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無冠の帝王 The Finger Points (1931)

生活のためにギャングから賄賂を受け取った記者の運命を描く、製作、監督ジョン・フランシス・ディロン、主演リチャード・バーセルメスフェイ・レイレジス・トゥーミーロバート・エリオットクラーク・ゲーブル他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

クラーク・ゲーブル / Clark Gable / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジョン・フランシス・ディロン
製作:ジョン・フランシス・ディロン
脚本
ジョン・モンク・サウンダース
W・R・バーネット
ロバート・ロード
撮影:アーネスト・ホーラー
編集:リロイ・ストーン
音楽:デヴィッド・メンドーサ

出演
ブリッケンリッジ”ブレック”リー:リチャード・バーセルメス
マーシア・コリンズ:フェイ・レイ
チャーリー”ブリージー”ラッセル:レジス・トゥーミー
フランク・カーター:ロバート・エリオット 社会部長
ルイ・J・ブランコ:クラーク・ゲーブル
エリス・ウィーラー:オスカー・アプフェル 編集長
ラリー・ヘインズ:ロバート・グレックラー スフィンクスクラブマネージャー

クレジットなし
アーサー:ミッキー・ベネット オフィスボーイ
警官:ジェームズ・P・バーティス
ブランコのボディーガード:マルティン・シシー
ヘインズの手下:ボブ・ペリー
手下:ルー・ハーヴェイ 「ナンバーワン」オフィスの
手下:ジョージ・テイラー 「ナンバーワン」オフィスの
警備員フランク・マーロウ 「ナンバーワン」オフィスの
ブレックスの仕立て屋:ヘルマン・クランプフェル
カジノ常連客:フランク・マクルーア
カジノ常連客:フィールド・ノートン
カジノ常連客:アルバート・プティ
電話の声:J・キャロル・ナイッシュ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1931年製作 85分
公開
北米:1931年4月11日
日本:年月日 未公開


ストーリー
ニューヨーク
南部から来た青年ブリッケンリッジ”ブレック”リー(リチャード・バーセルメス)は、新聞社”ザ・プレス”の編集長エリス・ウィーラー(オスカー・アプフェル)に会い、紹介状を見せて採用され記者となる。
ウィーラーは、社会部長のフランク・カーター(ロバート・エリオット)にブレックのことを任せる。
デスクを与えられたブレックは、同僚の記者マーシア・コリンズ(フェイ・レイ)やチャーリー”ブリージー”ラッセル(レジス・トゥーミー)と親しくなる。
ブレックの最初の仕事となったのは、ラリー・ヘインズ(ロバート・グレックラー)が新しくオープンさせるクラブの賭博場の存在を暴露することだった。
ブレックに会ったヘインズは、賭博場のことを訊かれるものの、プライベート・クラブだと答えて彼を追い払おうとする。
その場にいたヘインズと手を組むギャングのルイ・J・ブランコ(クラーク・ゲーブル)は、ブレックに口止め料を払おうとする。
ヘインズとルイが席を外して話し合っている間に、ブレックはその場を去る。
社に戻ったブレックは、ギャングのヘインズが支配する危険地帯に取材に行ったことを心配するマーシアとブリージーの意見を聞かずに、賭博場がオープンすることを記事にする。
クラブは警察の強制捜査を受け、逮捕されたヘインズは、その場にいたブレックを脅す。
数日後、ブレックは2人の男に襲われて殴られ、病院に運ばれる。
回復したブレックは、マーシアとブリージーが見舞いに来てくれたことを喜ぶ。
ブリージーが帰った後、マーシアと惹かれ合っていたブレックは、退院後に資金を貯めて結婚したいことを彼女に告げる。
1週間後、退院したブレックはマーシアや同僚たちに歓迎されるが、治療費の請求書を確認してカーターと話し、会社に負担を求める。
それを拒まれたブレックは昇給か前借りを求めるが、それも断られてしまう。
困ったブレックは、心配するマーシアには何も話さず、ルイの元に向かう。
ルイに事情を話したブレックは、賄賂と引き換えに、都合の悪いことは記事にしないと約束し、彼と手を組むことになるのだが・・・。


解説 評価 感想

多くのサイレント作品を手がけたジョン・フランシス・ディロンが製作を兼ねて監督し、主演はリチャード・バーセルメスフェイ・レイレジス・トゥーミーロバート・エリオットクラーク・ゲーブルなどが共演した作品。

生活のためにギャングから賄賂を受け取った記者の凋落を描くドラマ。

トーキー映画黎明期の作品であり、サイレントの名残りがうかがえる作風が興味深い。

社会に貢献する思いで記者として働き、ささやかな夢を実現させようとした青年が、生活苦から脱するために悪と手を組んだことで人生を破滅させる姿はあまりにも哀れだ。

主演のリチャード・バーセルメスは、生活のためにギャングと手を組み身の破滅を招く青年記者を好演している。

主人公と手を組み賄賂を渡すギャングを演ずるクラーク・ゲーブルの、撮影当時30歳とは思えない、凄味を感じさせる演技も注目だ。

主人公の同僚であり愛し合うようになるフェイ・レイ、同じく主人公の同僚レジス・トゥーミー、主人公の上司である社会部長ロバート・エリオット、新聞社の編集長オスカー・アプフェル、違法賭博クラブのオーナー、ロバート・グレックラー、ギャングのボブ・ペリールー・ハーヴェイ、電話の声J・キャロル・ナイッシュなどが共演している。


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