イコライザー2 The Equalizer 2 (2018)

グレースの書店に向かったマッコールは、その場にいた娘に、何も話さないようにと合図する。

頼んでいた”プルースト”の”失われた時を求めて”をグレースから受け取ったマッコールは、彼女が店を売却するのをやめたことを知り、その場を去る。

その後、客を乗せるためにホテルに向かったマッコールは、気分の悪そうな女性を送るよう指示される。

ホテルに戻り男たちの元に向かったマッコールは、女性を病院に運んだことを伝えて、彼女にした行為を撮影したカメラや携帯電話を要求する。

抵抗しようとした男たちを痛めつけたマッコールは、泣き始めた富豪の御曹司を脅し、警察にすべてを話し、ドライバー評価で星5つをつけるよう指示して、その場を去る。

アパートに戻ったマッコールは侵入者に気づき、元同僚で親友のスーザン・プラマー（メリッサ・レオ）だったために、彼女を歓迎する。

スーザンとヴィヴィアンのことや復帰の話をしたマッコールは、空港に向かう彼女を見送る。

翌日マッコールは、ファーティマの庭が荒らされ、壁に落書きされていることを知る。

落書きを消していたマッコールは、アパートの住人マイルズ・ウィテカー（アシュトン・サンダース）に話しかけられ、彼が芸術学校に通うアーティストだと知り、報酬を払う約束をして壁を塗り直す作業を任せる。

マッコールは、マイルズが麻薬とギャングに関わることをやめさせたかった。

スーザンは、マッコールの元同僚デイヴ・ヨーク（ペドロ・パスカル）と共に、カルベルの事件を調べるためにベルギーに向かうことになる。

サムの話を聞いたマッコールは、戦争時代に別の収容所に入れられて生き別れた、彼の姉マグダの肖像画が写る写真を見つけたことを知る。

競売にかけられていたその絵を手に入れようとするサムは、証拠があるので、あとは判事に見せるだけとマッコールに話す。

ワシントンD.C.。
スーザンと夫ブライアン（ビル・プルマン）と食事をしたマッコールは、彼女がヨーロッパに向かうことを知る。

ベルギー、ブリュッセル。
ヨークと共にカルベルの家を調べたスーザンは、テーブルの上の細かな粉に気づく。

サムを送ったマッコールは、提示した証拠に判事が興味を示さなかったことに落胆する彼を気の毒に思う。

部屋に招かれたマッコールはマグダの写真を見せられ、彼女の12歳の誕生日に描かれた肖像画の話を聞く。

サムは、マグダを2度守れなかったことを悔やむ。

マッコールは、その件をスーザンに話し協力を求めていた。

ヨークの調査で、カルベル夫妻に何も問題がないことを確認したスーザンはホテルに戻る。

エレベーターでヨークと別れて部屋に向かったスーザンは、同じ階で降りた若者2人に襲われる。

抵抗したスーザンは、2人に痛めつけられる。

マイルズの作業を見ていたマッコールは、ボクサーだった彼の兄が強盗に撃ち殺されたことを知る。

ブライアンからの電話を受けたマッコールは、スーザンが殺されたことを知りショックを受ける。

スーザンの葬儀が行われ、ブライアンから話を聞いたマッコールは、単なる強盗事件だと判断されたものの、彼女は普段から宝石などを身につけていないことを知る。

ブライアンは、スーザンが結婚指輪だけをしていたことを話し、マッコールは、奪われていなかったそれを見せられる。

DIAが犯人を捕らえることを約束したと言うブライアンの話を聞いたマッコールは、スーザンの携帯電話などを預かる。

マッコールは、ロックがかかっている携帯電話のSIMカードを抜き、内容を調べる。

レズニックらは、スーザンを襲った2人の部屋を爆破し、彼らを殺す。

ブリュッセル警察のシステムにアクセスしたマッコールは、スーザンの事件の映像や資料を調べる。

エレベーターの監視映像に注目したマッコールは、スーザンと同じ階で降りた2人が気になる。

ワシントンD.C.。
ヨークに再会したマッコールは、スーザンの件や仲間達のことを話す。

監視映像のことを話したマッコールは、エレベーターで、若者2人がスーザンと同じ階のボタンを押したことをヨークに伝える。

2人がガス漏れと思われる爆発で死んだことを話したヨークは、スーザンの刺殺方法がプロの仕業だと言うマッコールの意見を聞き、協力を約束する。

部屋からマイルズの作業を監視していたマッコールは、彼がギャングと手を切っていないことを知る。

カルベルの事件の資料も調べたマッコールは、他殺だと確信する。

マッコールは、ヨークに電話をしてその件を話し、事件が他殺だと気づいたためスーザンが殺されたという考えを伝える。

マイルズが作業をしていないことを気にしたマッコールは、ギャングの元に向かう。

ギャングに銃を向けたマッコールは、マイルズを連れ戻し、正しい道を歩ませるために説教をする。

納得したマイルズは、マッコールのアパートのキッチンの壁も塗ることを約束する。

マッコールは、タナハシ・コーツの”世界と僕のあいだに/Between the World and Me”を渡し、それを読めば報酬を払うとマイルズに伝える。

乗車客の男に襲われたマッコールは、運転しながら彼を殺し、携帯電話を奪い、遺体と共に車を燃やす。

ヨークの家を訪ねたマッコールは、妻と子供たちを紹介される。

襲われた殺し屋の、軍クラスの暗号化された携帯電話を見せたマッコールは、カルベルの捜査関係者を含め、家族も危険だとヨークに伝える。

電話を調べて、それにかけた者を捜すよう指示したマッコールは、自分の電話からある番号にかける。

マッコールは、自分の姿を見た瞬間から落ち着きがないヨークの携帯電話が呼び出されたことを確認し、何があったのかを問う。

ヨークは、マッコールが死んだ（消えた）後にチームは解散し、傭兵になったことを話す。

ブリュッセルの殺人事件に関与していることが知られそうになったために、自分がスーザンを殺しと、ヨークはマッコールに伝える。

命懸けで任務をこなしても政府に利用されただけだったと考えるヨークは、チームのレズニック、アリ（カジー・タウギナス）、コヴァック（ギャレット・A・ゴールデン）ら全員が殺し屋になったことを話す。

ヨークと家を出たマッコールはレズニックらと再会し、親友のスーザンを殺したことを非難し、チーム全員を殺すことを伝える。

マッコールは、娘と学校に向かうヨークの妻に駅まで乗せてもらうことになり、ヨークらと別れる。

その後マッコールは、レズニックとアリに命を狙われたブライアンを救い、彼らがスーザンを殺したことを伝える。

マイルズに電話をしたマッコールは、キッチンの壁を塗っていることを知る。

不審者がアパート近づいていることに気づいたマッコールは、本棚の裏の空間に隠れるようマイルズに指示する。

コヴァックと共に部屋に侵入したヨークは、誰もいないことを確認し、マッコールからの電話を受ける。

当分帰らないと言われたヨークは、マッコールが海辺の家に向かったことに気づく。

ヨークは、本棚の裏から出てきたマイルズを捕らえて、レズニックらと合流して海辺の家に向かう。

ハリケーンが接近する中、家に着いたマッコールは、ヨークらを迎え撃とうとする。

到着したヨークは、監視塔に上り狙撃の準備をする。

釣具店に入ったコヴァックは、マッコールが放った捕鯨砲で殺される。

海辺に向かったアリは、壁に貼られたスーザンの写真に気を取られ、マッコールに襲われて重傷を負う。

瀕死のありに気づいたレズニックは、それをヨークに知らせる。

マッコールは、ヴィヴィアンが経営していたパン屋に向かい、小麦粉を粉塵にしてレズニックをおびき寄せる。

レズニックは、投げ入れた手榴弾で粉塵爆発が起きたために、吹き飛ばされて死亡する。

突風により電線が当たり倒れたヨークは、現れたマッコールと格闘になる。

マッコールは、ヨークの左目を潰して手足の腱を切り、心臓を刺して脊髄を切断し、塔から海辺の岩場に突き落とす。

トランクの中から脚を撃たれたマイルズを救い出したマイルズは、彼の手当てをして、妻ヴィヴィアンのことを想い出す。

その後マイルズは、真面目に美術学校に通う。

ファーティマは、故郷を思い起こさせる菜園の絵が壁に描かれていることに気づき、描いてくれたマイルズに心の中で感謝する。

サムは、肖像画の情報によりマッコールが見つけだしたマグダと再会し、2人は涙しながら抱き合う。

海辺の家に戻たマッコールは、結婚指輪を左手の薬指にはめ替えて、穏やかな海を眺めながらヴィヴィアンのことを想う。