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不死身の保安官 The Sheriff of Fractured Jaw (1958)

武器を売り込みにアメリカの西部に向かったイギリス人が巻き起こす騒動を描く、監督ラオール・ウォルシュ、主演ケネス・モアジェーン・マンスフィールドヘンリー・ハルブルース・キャボットロバート・モーレイ他共演のウエスタン・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ラオール・ウォルシュ
製作:ダニエル・M・エンジェル
原作:ジェイコブ・ヘイ”The Sheriff of Fractured Jaw”
脚本:ハワード・ディムズデール
撮影:オットー・ヘラー
編集:ジョン・シャーリー
音楽:ロバート・ファーノン

出演
ジョナサン・ティブス:ケネス・モア
ケイト:ジェーン・マンスフィールド
マスターズ:ヘンリー・ハル
ジャック:ブルース・キャボット
トインビー:ロナルド・スクワイア
キーノ:ウィリアム・キャンベル
酔っ払い:シド・ジェームス
クレイボーン:リード・デ・ルーアン
ルーク:チャールズ・アーウィン
行商人:ドナルド・スチュワート
理髪師:クランシー・クーパー
バド・ウィルキンス:ゴードン・タナー
ルシウス:ロバート・モーレイ
ジェームズ:デヴィッド・ホーン
ティブス商会の支配人:エイノン・エヴァンス
ランニング・ディア:チーフ・ジョナス・アップルガース
レッド・ウルフ:ジョー・バッファロー
駅馬車の護衛:ラリー・テイラー

アメリカ/イギリス 映画
配給 20世紀FOX
1958年製作 103分
公開
イギリス:1958年11月6日
北米:1959年3月14日
日本:1963年10月8日
北米興行収入 $1,924,880
世界 $4,410,000


ストーリー
1880年代、イングランド
銃器製造会社”ティブス商会”を受け継いだジョナサン・ティブス(ケネス・モア)は、発明ばかりして商売を疎かにしていたため、おじのルシウス(ロバート・モーレイ)から相続権を奪われそうになる。
会社の業績が芳しくないことを知ったジョナサンは、ルシウスの弁護士トインビー(ロナルド・スクワイア)に、需要がありそうなアメリカの西部で武器を売る方針を伝えて旅立つ。
現地に着き駅馬車で旅を続けるジョナサンは、先住民に襲われる。
先住民の恐ろしさを知らないジョナサンは、話し合いで解決できると考える。
ジョナサンは、難なく先住民の酋長ランニング・ディア(チーフ・ジョナス・アップルガース)を降伏させるものの、彼を解放する。
その様子を見ていた御者や護衛(ラリー・テイラー)は驚き、町に到着後にジョナサンのことが噂になる。
ジョナサンは、ケイト(ジェーン・マンスフィールド)のホテルに宿泊することになり、魅力的な彼女に惹かれる。
町では、ジャック(ブルース・キャボット)の牧場”S”とクレイボーン(リード・デ・ルーアン)の牧場”T”が争い、町長のマスターズ(ヘンリー・ハル)は、保安官がいないために治安維持に苦慮していた。
販売のために手首にデリンジャー型の武器を装着していジョナサンは、それで人々を威嚇するつもりはなかったものの、凄腕の早撃ちと思われてしまう。
マスターズに説得されたジョナサンは、成り行きで保安官に指名されてしまい戸惑う。
そんなジョナサンは、当初はギクシャクしたケイトと親密になり、結婚の約束をするのだが・・・。


解説 評価 感想

1954年に雑誌”Maclean’s”に掲載された、ジェイコブ・ヘイの短編小説”The Sheriff of Fractured Jaw”を基に製作された作品。

監督はラオール・ウォルシュ、主演ケネス・モアジェーン・マンスフィールドヘンリー・ハルブルース・キャボットロバート・モーレイなどが共演した作品。

武器を売り込みにアメリカの西部に向かったイギリス人が巻き起こす騒動を描くウエスタン・コメディ。

数々の名画を残したラオール・ウォルシュの晩年の快作で、その軽快な演出が見どころでもあり、イギリス紳士が西部で活躍するという異色のウエスタン。

西部で武器を売ろうとする主人公を演ずるケネス・モアが、持ち味を活かした愉快な演技で大いに笑わせてくれる。

また、ホテルと酒場の経営者で登場するジェーン・マンスフィールドの魅力は必見で、ミュージカル風に歌やパフォーマンスも楽しませてくれる。
但し、彼女の歌声はコニー・フランシスによって吹き替えられたたものである。

町長をいい味で演ずるヘンリー・ハル、対立する牧場主のブルース・キャボットリード・デ・ルーアン、主人公のおじロバート・モーレイ、その弁護士ロナルド・スクワイア、主人公と駅馬車に同乗する酔っ払いシド・ジェームスと行商人ドナルド・スチュワート、牧場に雇われているガンマンのウィリアム・キャンベルゴードン・タナー、理髪師のクランシー・クーパー、ルシウス(ロバート・モーレイ)の執事デヴィッド・ホーン、ティブス商会の支配人エイノン・エヴァンス、主人公と親交を深める先住民の酋長チーフ・ジョナス・アップルガース、その息子ジョー・バッファロー、駅馬車の護衛ラリー・テイラーなどが共演している。


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