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映画製作の裏舞台を描く、製作サミュエル・ゴールドウィン、監督ジョージ・マーシャル、脚本ベン・ヘクト、主演アドルフ・マンジュー、リッツ・ブラザーズ、ヴェラ・ゾリーナ、ケニー・ベイカー、アンドリア・リーズ他共演のミュージカル・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：ジョージ・マーシャル
製作：サミュエル・ゴールドウィン
脚本：ベン・ヘクト
撮影：グレッグ・トーランド
編集：シャーマン・トッド
音楽：アルフレッド・ニューマン
出演
オリヴァー・マーリン：アドルフ・マンジュー
リッツ・ブラザーズ
オルガ・サマラ：ヴェラ・ゾリーナ
ダニー・ビーチャー：ケニー・ベイカー
ヘイゼル・ドーズ：アンドリア・リーズ
本人：エドガー・バーゲン
本人：チャーリー・マッカーシー
レオナ・ジェローム：ヘレン・ジェプソン
マイケル・デイ：フィル・ベイカー
A・バジル・クレインJr.：ボビー・クラーク
グローリー・ウッド：エラ・ローガン
ローレンス監督：ジェローム・コーワン
”椿姫”のアルフレド：チャールズ・クルマン
エイダ：ニディア・ウェストマン
最初のオーディション歌手：アラン・ラッド（クレジットなし）
助監督：フランシス・ザビエル・シールズ（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1938年製作 122分
公開
北米：1938年2月4日
日本：未公開
製作費 $1,800,000
■ アカデミー賞 ■
第11回アカデミー賞
・ノミネート
音楽・美術賞
■ ストーリー ■
映画プロデューサーのオリヴァー・マーリン（アドルフ・マンジュー）は、新作に失敗する。
オリヴァーは、主演女優のオルガ・サマラ（ヴェラ・ゾリーナ）と共に、次の作品のロケのために湖に向かう。
地元で暮らすヘイゼル・ドーズ（アンドリア・リーズ）とエイダ（ニディア・ウェストマン）は、オリヴァーらの撮影を見守りながら、真実味がない内容に興味を持てず町に向かう。
ヘイゼルの話を聞いていたオリヴァーはもっともだと思い、カフェに向かった彼女と話をする。
率直な意見を聞いたオリヴァーはヘイゼルが気に入り、彼女を採用してハリウッドに連れて行く。
配役監督のA・バジル・クレインJr.（ボビー・クラーク）の指示で、アシスタントのグローリー・ウッド（エラ・ローガン）がヘイゼルの世話係になる
オリヴァーと共にスタジオ向かったヘイゼルは、オルガらが演ずる斬新な発想の”ロミオとジュリエット”を見て、意見を求められる。
主人公の2人が死なない結末を望むヘイゼルの考えが気に入ったオリヴァーは それを採用する。
ヘイゼルのアイデアを参考にするオリヴァーは 彼女の意見を全て聞き入れ、成功作を製作するために奮闘する。
その後ヘイゼルは、ダイナーで働く歌が得意な俳優志望の青年ダニー・ビーチャー（ケニー・ベイカー）と知り合い、親交を深めるのだが・・・。
サミュエル・ゴールドウィンが、自身をモデルにしたような主人公を登場させ、監督ジョージ・マーシャル、脚本ベン・ヘクトによる、映画製作の裏舞台を描いたミュージカル・コメディ。
1938年製作作品としては、信じ難いほどの鮮明なテクニカラー映像には驚くばかりだ。
また、ヴェラ・ゾリーナやアンドリア・リーズ他、サミュエル・ゴールドウィン好みの女性を揃えた”ゴールドウィン・ガールズ”の美しさが画面に映える。
ジョージ・ガーシュウィン、アイラ兄弟の楽曲も素晴らしい、ユーモアあふれる楽しめる作品ではあるが、多彩な芸人が出演するのはいいものの、何もかも詰め込み過ぎという感じで物語に締まりがない。
新作を成功させるために奮闘するプロデューサーのアドルフ・マンジュー、必死で役を得ようとする3兄弟を愉快に演ずるリッツ・ブラザーズ、作品の主演女優である際立つ美しさのヴェラ・ゾリーナ、歌が得意な俳優志望の青年ケニー・ベイカー、彼と惹かれ合うようになるプロデューサーのアドバイザー役で、ヒロインと言ってもいい重要な役を演ずるアンドリア・リーズ、腹話術師のエドガー・バーゲン（キャンディス・バーゲンの父親）、その人形のパートナー、チャーリー・マッカーシー、オペラ歌手のヘレン・ジェプソン、役を得ようとする役者フィル・ベイカー、配役監督のボビー・クラーク、その助手でヘイゼル（アンドリア・リーズ）の世話係エラ・ローガン、映画監督のジェローム・コーワン、オペラ”椿姫”アルフレード役のテノール歌手チャールズ・クルマン、ヘイゼルの友人ニディア・ウェストマン、オーディション歌手役で端役出演のアラン・ラッド、助監督のフランシス・ザビエル・シールズなどが共演している。
