同僚を殺されたFBI捜査官と殺し屋の壮絶な戦いを描く、主演ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン他共演、監督フィリップ・G・アトウェルによる犯罪アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:フィリップ・G・アトウェル
製作
スティーヴ・チャスマン
クリストファー・ペツェル
ジム・トンプソン
脚本
リー・アンソニー・スミス
グレゴリー・J・ブラッドリー
撮影:ピエール・モレル
編集:スコット・リクター
音楽:ブライアン・タイラー
出演
ローグ/ヴィクター・ショウ/トム・ローン:ジェット・リー
ジョン・クロフォード:ジェイソン・ステイサム
リー・チャン:ジョン・ローン
トム・ローン:テリー・チェン
キラ・ヤナガワ:デヴォン青木
ベニー:ルイス・ガスマン
シャーマン医師:ソウル・ルビネック
シロー・ヤナガワ:石橋凌
ゴイ:サン・カン
ウィック:マシュー・セント・パトリック
マリア・チャン:ナディーン・ベラスケス
ジェニー・クロフォード:アンドレア・ロス
ウー・チー:マーク・チェン
ヤクザ:ケイン・コスギ
アナ・チャン:ケネディ・ローレン・モンタノ
ヨシド:ヒロ・カナガワ
タカダ:ケネス・チョイ
アメリカ 映画
配給 Lionsgate
2007年製作 103分
公開
北米:2007年8月24日
日本:2007年10月6日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $22,486,410
世界 $40,452,640
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
サンフランシスコ。
FBI捜査官ジョン・クロフォード(ジェイソン・ステイサム)と同僚のトム・ローン(テリー・チェン)は、悪名高き殺し屋”ローグ”追い詰める。
しかし、クロフォードはローグの銃弾を受けてしまう。
ローンに銃撃されたローグは海に落下し、クロフォードはローンが男の顔面を撃ったことを確認する。
確かに男は撃ったもののローグの存在を疑うローンに対し、チタンの薬莢を見せるクロフォードはローグが必ず使うものだと伝える。
その後、海に落ちた男の死体は発見されず、ローンと妻子は何者かに惨殺される。
ローンの家でバーベキューをするため、妻ジェニー(アンドレア・ロス)と子供と共に彼の家に向かったクロフォードは、ローン一家が殺されたことを知りショックを受ける。
クロフォードは、現場でチタンの薬莢を見つけて復讐を誓う。
3年後、ヤクザ街。
日本のヤクザとチャイニーズ・マフィアの抗争が激化する中、単独で乗り込んだ殺し屋ローグ(ジェット・リー)はヤクザの幹部らを殺す。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ。
FBI捜査官ジョン・クロフォードは、悪名高き殺し屋”ローグ”を追い詰め、同僚のローンがローグを銃撃するものの死体は発見されなかった。
その後、ローンと妻子がローグに殺され、クロフォードは復讐を誓う。
3年後、日本のヤクザであるヤナガワに恨みを持つチャイニーズ・マフィアのボス、チャンとの抗争が激化する。
チャンに雇われた殺し屋ショウ(ローグ)を追うアジア組織犯罪捜査課所属となっていたクロフォードは、彼の行動に翻弄されながら捜査を続けるのだが・・・。
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チャイニーズ・マフィアとヤクザの抗争を背景にしながら、その犠牲になった同僚の復讐を誓ったFBI捜査官が犯人の殺し屋を追い、”裏切り”というキーワードの下で進行して終盤では驚きの展開となる。
主人公の殺し屋が双方を手玉に取って何かを企んでいるのは明らかなのだが、最後の”裏切り”を知った主人公は友人だった相手を容赦なく殺し、新しい人生に向かうというプロ意識を感じさせる結末だ。
しかし、家族を殺された捜査官が整形して復讐のために殺し屋に扮していたのであり冷静に考えると、そのラストはやや滑稽に思えてしまう。
陳腐な日本文化の描写は相変わらずであり、もう諦めるしかないとしか言いようがない。
それはさて置き、ハリウッドのアクション・スターとして、小柄ではあっても全く見劣りしないジェット・リーと、同じく肉体派のジェイソン・ステイサムの対決は見ものだ。
チャイニーズ・マフィアのボス、ジョン・ローン、クロフォードの同僚テリー・チェン、ヤクザのボス、石橋凌の娘デヴォン青木、潜入捜査官ルイス・ガスマン、形成外科医ソウル・ルビネック、FBI捜査官のサン・カンとマシュー・セント・パトリック、チャン(ジョン・ローン)の妻ナディーン・ベラスケス、クロフォードの妻アンドレア・ロス、チャンの部下マーク・チェン、ヤクザのケイン・コスギ、ヒロ・カナガワ、ケネス・チョイなどが共演している。