フィアンセに結婚式で捨てられた青年が純真な女性との恋を実らせるまでを描く、主演アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、クリスティン・テイラー、スティーヴ・ブシェミ他共演、監督フランク・コラチによるロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:フランク・コラチ
製作総指揮
サンディ・ヴェルニック
ブラッド・グレイ
製作
ロバート・シモンズ
ジャック・ジャラプート
脚本:ティム・ハーリヒー
撮影:ティム・サーステッド
編集:トム・ルイス
音楽:テディ・カステルッチ
出演
ロビー・ハート:アダム・サンドラー
ジュリア・サリヴァン:ドリュー・バリモア
ホリー・サリヴァン:クリスティン・テイラー
サミー:アレン・コヴァート
グレン・グリア:マシュー・グレイヴ
リンダ:アンジェラ・フェザーストーン
ロージー:エレン・アルベルティーニ・ダウ
ジョージ・スティッツァー:アレクシス・アークエット
本人:ビリー・アイドル
デヴィッド”デイヴ”ヴェルトリ:スティーヴ・ブシェミ
アンジー・サリヴァン:クリスティナ・ピックルズ
ケイト:ジョディ・セレン
アンディ:フランク・シベロ
ジミー・ムーア:ジョン・ロヴィッツ
アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ
1998年製作 96分
公開
北米:1998年2月13日
日本:1999年2月20日
製作費 $18,000,000
北米興行収入 $80,224,500
世界 $123,306,990
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1985年、ニュージャージー州、リッジフィールド。
ウェディング・シンガーのロビー・ハート(アダム・サンドラー)は、長年付き合っていた恋人リンダ(アンジェラ・フェザーストーン)との結婚を控えていた。
ロビーは、結婚パーティー会場でウエイトレスをしていたジュリア・サリヴァン(ドリュー・バリモア)を見かけ、その後、挨拶程度の言葉を交わす。
1週間後。
ジュリアは、ロビーの結婚式でも仕事をするため会場に向かう。
送ってくれた母アンジー(クリスティナ・ピックルズ)からは、リッチな証券マンで恋人グレン・グリア(マシュー・グレイヴ)と、早く結婚するようにと急かされる。
式は始まるが、ロビーはリンダがこの場に現れないことを知り愕然とする。
その後、ロビーに会いに来たリンダは、ロック歌手を目指していた、かつての彼でなくなったことが不満であったと告げて去って行く。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ロック歌手になる夢があったロビー・ハートだったが、田舎町のウェディング・シンガーとしてしがない音楽活動を続けていた。
そんなロビーは、結婚式でフィアンセのリンダに捨てられてしまう。
失意のロビーだったが、同僚で友人のサミーや、パーティー会場で働くジュリアに励まされる。
ジュリアが、リッチな証券マンのグレンと結婚するため、彼女に歌を贈ることを約していたロビーは、そんな気にもなれない。
その後、立ち直りかけたロビーは、ジュリアの結婚準備の手伝いを頼まれ行動を共にする内に、次第に彼女に惹かれて行くのだが・・・。
__________
日本では考えられないほど、本国アメリカでは絶大な人気を誇るアダム・サンドラーの出世作と言っていい快心のコメディに仕上がっている。
盟友フランク・コラチとのコンビも注目であるが、とにかく、1980年代の音楽やテレビ番組などカルチャー・オンパレードは最高に楽しい。
この時代に青春を過ごした者にとっては、涙ものの作品とも言える。
2006年にはブロードウェイで舞台版が上演された。
北米興行収入は約8000万ドル、全世界では約1億2300万ドルのヒットとなった。
どこにでもいそうな、平凡でナイーブな青年を好演するアダム・サンドラーは、何とも言えない魅力があり、輝くようなキュートな笑顔が印象的なドリュー・バリモアとの相性も抜群だ。
*2人は「50回目のファースト・キス」(2004)でも共演した。
ヒロインの姉役で、現ベン・スティラー夫人のクリスティン・テイラー、主人公の良き友でありリムジン・ドライバーのアレン・コヴァート、ヒロインのフィアンセ役のマシュー・グレイヴ、主人公のフィアンセ、アンジェラ・フェザーストーン、主人公の友人の老婦人エレン・アルベルティーニ・ダウ、主人公のバンド・メンバーである、アークエット・ファミリーのアレクシス・アークエット、クライマックスで本人役で登場し、主人公に協力するビリー・アイドル、意味不明なお騒がせ男が彼らしいスティーヴ・ブシェミ、ヒロインの母親クリスティナ・ピックルズ、主人公の姉役のジョディ・セレン、その夫フランク・シベロ、そしてジョン・ロヴィッツがウェディング・シンガー役で登場する。