知人一家を殺した悪党に復讐しようとする青年の活躍を描く、監督、脚本ロバート・N・ブラッドベリー、主演ジョン・ウェイン、シーラ・テリー、ジョージ”ギャビー”ヘイズ、アール・ドワヤー他共演の西部劇。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロバート・N・ブラッドベリー
製作:ポール・マルヴァーン
脚本:ロバート・N・ブラッドベリー
撮影:アーチー・スタウト
編集:チャールズ・ハント
出演
ジョン・トービン:ジョン・ウェイン
ルビー:シーラ・テリー
ルーク・ウィリアムズ保安官:ジャック・ロックウェル
ダスティ:ジョージ”ギャビー”ヘイズ(ジョージ・ヘイズ)
パンドロ・ザンティ/ドン・ヨーバ:アール・ドワヤー
ザンティの手下:ジェイ・ウィルジー(バッファロー ビルJr.)
ジョー:ヤキマ・カナット ザンティの手下
ミラー保安官補:ゴードン・デ・メイン(バド・ウッド)
アメリカ 映画
配給 Monogram Pictures
1934年製作 59分
公開
北米:1934年11月22日
日本:未公開
■ ストーリー ■
悪党のパンドロ・ザンティ/ドン・ヨーバ(アール・ドワヤー)
は、手下の(ジェイ・ウィルジー)とジョー(ヤキマ・カナット)と共に牧場を襲い牛を奪う。
それに気づいたジョン・トービン(ジョン・ウェイン)は、牧場主のテッドと妻子までもが殺されている惨状を見て悲しむ。
翌日ジョンは、ポーク・シティに向かう。
ダスティ(ジョージ”ギャビー”ヘイズ)と娘ルビー(シーラ・テリー)の牧場に着いたザンティは、隣人だと言って2人に挨拶する。
高台にいるジョーらに気づいたルビーは警戒し、家に戻り、棚の奥に隠された通路を通って裏山に向かう。
ザンティは、水の代わりに馬を連れて来るとダスティに伝えて、その場を去る。
裏山に着いたルビーは、ジョーの元に戻ったザンティが、自分を連れ去りダスティを殺そうとしていることを知る。
家に戻りそれをダスティに知らせたルビーは、恐ろしさに怯える。
翌日ザンティは、馬を連れてダスティの牧場に向かうものの、誰もいなかった。
ダスティは、ルビーを布で隠して馬で運び、出くわしたザンティに怪しまれずに済む。
ダスティは川を渡り、馬が暴れてルビーが落ちてしまい、自分が泳げないために、その場にいたジョンに助けてもらう。
その様子を監視していたザンティは、仲間たちと共に川に向かう。
ザンティらから逃れるために、ジョンら3人は町に向かう。
落馬したルビーを助けたジョンは木の枝に飛び移り、ギャングの最後尾の馬に飛び乗り彼らをおびき寄せる。
馬ごと川に飛び込んだジョンは、ザンティらの追跡をかわす。
町に着いたジョンはダスティとルビーに合流し、追ってきた相手が自分が捜しているザンティだと知り、彼らに復讐しようとするのだが・・・。
まだ20代の若きジョン・ウェイン主演で1933年から16作製作された、”Lone Star Western”の10作目。
シリーズでおなじみのロバート・N・ブラッドベリーが脚本を兼ねて監督し、主演ジョン・ウェイン、シーラ・テリー、ジョージ”ギャビー”ヘイズ、アール・ドワヤーなどが共演している。
主演のジョン・ウェインは、牧場主一家を殺した悪党を捜し復讐しようとする青年を熱演している。
お馴染みの、迫力ある乗馬アクションや格闘シーンも見ものだ。
主人公に惹かれる牧場主の娘シーラ・テリー、その父親ジョージ”ギャビー”ヘイズ、保安官のジャック・ロックウェル、牧場を狙う悪党のリーダーでシリーズの常連アール・ドワヤー、その手下ジェイ・ウィルジーとヤキマ・カナット、保安官補のゴードン・デ・メインなどが共演している。