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癌で余命半年の宣告を受けた大学教授が人生を見つめ直す姿を描く、主演ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、オデッサ・ヤング、ダニー・ヒューストン、ゾーイ・ドゥイッチ、ン・リビングストン他共演、監督、脚本ウェイン・ロバーツによるコメディ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：ウェイン・ロバーツ
製作
グレッグ・シャピロ
ブレイデン・アフターグッド
ブライアン・カヴァナー＝ジョーンズ
脚本：ウェイン・ロバーツ
撮影：ティム・オアー
編集：サビーヌ・エミリアーニ
音楽
アーロン・デスナー
ブライス・デスナー
出演
リチャード・ブラウン：ジョニー・デップ
ヴェロニカ・シンクレア＝ブラウン：ローズマリー・デウィット
オリヴィア・ブラウン：オデッサ・ヤング
ピーター・マシュー：ダニー・ヒューストン
クレア：ゾーイ・ドゥイッチ
ダニー・オルブライト：デヴォン・テレル
ヘンリー・ライト：ロン・リビングストン
ドナ：シオバン・ファロン・ホーガン
バーバラ・マシュー：リンダ・エモンド
ローズ：マトレヤ・スカルウェナー
学生：パロマ・クワイアトコウスキ
テイラー：ケイトリン・バーナード
リチャードの主治医：マイケル・コプサ
サラ：ジャスティン・ウォーリントン
キャロル：マリリン・ノリー
アメリカ 映画
配給 Saban Films
2018年製作 90分
公開
北米：2019年5月17日
日本：2020年8月21日
世界 $3,645,310
■ ストーリー ■
大学の英語教授であるリチャード・ブラウン（ジョニー・デップ）は、主治医（マイケル・コプサ）から癌を宣告され、ステージ4の肺癌は転移し、治療しない場合は余命半年だと知らされる。
ショックを受けてキャンパスに戻ったリチャードは、そのことばかり考え続ける。
帰宅したリチャードは、妻ヴェロニカ（ローズマリー・デウィット）と娘のオリヴィアとの食事中に、癌のことを話そうとする。
しかし、オリヴィアがレズビアンであることをカミングアウトしたために事態は思わぬ展開になる。
既に恋人がいるとことも話したオリヴィアは、ヴェロニカから一時の気の迷いだと言われ、腹を立てて席を立ってしまう。
さらに、ヴェロニカが学部長のヘンリー・ライト（ロン・リビングストン）と不倫していることを知ったリチャードは、癌の話をする気になれなくなる。
リチャードは怒る気にもなれず、彼に対し何の感情もなくなったヴェロニカも席を外す。
翌日リチャードは、学生たちに、悔いなく人生を生きることについて語り始め、講義の固定観念を批判し、良い成績を取り、教授の顔色をうかがいたいだけの学生を排除する。
半数以上の学生が退席し、リチャードの率直な意見に興味がある学生でヘンリーの姪クレア（ゾーイ・ドゥイッチ）、ダニー・オルブライト（デヴォン・テレル）らが残る。
リチャードは、友人で学科長のピーター・マシュー（ダニー・ヒューストン）と話し、研究休暇を取りたいことを伝えるものの、1年前に申請が必要だと言われてしまう。
リチャードから癌で死期が迫っていることを知らされてショックを受けたピーターは、長期の休暇を希望する彼に最善を尽くすと伝えて心配する。
その後、リチャードはヴェロニカと話し合い、癌については触れずに、オリヴィアのことを第一に考え、互いの行動に干渉しないという約束をする。
そして、残りの人生を楽しむことだけを考えたリチャードは、酒やマリファナを楽しみ、人目も気にせず好き勝手な行動を始めるのだが・・・。
癌で余命半年の宣告を受けた大学教授が人生を見つめ直す姿を描くコメディ・ドラマ。
内容は平凡で意味不明なところもあり、クライマックスで主人公の死が近いことを知った妻と娘が、夫、父である家族とあっさり別れてしまうことが理解できない。
大学教授はジョニー・デップが演ずる役柄ではなかったようにも思えるが、余命短いことを知り、残りの人生を楽しむために好き勝手な行動を始める様子は、コミカルな演技も得意な彼らしさが感じられる。
主人公の妻役ローズマリー・デウィットが、実生活の夫で、学部長役のロン・リビングストンと不倫関係を演じるというのも面白い。
親友である主人公を心配する学科長を演ずるダニー・ヒューストンが、いい味で好演しているのも注目だ。
主人公の娘オデッサ・ヤング、その恋人ケイトリン・バーナード、学生のゾーイ・ドゥイッチ（リー・トンプソンの娘）、学生のデヴォン・テレル、主人公の同僚教授シオバン・ファロン・ホーガン、ピーター（ダニー・ヒューストン）の妻リンダ・エモンド、学生のマトレヤ・スカルウェナーとパロマ・クワイアトコウスキ、主人公の主治医マイケル・コプサ、主人公と性的関係を持つパブのウエイトレス役ジャスティン・ウォーリントン、ヘンリー（ロン・リビングストン）の秘書マリリン・ノリーなどが共演している。
