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決死の猛獣狩り The Macomber Affair (1947)

1936年に発表された、アーネスト・ヘミングウェイの短編小説”フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯”を基に製作された作品。
サファリのガイドと彼を雇った裕福な夫婦の関係を描く、監督ゾルタン・コルダ、主演グレゴリー・ペックジョーン・ベネットロバート・プレストン他共演のアドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

グレゴリー・ペック / Gregory Peck / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ゾルタン・コルダ
製作
ベネディクト・ボジャース
ケイシー・ロビンソン
原作:アーネスト・ヘミングウェイフランシス・マカンバーの短い幸福な生涯
脚色
シーモア・ベネット
フランク・アーノルド
脚本
ケイシー・ロビンソン
シーモア・ベネット
撮影:カール・ストラス
編集
ジョージ・フェルド
ジャック・ウィーラー
音楽:ミクロス・ローザ

出演
ロバート・ウィルソン:グレゴリー・ペック
マーガレット”マーゴ”マカンバー:ジョーン・ベネット
フランシス・マカンバー:ロバート・プレストン
警部:レジナルド・デニー
エイミー:ジーン・ギリー
検死官:カール・ハーバード
ローガン:ヴァーノン・ダウニング
事務員:フレデリック・ウォーロック

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1947年製作 89分
公開
北米:1947年4月20日
日本:未公開


ストーリー
イギリス領東アフリカケニア植民地
イギリス人のガイドであるハンターのロバート・ウィルソン(グレゴリー・ペック)は、動揺するアメリカ人マーガレット”マーゴ”マカンバー(ジョーン・ベネット)を伴い飛行機で到着する。
マーゴは、警部(レジナルド・デニー)と共に警察署に向かう。
ロバートは、銃弾を受けて亡くなった、マーゴの夫フランシス(ロバート・プレストン)の遺体が運ばれる様子を見ながら、水牛狩りで起きた事故のことを記者のローガン(ヴァーノン・ダウニング)に話す。
バーに向かったロバートは、その場で働くエイミー(ジーン・ギリー)から、マカンバー夫妻と狩りのことを訊かれる。
エイミーは、マーゴがフランシスを殺したと考え、それを否定するロバートはその場を去る。
警部に呼ばれたロバートは、フランシスとマーゴが不仲だったと考える警部から、事件に関する報告書の提出を求められる。
家に戻ったロバートは、マーゴからの電話を受けて、この場に来たいと言う彼女に、耐えるしかないと伝える。
ロバートは、死因の欄に事故と記入した報告書をまるめて捨ててしまい、事件のことを思いだす。
__________
ナイロビ
ロバートとフランシスは、待ち合わせ場所のノーフォーク・ホテルで挨拶し、飲みながらサファリ旅行の計画を立てる。
マーゴを紹介されたロバートは、美しく知的で、気のいい単なる裕福な男という感じのフランシスとは雰囲気の違う彼女が気になる存在になる。
3人の旅は始まり、フランシスは、マーゴを遠くに感じながらも愛おしく思う。
そんなフランシスは、男らしさを証明するために、ライオンを殺そうとするのだが・・・。


解説 評価 感想
1936年に発表された、アーネスト・ヘミングウェイの短編小説”フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯”を基に製作された作品。

四枚の羽根」(1939)、「サハラ戦車隊」(1943)などのゾルタン・コルダが監督し、主演はグレゴリー・ペックジョーン・ベネットロバート・プレストンなどが共演した作品。

サファリのガイドと彼を雇った裕福な夫婦の関係を描くアドベンチャー。

曖昧な結末が気になるが、主人公と雇い主の夫婦それぞれの心情を繊細に描くゾルタン・コルダの演出と、猛獣狩りの迫力映像など見どころの多い作品。

主演のグレゴリー・ペックは、雇われた夫婦との関係に冷静に対処する勇ましいガイドを好演している。

臆病な夫への当てつけで主人公に好意を示すヒロインを魅力的に演ずるジョーン・ベネット、その裕福な夫ロバート・プレストン、警部のレジナルド・デニー、主人公に惹かれるバーテンダー、ジーン・ギリー、検死官のカール・ハーバード、記者のヴァーノン・ダウニング、事務員のフレデリック・ウォーロックなどが共演している。


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