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ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ The United States vs. Billie Holiday (2021)

権力の圧力の中で人種偏見と闘ったジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの人生を描く、製作、監督リー・ダニエルズ、主演アンドラ・デイトレヴァンテ・ローズギャレット・ヘドランドレスリー・ジョーダンミス・ローレンスナターシャ・リオン他共演の実録ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:リー・ダニエルズ
製作
リー・ダニエルズ
ジョーダン・ファッジ
ジョー・ロス
ジェフ・キルシェンバウム
パメラ・オアス・ウィリアムズ
タッカー・トゥーリー
製作総指揮
ヒラリー・ショー
ジェレミー・アレン
ヨハン・ハリ
デニス・ストラットン
マーク・ボンバック
パティ・ロング
カシアン・エルウィズ
原作:ヨハン・ハリChasing the Scream: The First and Last Days of the War on Drugs
脚本:スーザン=ロリ・パークス
撮影:アンドリュー・ダン
編集:ジェイ・ラビノウィッツ
音楽:クリス・バワーズ

出演
ビリー・ホリデイアンドラ・デイ
ジミー・フレッチャー:トレヴァンテ・ローズ
ハリー・J・アンスリンガーギャレット・ヘドランド
レジナルド・ロード・ディヴァイン:レスリー・ジョーダン
ミス・フレディ:ミス・ローレンス
フレッチャー夫人:エイドリアン・レノックス
タルラー・バンクヘッドナターシャ・リオン
ルイス・マッケイ:ロブ・モーガン
ロザリン:ダヴィーン・ジョイ・ランドルフ
サム・ウィリアムズ:エヴァン・ロス
レスター・ヤングタイラー・ジェームズ・ウィリアムズ
ジョン・レヴィ:トーン・ベル
カーター捜査官:ブレイク・デロング
ジョセフ・マッカーシー上院議員:ランディ・デイヴィソン
セイディ・フェイガン:ダナ・ガリエ
ジョー・ガイメルビン・グレッグ
ジミー・モンロー:エリック・ラレイ・ハーヴェイ
カール:レイ・シェル
ジェームズ:ファーリー・マック

アメリカ 映画
配給 Hulu
2021年製作 130分
公開
北米:2021年2月26日
日本:2022年2月11日
世界 $1,312,430


アカデミー賞
第93回アカデミー賞
・ノミネート
主演女優賞(アンドラ・デイ


ストーリー
1957年5月3日、ニューヨーク
ビリー・ホリデイアンドラ・デイ)は、ラジオ・ジャーナリストのレジナルド・ロード・ディヴァイン(レスリー・ジョーダン)のインタビューを受ける。
レジナルドはビリーに、有色人種であることについてと、ヒット曲”奇妙な果実”のせいで常にトラブルに巻き込まれている件にについて尋ねる。
ビリーは、政府が忘れがちな人権に関するものだと答える。
__________
1947年。
退役軍人のジミー・フレッチャー(トレヴァンテ・ローズ)は、ファンとしてビリーに会おうとするものの追い払われてしまう。
ジミーは、葬儀社として成功した父の遺産を継いだ母(エイドリアン・レノックス)と共に、何不自由なく暮らしていた。
ビリーは、夫ジミー・モンロー(エリック・ラレイ・ハーヴェイ)とマネージャーのジョー・グレイザーから”奇妙な果実”は歌うなと言われ、それが、連邦麻薬局長官ハリー・J・アンスリンガーギャレット・ヘドランド)からの圧力だと考える。
ワシントンD.C.
アンスリンガージョセフ・マッカーシー上院議員(ランディ・デイヴィソン)らに、未だにビリーが歌い続ける”奇妙な果実”が、人種差別の現実を告発する過激な内容であるため、公民権運動への影響を恐れていた。
アンスリンガーは、ビリーが麻薬中毒であることから、それで彼女を逮捕しようと考える。
その後捜査官となったジミーは、アンスリンガーの指示を受けてビリーの元に送り込まれ、彼女の捜査を始めるのだが・・・。


解説 評価 感想

2015年に発表された、ヨハン・ハリの著書”Chasing the Scream: The First and Last Days of the War on Drugs”を基に製作された作品。

リー・ダニエルズが製作を兼ねて監督し、主演はアンドラ・デイトレヴァンテ・ローズギャレット・ヘドランドレスリー・ジョーダンミス・ローレンスナターシャ・リオンなどが共演した作品。

権力の圧力の中で人種偏見と闘ったジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの人生を描く実録ドラマ。

当初は、リー・ダニエルズが主演に起用することに難色を示したと言われた、主人公のビリー・ホリデイを見事に演じたアンドラ・デイの演技は絶賛されたものの、作品自体の評価は平凡なものに終わった。

そのアンドラ・デイは、第93回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。

ビリー・ホリデイの人生の後半約10年を描いたドラマは、人種偏見の動きを警戒する権力側の圧力というテーマを中心に進行するが、作品の内容のような弾圧はなかったという指摘もある。

主人公に近づく捜査官ではあるものの、心触れ合う彼女と愛し合うようになるトレヴァンテ・ローズ、彼に指示を与える連邦麻薬局長官ハリー・J・アンスリンガーギャレット・ヘドランド、主人公にインタビューするラジオ・ジャーナリストのレスリー・ジョーダン(遺作)、主人公と行動を共にする友人ミス・ローレンスダヴィーン・ジョイ・ランドルフ、ジミー(トレヴァンテ・ローズ)の母親エイドリアン・レノックス、主人公の親友であるタルラー・バンクヘッドナターシャ・リオン、主人公と結婚するロブ・モーガン、ジミーの同僚エヴァン・ロス、テナーサックス奏者レスター・ヤングタイラー・ジェームズ・ウィリアムズ、主人公を食い物にするクラブマネージャーのトーン・ベル、捜査官のブレイク・デロングジョセフ・マッカーシー上院議員のランディ・デイヴィソン、主人公と関係するトランぺッター、ジョー・ガイメルビン・グレッグ、主人公の夫ジミー・モンロー役エリック・ラレイ・ハーヴェイ、ドラマーのレイ・シェル、他ダナ・ガリエなどが共演している。


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