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グランド・キャニオンの対決 Edge of Eternity (1959)

グランド・キャニオンの金鉱山で起きた殺人事件解決を任された保安官補の執念の捜査を描く、監督ドン・シーゲル、主演コーネル・ワイルドによる犯罪サスペンス・アクション。

■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ドン・シーゲル

製作:ケンドリック・スウィート
原案
ベン・マークソン
カート・スウェンソン
脚本
リチャード・J・コリンズ
カート・スウェンソン
撮影:バーネット・ガフィ
音楽:ダニエル・アンフィシアトロフ

出演
レス・マーティン:コーネル・ワイルド
ジャニス・ケンドン:ヴィクトリア・ショウ
スコッティ・オブライエン:ミッキー・ショーネシー
エドワーズ保安官:エドガー・ブキャナン
ボブ・ケンドン:ライアン・ガーリック
ビル・ウォード:ジャック・イーラム
ジム・ケンドン:アレクサンダー・ロックウッド
イーライ:トム・ファデン
サム・ホートン:ウェンデル・ホームズ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1959年製作 80分
公開
北米:1959年11月2日
日本:1959年12月25日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
アリゾナ州、グランド・キャニオン
保安官補のレス・マーティン(コーネル・ワイルド)は、金鉱山主ケンドン(アレクサンダー・ロックウッド)の娘ジャニス(ヴィクトリア・ショウ)が車で暴走していたために追い詰める。
その間に鉱山の管理人事務所で殺人事件が発生し、マーティンは事件捜査を保安官から命ぜられる。
聞き込みを始めたマーティンは、鉱山で若い作業員が姿を消したことを知る。
そんなマーティンは、酔ったジャニスの弟ボブ(ライアン・ガーリック)を家に送り、彼女を誘い親交を深める。
事件の進展はないままマーティンは捜査を続けるが、殺された男性が鉱山の副社長だと分かり、事件は意外な方向に向かう・・・。


解説 評価 感想

1950年代のドン・シーゲルによる犯罪アクションということで注目の作品。

当時を考えるとかなりスケール感のあるアクションが楽しめる作品で、1960年以降のスパイ映画、特に”007シリーズ”に影響を与えたようにも思える。

グランド・キャニオンの雄大な景色を十分に活かした、名カメラマン、バーネット・ガフィの撮影は必見の価値あり。

逆に言うと、その舞台設定や殺人事件を除けばそれほど大袈裟な内容でもない。
しかし、それ故にドン・シーゲルのスピード感ある演出や映像が際立ち、今観てもそれほど古臭さを感じない。

辛い過去がありながら力強く生きる逞しさを兼ね備えた保安官補コーネル・ワイルド、荒廃した原野に咲く一輪の花のような美しさが際立つ鉱山主の娘ヴィクトリア・ショウ、バーのオーナーで事件の黒幕ミッキー・ショーネシー、保安官エドガー・ブキャナン、鉱山作業員ジャック・イーラム、鉱山主アレクサンダー・ロックウッドとその息子ライアン・ガーリック、管理人トム・ファデンなどが共演している。


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