る興行収入を記録した。
*北米興行収入 $144,156,460
動物達と話せる息子の才能を封じ込めるが、孫娘のために動物達との触れ合いに目覚めるオジー・デイヴィス、私利私欲で病院合併を進めようとする、同僚医師役のオリヴァー・プラットとリチャード・シフ、合併を提案する会社社長のピーター・ボイル、主人公の美しい妻クリステン・ウィルソン、娘カイラ・プラットとレイヴン=シモーネ、そして嫌味な精神科医ポール・ジアマッティなどが共演している。
また、動物達の声の出演者の、豪華な顔ぶれも話題になった。
ノーム・マクドナルド:犬のラッキー
アルバート・ブルックス:トラのジェイク
クリス・ロック:ハムスターのロドニー
レニー・サントーニ:ネズミ1
ジョン・レギザイモ:ネズミ2
ジェナ・エルフマン:フクロウ
フィル・プロクター:酔いどれサル
ジュリー・カヴナー:ハト(メス)
ギャリー・シャンドリング:ハト(オス)
エレン・デジェネレス:ジョンの子供時代の飼い犬
ブライアン・ドイル=マーレイ:年老いたビーグル犬
ギルバート・ゴットフィールド:はしゃぎ過ぎの犬
ポール・ルーベンス:アライグマ
ジョナサン・リプニッキ:トラ子供