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黄金のアデーレ 名画の帰還 Woman in Gold (2015)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

オーストリアの至宝と言われた名画である、グスタフ・クリムトの”アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I”の正当な所有者であることを主張し返還を求めたマリア・アルトマンと弁護士E・ランドル・シェーンベルクの信念を貫く行動を描く、製作総指揮、監督サイモン・カーティス、主演ヘレン・ミレンライアン・レイノルズダニエル・ブリュールケイティ・ホームズ他共演の実録ドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:サイモン・カーティス
製作
デヴィッド・M・トンプソン
クリス・サイキエル
製作総指揮
クリスティーン・ランガン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
サイモン・カーティス
ロバート・ワラク
ネギーン・ヤズディ
レン・ブラヴァトニック
エド・ウェザレッド
アラン・イェントープ
エド・ルービン
ティム・ジャクソン
原案
E・ランドル・シェーンベルク
マリア・アルトマン
脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル
撮影:ロス・エメリー
編集:ピーター・ランバート
音楽
マーティン・フィップス
ハンス・ジマー

出演\
マリア・アルトマンヘレン・ミレン
E・ランドル・シェーンベルクライアン・レイノルズ
フベルトゥス・チェルニンダニエル・ブリュール
パム・シェーンベルク:ケイティ・ホームズ
マリア・アルトマン(若年期):タチアナ・マスラニー
フレデリック“フリッツ”アルトマン:マックス・アイアンズ
シャーマン:チャールズ・ダンス
フローレンス=マリー・クーパー判事:エリザベス・マクガヴァン
ウィリアム・レンキスト判事:ジョナサン・プライス
バーバラ・シェーンベルクフランシス・フィッシャー
アデーレ・ブロッホ=バウアー:アンチュ・トラウェ
グスタフ・クリムトモーリッツ・ブライブトロイ
フェルディナント・ブロッホ=バウアー:ヘンリー・グッドマン
ドライマン:ユストゥス・フォン・ドホナーニ
ハインリッヒ:トム・シリング
ロナルド・ローダーベン・マイルズ
スタン・グールド:ロルフ・サクソン
グスタフ・ブロッホ=バウアー:アラン・コーデュナー
テレーズ・ブロッホ=バウアー:ニーナ・クンツェンドルフ

イギリス/アメリカ 映画
配給
BBC Films(イギリス)
ワインスタイン・カンパニー(北米)
2015年製作 109分
公開
イギリス:2015年4月10日
北米:2015年4月1日
日本:2015年11月27日
製作費 $11,000,000
北米興行収入 $33,307,790
世界 $61,619,770


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1907年、オーストリア=ハンガリー帝国
画家グスタフ・クリムトモーリッツ・ブライブトロイ)は、アデーレ・ブロッホ=バウアー(アンチュ・トラウェ)の肖像画を描く。

クリムトから集中していないようだと言われたアデーレは、いろいろ心配事があと答え、将来のことが・・・と伝える。

1998年、ロサンゼルス
ナチス・ドイツによるアンシュルス/オーストリア併合後にアメリカに移ったユダヤ人マリア・アルトマンヘレン・ミレン)は、波乱の人生を共にした姉ルイーゼの葬儀を済ませる。

家族ぐるみの付き合いである、マリアと同じくオーストリアから移住したバーバラ・シェーンベルクフランシス・フィッシャー)に参列してくれたことを感謝したマリアは、彼女の息子が弁護士であることを確認する。
...全てを見る(結末あり)

 


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1998年、ロサンゼルス
ナチス・ドイツによるアンシュルス/オーストリア併合後にアメリカに移ったユダヤ人マリア・アルトマンは、亡くなった姉ルイーゼの遺品の中から、ある手紙を見つける。
グスタフ・クリムトの描いた叔母アデーレの肖像画などを含む美術品を、叔母の死後、美術館に寄贈するというのが彼女の遺言だったのだが、それを確認した者は誰もいないというウィーンの弁護士からの手紙だった。
友人バーバラの息子で、弁護士のE・ランドル・シェーンベルクに相談したマリアは、オーストリアの至宝と言われるアデーレの肖像画”ウーマン・イン・ゴールド”の返還を求めようとする。
妻子を抱えようやく法律事務所に就職できたランドルは、マリアの人柄に惹かれて調査を始め、”ウーマン・イン・ゴールド”が1億ドル以上の価値がある絵だと知り、事務所の許可を得て返還の訴えが再審理されるウィーンに向かおうとする。
同行を求められたマリアは、かつて家族や友人を失ったアンシュルス時代のことを思うと、その気にはなれなかった。
ランドルに説得されたマリアは、かつての想いを胸に祖国オーストリアに向かうのだが・・・。
__________

オーストリアの至宝と言われ、正当な持ち主として判断されたマリア・アルトマンの元に返還され、実業家である美術品収集家のロナルド・ローダーが、当時の最高価格1億3500万ドルで購入したことで話題になった、グスタフ・クリムトの”アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I”を巡る実話を基にした作品。

一通の手紙から、不可能に近い、収奪された名画の返還の可能性を探る老婦人と若い弁護士の苦悩、その行動力と信念を貫く姿を描く、製作総指揮を兼ねるサイモン・カーティスの繊細且つ力強い演出が見どころの作品。

それに加え、ユダヤ人富豪一家の優雅な生活や、アンシュルスオーストリア併合)当時のウィーンの情勢、ナチによる迫害が激化していく様子などが丁寧に描かれている。

主人公が想いだすフラッシュバックの、彩度を落とした映像も実に美しい。

残念ながら、本作の撮影3年前に94歳で亡くなったマリア・アルトマンを演ずるヘレン・ミレンは、激動の時代を生き抜き自由を求めた地で質素に暮らしながらも、良家に育った気品を漂わせる女性を好演している。
設定は80歳を超える女性なのだが、60代後半くらいにしか見えない。
それは別として、主人公の勝ち気で好奇心旺盛な性格を見事に表現し、また、その美しさが印象に残る。

主人公の人柄に惹かれ彼女を支える弁護士E・ランドル・シェーンベルクを熱演するライアン・レイノルズ、二人に協力するウィーンの雑誌記者フベルトゥス・チェルニンダニエル・ブリュールランドルの妻ケイティ・ホームズ、主人公の若年期タチアナ・マスラニー、その夫マックス・アイアンズ、弁護士事務所の経営者チャールズ・ダンスフローレンス=マリー・クーパー判事のエリザベス・マクガヴァン最高裁主席判事ウィリアム・レンキストジョナサン・プライスランドルの母バーバラ・シェーンベルクフランシス・フィッシャー、”ウーマン・イン・ゴールド”のモデルである主人公の叔母アデーレのアンチュ・トラウェ、その夫である主人公の叔父ヘンリー・グッドマン、主人公の両親アラン・コーデュナーニーナ・クンツェンドルフベルベデーレ美術館側の代表ユストゥス・フォン・ドホナーニグスタフ・クリムトモーリッツ・ブライブトロイ、主人公の家族を監視する親衛隊の兵士トム・シリング、”ウーマン・イン・ゴールド ”を購入するロナルド・ローダーベン・マイルズベルベデーレ美術館側のアメリカの弁護士ロルフ・サクソンなどが共演している。


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