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ラム・ダイアリー The Rum Diary (2011)

1998年に発表された、アメリカ人ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの自伝的小説”The Rum Diary”を基に製作された作品。
プエルトリコに渡った作家が地元民の考えを無視したアメリカ人の私利私欲のための謀略に対抗しようとする姿を描く、ジョニー・デップ製作、主演のコメディ・ドラマ。
出演アンバー・ハードアーロン・エッカートマイケル・リスポリリチャード・ジェンキンスジョヴァンニ・リビシ他、監督、脚本ブルース・ロビンソン

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ジョニー・デップ / Johnny Depp 作品一覧
アンバー・ハード / Amber Heard / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ブルース・ロビンソン

製作総指揮
パトリック・マコーミック

ジョージ・トビアJr.
ウィリアム・シヴリー
A・J・ディックス
グレッグ・シャピロ
コリン・ヴェインズ
製作
グレアム・キング

ジョニー・デップ
アンソニー・ルーエン
クリスティ・デンブロウスキー
ロバート・クラヴィス
ティム・ヘディントン
原作:ハンター・S・トンプソンThe Rum Diary
脚本:ブルース・ロビンソン

撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:キャロル・リトルトン
音楽:クリストファー・ヤング

出演
ポール・ケンプ:ジョニー・デップ

シュノー:アンバー・ハード
ハル・サンダーソン:アーロン・エッカート
ボブ・サーラ:マイケル・リスポリ
エドワード・J・ロッターマン:リチャード・ジェンキンス
モバーグ:ジョヴァンニ・リビシ
セグーラ:アマウリー・ノラスコ
アート・ジンバーガー:ビル・スミトロヴィッチ
ジンバーガー夫人:カレン・オースティン
ウルズリー:ジュリアン・ホロウェイ
クライヴ・ドノヴァン:マーシャル・ベル
ヒューバート:ハイメ”ジミー”ナヴァロ
ウェイトレス – サーシャ・マーセド

アメリカ 映画
配給 フィルム・ディストリクト

2011年製作 120分
公開
北米:2011年10月28日
日本:2012年6月30日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $13,100,040
世界 $23,947,540


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1960年、プエルトリコサンフアン
アメリカ人作家ポール・ケンプ(ジョニー・デップ)は、地元新聞社”サンフアン・スター”の編集長エドワード・J・ロッターマン(リチャード・ジェンキンス)に採用されて記者となる。
同僚ボブ・サーラ(マイケル・リスポリ)に歓迎されたケンプは、出会った美女シュノー(アンバー・ハード)に魅了され、彼女が、自分に興味を示した企業家ハル・サンダーソン(アーロン・エッカート)の婚約者だと知る。
街の現状を取材したケンプは、私利私欲のために開発攻勢をかけるサンダーソンらの行動で、地元民が虐げられている現状を知る。
それを記事にすることを、ロッターマンに認められないケンプは、サンダーソンに開発計画に参加するよう誘われる。
気乗りしないケンプは、サンダーソンに、ある事件で借りを作ってしまい、協力せざるを得なくなってしまう。
ケンプは、シュノーに近づけることもあり、その話に乗ることになるのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

ハンター・S・トンプソンの原作”The Rum Diary”執筆は1961年だったが、1998年まで発刊されなかった。

ジョニー・デップは、プライベートでも親交があったという、伝説的ジャーナリストのハンター・S・トンプソンへの想いを込めた作品として主人公を演じ、彼らしいウィットに富んだ演技を見せる。

カリブの美しい映像や、その雰囲気も満喫できる楽しい作品には仕上がっている。

自治的・未編入領域ではあるが、プエルトリコの地元民の考えを無視して、侵略者のように振舞うアメリカ人の横暴ぶりを強調し、後半は、それに立ち向かおうとする、主人公達の正義感を描くドラマとなっている。

しかし、ジャーナリスト精神を訴えるドラマなのか、ロマンスを描きたいのか、やや焦点がぶれている内容、意外なほど呆気ない幕切れに消化不良気味という感じは否めない。

個性溢れるな共演陣は実に魅力的で、悪役や美女の登場など、どこか古風な作風に好感が持てるのだが、全体的にパンチが足りない。

ジョニー・デップ作品として興行的にも失敗に終わった。
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $13,100,040
世界 $23,947,540

親子ほど年齢差があるジョニー・デップは、共演のアンバー・ハードと交際が噂されている。

拝金主義者の企業家アーロン・エッカートの美しい婚約者アンバー・ハード、主人公の同僚でいい味を出して好演するマイケル・リスポリと、同じく怪演が見もののジョヴァンニ・リビシ、気難しい編集長リチャード・ジェンキンス、悪徳不動産業者アマウリー・ノラスコ、彼らに協力する元軍人のビル・スミトロヴィッチと妻カレン・オースティン、名優スタンリー・ホロウェイの息子で、記者仲間のジュリアン・ホロウェイマーシャル・ベル、ハイメ”ジミー”ナヴァロなどが共演している。


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