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最後の決闘裁判 The Last Duel (2021)

14世紀にフランス王国で行われた最後の”決闘裁判”を描く、製作、監督リドリー・スコット、主演マット・デイモンアダム・ドライバージョディ・カマーベン・アフレックマートン・チョーカシュ他共演の歴史ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(歴史劇)

マット・デイモン / Matt Damon 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:リドリー・スコット
製作
リドリー・スコット
ケヴィン・J・ウォルシュ
ジェニファー・フォックス
ニコール・ホロフセナー
マット・デイモン
ベン・アフレック
製作総指揮
ケヴィン・ハロラン
ドリュー・ヴィントン
マディソン・エインリー
原作
エリック・ジェイガー
The Last Duel: A True Story of Crime, Scandal, and Trial by Combat in Medieval France
脚本
ニコール・ホロフセナー
マット・デイモン
ベン・アフレック
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:クレア・シンプソン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

出演
ジャン・ド・カルージュマット・デイモン
ジャック・ル・グリアダム・ドライバー
マルグリット・ド・カルージュジョディ・カマー
アランソン伯ピエール2世ベン・アフレック
ニコル・ド・ブシャール:ハリエット・ウォルター
シャルル6世アレックス・ロウザー
イザボー・ド・バヴィエール:セレーナ・ケネディ
クレスパン:マートン・チョーカシュ
ル・コック:ジェリコ・イヴァネク
マリー:タルーラ・ハドン
アリス:ブライオニー・ハンナ
ロベール・ド・ティボヴィル:ナサニエル・パーカー
トミン・デュ・ボワ:サム・ヘイゼルダイン
ベルナール・ラトゥール:マイケル・マケルハットン
ジャン・ド・カルージュ3世:オリヴァー・コットン
摂政:クライヴ・ラッセル
アダム・ルヴェル:アダム・ナガイティス
司祭:ボスコ・ホーガン
シーラ:クレア・ダン
エリザベス:カオイムヘ・オマリー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2021年製作 153分
公開
北米:2021年10月15日
日本:2021年10月15日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $10,853,950
世界 $30,552,110


ストーリー
1886年12月29、パリ
騎士ジャン・ド・カルージュマット・デイモン)は、かつて共に戦った親友ジャック・ル・グリアダム・ドライバー)と決闘する。
鎖につながれたジャンの妻マルグリットジョディ・カマー)は、その様子を見つめる。
__________
従騎士ジャンジャックは、国王シャルル6世アレックス・ロウザー)に領主として任命されたアランソン伯ピエール2世ベン・アフレック)に忠誠を誓う。
その後ジャックは、財政難の国家のために、ピエールから戦費徴収の任務を与えられるが、親友であるジャンには寛大な措置を求め、ピエールを納得させる。
ジャンは、一族の財政を立て直すことを考え、ロベール・ド・ティボヴィル(ナサニエル・パーカー)の財産と持参金を当てにして、彼の娘マルグリットと結婚する。
しかしピエールは、税を滞納するロベールの土地”オーヌー・ル・フォコン”を差し押さえ、それをジャックに与える。
それを不服に思ったジャンは、国王にその件を直訴するものの却下される。
ピエールは、ジャンの父親の死後、ジャックをカルージュ家が受け継いでいた城塞の長官に任命する。
1年後
ジャンは、未だに世継ぎができないこと気にするマルグリットと共に、祝賀会に出席する。
その席でジャンジャックと和解し、友情の証としてジャックに口づけするようマルグリットに促す。
ジャックは、美しいマルグリットに惹かれてしまう。
スコットランドでの戦いから戻ったジャンは、その功績により騎士となる。
給金を受け取るためにパリに向かい戻ったジャンは、マルグリットの様子がおかしいことに気づく。
ジャンは、母ニコル・ド・ブシャール(ハリエット・ウォルター)と召使いの留守中に、マルグリットが、訪ねて来たジャックに強姦されたことを知る。
国王の元に向かったジャンは、その件で訴えを起こし、名誉をかけてジャックとの決闘の許可を求めるのだが・・・。


解説 評価 感想

2004年に発表された、エリック・ジェイガーの著書”The Last Duel: A True Story of Crime, Scandal, and Trial by Combat in Medieval France”を基に製作された作品。

リドリー・スコットが製作を兼ねて監督し、主演はマット・デイモンアダム・ドライバージョディ・カマーベン・アフレックマートン・チョーカシュなどが共演した作品。

14世紀にフランス王国で行われた、最後の”決闘裁判”を描く歴史ドラマ。

3章に分かれたドラマで、3人の主人公ジャン・ド・カルージュジャック・ル・グリマルグリット・ド・カルージュの各視点から同じ物語が描かれる構成となっている。

マット・デイモンベン・アフレックのコンビが、製作と脚本を兼ねて出演し、リドリー・スコットの演出、そして豪華スター競演も話題になった作品。

上記のように公開前から注目された本作だが、製作費に1億ドルをかけたにも拘らず、北米興行収入は約1100万ドル、全世界では約3100万ドルという結果に終わった。

スケール感ある芸術的な映像、当時を再現したセットや衣裳、リドリー・スコットの重厚な演出にに加え、実力派スターの見事な演技などは批評家から絶賛された。

国家に命を捧げながら運命に従う騎士ジャン・ド・カルージュマット・デイモン、その親友であり、平民として生まれながら貴族に気に入られるジャック・ル・グリアダム・ドライバージャンの妻マルグリット・ド・カルージュを見事に演ずるジョディ・カマー、領主アランソン伯ピエール2世ベン・アフレックジャンの母親ハリエット・ウォルターシャルル6世アレックス・ロウザー、王妃イザボー・ド・バヴィエールのセレーナ・ケネディ、主人公の騎士仲間マートン・チョーカシュジャックを弁護する高僧ジェリコ・イヴァネク 、マルグリット(ジョディ・カマー)の友人タルーラ・ハドン、その夫マイケル・マケルハットン、マルグリットのメイド、ブライオニー・ハンナ、マルグリットの父親ナサニエル・パーカージャンの友人で決闘を見守るサム・ヘイゼルダインジャンの父親オリヴァー・コットン、摂政のクライヴ・ラッセルジャックの従者アダム・ナガイティス、司祭のボスコ・ホーガン、他クレア・ダンなどが共演している。


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