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ジョイ・ラック・クラブ The Joy Luck Club (1993)

1989年に発表された、エイミー・タンの小説”The Joy Luck Club”を基に製作された作品。
苦難の時代を中国で生き抜きアメリカに渡った4人の女性とその娘達の絆を描く、製作総指揮オリヴァー・ストーン、製作、監督ウェイン・ワン、出演ミン・ナ・ウェンタムリン・トミタローレン・トムロザリンド・チャオキュウ・チンツァイ・チンフランス・ニュイエンリサ・ルーアンドリュー・マッカーシー他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ウェイン・ワン

製作
ウェイン・ワン
エイミー・タン
ロナルド・バス
パトリック・マーキー
製作総指揮
オリヴァー・ストーン
ジャネット・ヤン
原作:エイミー・タンThe Joy Luck Club
脚本
エイミー・タン
ロナルド・バス
撮影:アミール・モクリ
編集:メイシー・ホイ
音楽:レイチェル・ポートマン

出演
ジューン・ウー:ミン・ナ・ウェン
ウェヴァリー・ヤン:タムリン・トミタ
リーナ・セント・クレア:ローレン・トム
ローズ・スー・ジョーダン:ロザリンド・チャオ
スーユアン・ウー:キュウ・チン
リンド・ヤン:ツァイ・チン
リンド・ヤン(15歳):アイリーン・ウン
インイン・セント・クレア:フランス・ニュイエン
インイン・セント・クレア(16~25歳):フェイ・ユー
アンメイ・スー:リサ・ルー
テッド・ジョーダン:アンドリュー・マッカーシー
ハロルド:マイケル・ポール・チャン
リン・シャオ:ラッセル・ウォン
リッチ:クリストファー・リッチ
アンメイの母:ヴィヴィアン・ウー
チョン:ヴィクター・ウォン
ジューンの父:チャオリー・チー
ジョーダン夫人:ダイアン・ベイカー

アメリカ 映画
配給 ブエナビスタ
1993年製作 139分
公開
北米:1993年9月8日
日本:1994年3月26日
製作費 $11,000,000
北米興行収入 $32,901,140


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
サンフランシスコ
母を4か月前に亡くしたジューン・ウー(ミン・ナ・ウェン)は、パーティーに集まった人々を歓迎する。

皆で記念撮影したジューンは、母の親友であるリンド・ヤン(ツァイ・チン)、インイン・セント・クレア(フランス・ニュイエン)、アンメイ・スー(リサ・ルー)と共に麻雀卓を囲む。

母が教会仲間と始めた”ジョイ・ラック・クラブ”のメンバーである三人は、30年間、共に食べて笑い話し、幸運を願うのだった。
__________

かつてリンドは、ジューンの母スーユアン(キュウ・チン)のライバルであり、娘の才能を競い合っていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ

4か月前に母スーユアンを亡くした中国人二世のジューンは、母が親友と始めた”ジョイ・ラック・クラブ”のメンバー、リンド、インイン、アンメイから、母がわけあって置き去りにした双子の姉達が中国で生きていることを知らされる。
姉達から中国で会いたいという手紙を受け取ったジューンは、二人に会いに行く決心をする。
スーユアン同様、苦難の時代を経て中国からアメリカに渡ったリンドらは、この地で生まれた娘達との問題などを抱えながら、苦しみながら生き抜いた人生を振り返る・・・。
__________

エイミー・タンの原作を基に、オリヴァー・ストーンが製作総指揮を担当し、香港出身のウェイン・ワンが製作を兼ねて監督した作品。

苦しい時代を生き抜いた、中国から移住した女性4人の波乱の人生と、それぞれの娘との問題や絆を描く群像劇。

中国系アメリカ人社会と家族を描いた作品であるため注目度は低く、わずか3館で公開が始まったものの、その後に評判が広がり、北米興行収入のみで約3300万ドルを記録するヒットとなった。

舞台はサンフランシスコではあるが、アメリカ人社会はほとんど登場せず、激動の時代を中国で暮らした4人の女性の辛い過去と、アメリカで生まれ不自由なく育った娘達との確執に近い関係と、それを克服しての絆を描いたドラマ。

評判となった本作は、公開当時は感動のドラマとして大衆に受け入れられたのだが、今観ると、悪く言えば、薄っぺらな人物描写などが気になり訴えるものを感じた公開当時の感覚が甦らないのは、時代の流れなのだろうか。

死んだと思われた双子の姉達の生存を知り会いに行くことになるミン・ナ・ウェン、その母親で死よりも辛い子供を捨てる決断をしたキュウ・チン、母ツァイ・チン(その少女期アイリーン・ウン)との考え方の違いに苦しむタムリン・トミタ、夫(ラッセル・ウォン)に裏切られた辛い過去を引きずりながら生きるフランス・ニュイエン(若年期フェイ・ユー)と、母から強く生きる勇気を教えられるローレン・トム、母(ヴィヴィアン・ウー)から自分を安売りせずに生きることを教わるリサ・ルーと、その考えを受け継ぐ娘のロザリンド・チャオ、その夫アンドリュー・マッカーシー、その母親ダイアン・ベイカー、リーナ(ローレン・トム)の夫マイケル・ポール・チャン、ウェヴァリー(タムリン・トミタ)の夫クリストファー・リッチ、ジェーン(ミン・ナ・ウェン)のピアノ教師ヴィクター・ウォン、ジェーンの父親チャオリー・チーなどが共演している。


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