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ラインの監視 Watch on the Rhine (1943)

1941年に上演された、リリアン・ヘルマンの戯曲”Watch on the Rhine”をダシール・ハメットが脚色した作品。
ナチ運動家の一家に迫る危機を描く、製作ハル・B・ウォリス、監督ハーマン・シュムリン、主演ベティ・デイヴィスポール・ルーカスルシル・ワトソンジェラルディン・フィッツジェラルドジョージ・クールリスビューラ・ボンディドナルド・ウッズ他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

ベティ・デイヴィス / Bette Davis / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ハーマン・シュムリン
製作:ハル・B・ウォリス
原作:リリアン・ヘルマンWatch on the Rhine”(戯曲)
脚本:ダシール・ハメット
撮影
メリット・B・ガースタッド
ハル・モーア
編集:ルディ・ファー
音楽:マックス・スタイナー

出演
サラ・ミュラー=ファレリー:ベティ・デイヴィス
カート・ミュラー:ポール・ルーカス
ファニー・ファレリー:ルシル・ワトソン
マーサ・ド・ブランコビス伯爵夫人:ジェラルディン・フィッツジェラルド
テック・ド・ブランコビス伯爵:ジョージ・クールリス
アニス:ビューラ・ボンディ
デヴィッド・ファレリー:ドナルド・ウッズ
ジョシュア・ミュラー:ドナルド・ブカ
バベット・ミュラー:ジャニス・ウィルソン
ボードー・ミュラー:エリック・ロバーツ
フィリ・フォン・ラメ男爵:ヘンリー・ダニエル
ブレッカー:カート・カッチ
ホレス:クラレンス・ミューズ
メリー・シーウェル:メアリー・ヤング
列車のイタリア人:アンソニー・カルーソ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1943年製作 114分
公開
北米:1943年8月27日
日本:1946年3月28日
製作費 $1,099,000
北米興行収入 $2,149,000
世界 $3,392,000


アカデミー賞
第16回アカデミー賞
・受賞
主演男優賞(ポール・ルーカス
・ノミネート
作品
助演女優(ルシル・ワトソン
脚色賞


ストーリー
1940年、メキシコ
ドイツ人のエンジニアであるクルト・ミュラー(ポール・ルーカス)とアメリカ人の妻サラ(ベティ・デイヴィス)は、子供たちジョシュア(ドナルド・ブカ)、バベット(ジャニス・ウィルソン)、ボードー(エリック・ロバーツ)と共に国境を越えてワシントンD.C.に向かう。
クルトは、反ファシスト活動家でありナチの台頭に対抗し、亡命を希望したのだった。
サラの実家を訪ねるつもりの一家は、迎えに来たサラの弟デヴィッド・ファレリー(ドナルド・ウッズ)と共に屋敷に向かう。
17年ぶりに実家に戻ったサラは、母ファニー(ルシル・ワトソン)との再会を喜ぶ。
屋敷に滞在するルーマニア人のテック・ド・ブランコビス伯爵(ジョージ・クールリス)は、不仲のアメリカ人である妻マーサが、デヴィッドと関係していることに気づいていた。
そんなテックは、クルトが反ナチ運動の指導者であることに気づき、ドイツ大使館のフィリ・フォン・ラメ男爵(ヘンリー・ダニエル)と共謀し、彼の目的を探ろうとするのだが・・・。


解説 評価 感想

ナチ運動を題材としたリリアン・ヘルマンの戯曲”Watch on the Rhine”を、彼女のパートナーであるダシール・ハメットが脚色した作品。

撮影が始まったのは”真珠湾攻撃”の半年後であり、ヨーロッパでは戦火が激化していたため、戦争プロパガンダ映画として製作された。

ベティ・デイヴィスは、「情熱の航路」(1942)の撮影が終了していなかったために、主演には他の女優の名前が上がり、ハル・B・ウォリスは彼女の相手役にシャルル・ボワイエを望むものの、フランス語のアクセントの関係があり、結局はポール・ルーカスに決まった。

その結果、信念を貫く反ナチ運動家を見事に演じたポール・ルーカスは、第16回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
・ノミネート
作品
助演女優(ルシル・ワトソン
脚色賞

活動家の夫がヨーロッパに戻ることになり、家族のにとっては辛い別れとなる物語なのだが、父の意志に続こうと考える息子を支えようとする主人公の言葉に、ファシズムに対抗する力強い姿勢が示されている。

主演のベティ・デイヴィスは、戦火から逃れ実家に戻るものの、反ナチ運動家としてすべてを捧げる夫を支える妻を好演している。

娘やその夫の行動を理解する主人公の母親ルシル・ワトソン、財政的に困窮し私利私欲に目がくらむ伯爵ジョージ・クールリスを見限る妻ジェラルディン・フィッツジェラルド、彼女と惹かれ合う主人公の弟ドナルド・ウッズ、主人公の実家に滞在する女性ビューラ・ボンディ、主人公の長男ドナルド・ブカ、長女のジャニス・ウィルソン、次男のエリック・ロバーツ、ドイツの外交官ヘンリー・ダニエル、彼の友人カート・カッチ、主人公の実家の使用人クラレンス・ミューズ、主人公の母親の友人メアリー・ヤング、主人公らが列車で話をするイタリアアンソニー・カルーソなどが共演している。


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