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インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk (2008)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

スタン・リージャック・カービーにより創作され1962年5月にマーヴェル・コミックスに登場した、超人ヒーロー”ハルク”の2度目の映画化。
監督ルイ・レテリエ、主演エドワード・ノートンリヴ・タイラーウィリアム・ハートティム・ロスロバート・ダウニーJr.他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー

ロバート・ダウニーJr. / Robert Downey Jr. 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ルイ・レテリエ
製作
アヴィ・アラド

ゲイル・アン・ハード
ケヴィン・フェイグ
製作総指揮
スタン・リー

デヴィッド・メイゼル
ジム・ヴァン・ウィック
脚本
ザック・ペン

スタン・リー(コミック)
ジャック・カービー(コミック)
撮影:ピーター・メンジーズJr.

美術
ページ・バックナー
アンドリュー・M.スターン
カーク・ M..ぺトルッチェリ

編集:ジョン・ライト
音楽:クレイグ・アームストロング

出演
ブルース・バナー/ハルク:エドワード・ノートン

ベティ・ロス:リヴ・タイラー
サディアス”サンダーボルト”ロス:ウィリアム・ハート
エミル・ブロンスキー/アボミネーション:ティム・ロス
サミュエル・スターンズ:ティム・ブレイク・ネルソン
レナード・サムソン:タイ・バーレル
トニー・スターク:ロバート・ダウニーJr.
ハルク(声)/警備員:ルー・フェリグノ
インストラクター:ヒクソン・グレーシー

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2008年製作 114分
公開
北米:2008年6月13日
日本:2008年8月1日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $134,518,400
世界 $263,427,550


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
科学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、サディアス・ロス将軍(ウィリアム・ハート)からの命令で、人体への放射線抵抗を研究していたが、実験中の事故で大量のガンマ線を浴びてしまう。

そしてバナーは、心拍数が200を超えると、緑色の肌を持つ巨大なモンスター”ハルク”に変身する、特異な体質となってしまう。

ロス将軍の娘でバナーの恋人、細胞生物学者でもあるベティ(リヴ・タイラー)は、その実験の最中ハルクに傷を負わされてしまう。

ロス将軍は、バナーの体質を軍事利用しようと考え、逃亡した彼を執拗に追い続けていた。

ブラジルホッシーニャ
潜伏中のバナーは、心拍数を上げない方法を習得しようと、インストラクター(ヒクソン・グレーシー)の下で修行をしていた。

ある日、飲料品工場で働くバナーは指を切り、その血液が、飲料水のボトルに混じりアメリカに出荷されてしまう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

アン・リー監督の「ハルク」(2003)の続編ではない。
興行的にはまずまず成功した前作だが、批評家やファンの評判が悪かった部分を、修正するような形で作られた作品

*(簡略ストー リー)
科学者ブルース・バナーは、ロス将軍からの命令で、人体への放射線抵抗を研究中、事故で大量のガンマ線を浴びてしまう。
そしてバナーは、心拍数が200を超えると緑色の肌を持つ巨大なモンスター”ハルク”に変身する体質となってしまう。
ロス将軍は、バナーの体質を軍事利用するために、逃亡した彼を追う。
バナーは、潜伏先のブラジルで、心拍数を上げない方法を習得しようと修行を続けていた。
しかし、ロス将軍はバナーの居場所を突き止め、部下のブロンスキー指揮下の特殊部隊を送り込み、自らも同行する。
それを察知したバナーは、トラブルに巻き込まれ、心拍数が上がりハルクに変身してしまい、部隊員を倒して逃亡する。
グアテマラまで来ていたバナーは、自分の細胞の秘密を知る、アメリカ国内の情報提供者の元に向かおうとするのだが・・・。
___________

1億5000万ドルの製作費をかけ、北米で約1億3500万ドル、全世界では約2億6300万ドルの大ヒットとなった。

ハルクのキャラクター自体は前作と同じだが、主人公ブルース・バナー役はエリック・バナから、演技派エドワード・ノートンに代わっている。

前作では、怒り狂ううちに巨大さが変化していったハルクが、今回は身長約2.7mで統一され言葉も話す。

その声は、TVシリーズでハルクを演じたルー・フェリグノ

あのハルクを生身の人間や、着ぐるみで見せるのは不可能で、CGのハルクを、”いかにも作り物”などという邪道な考えは捨てて見た方がいい。

そのハルクの迫力たるや凄まじく、今回は敵役のモンスターまで登場し、さらに続編への布石がいくつも登場するという、次回作が楽しみな作りになっている。

特に、「アイアンマン」(2008)の主人公トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)までもが登場するラストは驚いてしまう。

アメリカでは、本作の1月前に「アイアンマン」が公開されて大ヒットしているので、「ハルク」を見た観客は度肝を抜かれたに違いない。

また、ドラマの中でロス将軍が使う武器が、スターク社の武器だという場面もある。

彼が出演しているというだけで、作品の格が上がると言えるほどの実力派エドワード・ノートンの、落ち着き払った、”静の部分”を強調する演技は素晴しいの一言だ。

最初はエドワード・ノートンがハルクになる?!と驚いたのだが、平時は温厚な主人公を、そして怒り狂うモンスターへと変身する科学者を見事に演じている。
続編が作られた場合は、是非また主人公を彼に演じてもらいたい。

その恋人役のリヴ・タイラーも、地味で色気もない役柄の細胞生物学者を好演している。

彼女の父親のロス将軍役ウィリアム・ハートは、珍しく悪役に徹しているが、ライフワークと娘への思いの狭間で苦悩する人物を熱演している。

自分の実験計画が失敗しかけ、改心するのかと思いきや、再び軍需産業の支配者トニー・スタークと組もうとする、ラストの強かさがなかなかいい。

思わず「PLANET OF THE APES/猿の惑星」のセード将軍を思い起こすティム・ロスの怪演は、小柄ながら迫力満点だ。

ハルク」(2003)にも登場した、TVシリーズ「超人ハルク」でハルク役を演じたルー・フェリグノが、ハルクの声と大学の警備員役で出演しているが、60歳に近いというのに、相変わらず逞しい肉体を披露してくれるのも嬉しい。

また、そのTVリーズでブルース・バナーを演じた、今は亡きビル・ビクスビーも、ブラジル潜伏中の主人公が見るテレビ番組の中で登場している。

原作者スタン・リーは、バナーの血液が混入した飲料水を飲む老人役で、世界的格闘家ヒクソン・グレーシーが、バナーのインストラクターで登場する。


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