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明日に別れの接吻を Kiss Tomorrow Goodbye (1950)

脱獄して犯罪を続ける男の生き様を描く、製作ウィリアム・キャグニー、監督ゴードン・ダグラス、主演ジェームズ・キャグニーバーバラ・ペイトンヘレナ・カーターウォード・ボンドルーサー・アドラーバートン・マクレーン他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ゴードン・ダグラス
製作:ウィリアム・キャグニー
原作:ホレス・マッコイ”Kiss Tomorrow Goodbye”
脚本:ハリー・ブラウン
撮影:ペヴァレル・マーレイ
編集
ウォルター・ハンネマン
トルーマン・K・ウッド
音楽:カーメン・ドラゴン

出演
ラルフ・コッター:ジェームズ・キャグニー
ホリデー・カールトン:バーバラ・ペイトン
マーガレット・ドブソン:ヘレナ・カーター
チャールズ・ウェバー警部:ウォード・ボンド
キース”チェロキー”マンドン:ルーサー・アドラー
ジョン・リース警部補:バートン・マクレーン
ジョー”ジンクス”レイナー:スティーヴ・ブロディー
ヴィック・メイソン:リス・ウィリアムズ
エズラ・ドブソン:ハーバート・ヘイス
トルゲート警察署長:ジョン・ライテル
バイヤーズ:ウィリアム・フローリー
ピーター・カベット:ジョン・ハローラン
ファウラー刑事:ケネス・トビー
執事:ゴードン・リチャーズ(クレジットなし)
カールトン:ネヴィル・ブランド(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1950年製作 102分
公開
北米:1950年8月4日
日本:1954年10月9日
製作費 $1,700,000


ストーリー
囚人のラルフ・コッター(ジェームズ・キャグニー)は、看守のピーター・カベット(ジョン・ハローラン)の手を借り、仲間のカールトン(ネヴィル・ブランド)と共に逃亡する。
撃たれたカールトンが足手まといとなるラルフは、彼を射殺して逃げる。
ラルフは、車で迎えに来たカールトンの妹ホリデー(バーバラ・ペイトン)と仲間のジョー”ジンクス”レイナー(スティーヴ・ブロディー)と共に逃走する。
ホリデーは、助け出そうとした兄の死を知り悲しみ、アパートに身を潜めるつもりのラルフを拒むものの、強引な彼に抱かれてしまう。
その後ラルフは、逃亡資金を稼ぐためにジンクスや犯罪者のヴィック・メイソン(リス・ウィリアムズ)の協力を得て現金を強奪する。
ラルフの犯行を知った悪徳警官のチャールズ・ウェバー警部(ウォード・ボンド)とジョン・リース警部補(バートン・マクレーン)は、彼を脅して金を要求する。
ラルフは、州の実力者エズラ・ドブソン(ハーバート・ヘイス)の娘マーガレット(ヘレナ・カーター)と知り合い彼女に惹かれる。
弁護士キース”チェロキー”マンドン(ルーサー・アドラー)の手を借りたラルフは、強欲なウェバーに対抗しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想

1948年に発表された、ホレス・マッコイの小説”Kiss Tomorrow Goodbye”を基に製作された作品。

1930年代に短編映画監督として活躍し、その後長編作品に転向したゴードン・ダグラスが、ジェームズ・キャグニーと組んだ作品。

オハイオ州では、残虐でサディスティックなシーンや、犯罪の手順と過激な表現などがあるということで、上映禁止になった問題作でもある。

主演のジェームズ・キャグニーは、結果的に本作が最後のギャング映画となり、2人の女性と関係しながら、悪徳警官の脅迫もかわす非情な男を熱演している。

囚人だった主人公が兄(ネヴィル・ブランド)を殺したことも知らずに彼を愛するバーバラ・ペイトン、主人公と結婚する実力者(ハーバート・ヘイス)の娘ヘレナ・カーター、主人公を脅す悪徳警官をいい味で演じているウォード・ボンド、その同僚バートン・マクレーン、主人公と手を組む弁護士のルーサー・アドラー、主人公の仲間スティーヴ・ブロディー、同じくリス・ウィリアムズ、州の実力者の執事ゴードン・リチャーズ、警察署長のジョン・ライテル、看守ウィリアム・フローリー、主人公の逃亡に手を貸す看守ジョン・ハローラン、刑事のケネス・トビーなどが共演している。


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