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アイガー・サンクション The Eiger Sanction (1975) 3.72/5 (36)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1972年に発表された、トレヴェニアンの”The Eiger Sanction”を基に製作された作品。
大学教授にして登山家でもある元殺し屋が、新たな”制裁”(殺人)に絡む陰謀に巻き込まれる姿を描く、監督、主演クリント・イーストウッドジョージ・ケネディジャック・キャシディグレゴリー・ウォルコット他共演のサスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

クリント・イーストウッド / Clint Eastwood 作品一覧
クリント・イーストウッド / Clint Eastwood / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮
デイヴィッド・ブラウン

リチャード・D・ザナック
製作:ロバート・デイリー
原作:トレヴェニアンThe Eiger Sanction
脚色
ハル・ドレスナー
ウォーレン・マーフィ

トレヴェニアン
撮影:フランク・スタンリー
編集:フェリス・ウェブスター
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演
ジョナサン・ヘムロック:クリント・イーストウッド

ベン・ボウマン:ジョージ・ケネディ
ジェマイマ・ブラウン:ヴォネッタ・マッギー
マイルズ・メロウ:ジャック・キャシディ
ポープ:グレゴリー・ウォルコット
アンナ・モンテーニュ:ハイディ・ブルール
ジャン=ポール・モンテーニュ:ジャン=ピエール・ベルナルド
ドラゴン:セイヤー・デイヴィッド
カール・フライタグ:ライナー・ショーン
アンドレ・マイヤー:マイケル・グリム
ジョージ:ブレンダ・ヴィーナス

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1975年製作 128分
公開
北米:1975年5月21日
日本:1975年11月
北米興行収入 $14,200,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
チューリッヒ
ある組織の情報員”ワームウッド”は、マイクロフィルムを手に入れるものの、二人組に襲われて殺される。

カリフォルニア
大学の美術教授で元登山家のジョナサン・ヘムロック(クリント・イーストウッド)は、かつてはプロの殺し屋だった。

ヘムロックは、その報酬で絵画を手に入れる収集家でもあった。

秘密組織”C-2”のリーダーで、遺伝子疾患アルビノである元ナチのドラゴン(セイヤー・デイヴィッド)は、ポープ(グレゴリー・ウォルコット)をヘムロックの元に送り新たな”制裁”を依頼しようとする。
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解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
大学教授にして絵画の収集家でもある元殺し屋のジョナサン・ヘムロックは、秘密組織の”C-2”ボリーダー、ドラゴンに新たな”制裁”を依頼される。
難なくターゲットを抹殺したヘムロックは、ドラゴンの罠にはまり、嫌とは言えない条件を突きつけられて、再び仕事を受けることになる。
登山家でもあるヘムロックは、アイガー登頂に北壁から挑むチームに加わり、その中にいるターゲットを始末することになる。
チームの隊長でもある旧友のボウマンの元でトレーニングを始めたヘムロックだったが、彼の”制裁”を阻止しようとする妨害が始まる・・・。
__________

クリント・イーストウッド主演による、彼自身の監督作としては3作目の作品。

ヨーロッパの各都市やアイガーを舞台にした国際犯罪と、見慣れたモニュメントバレーメサで、そそり立つ岩柱によじ登る斬新な映像など、イーストウッドの魅力とともに見応え十分の作品。

当時、派手な大作の音楽を担当していたジョン・ウィリアムズの、落ち着いた雰囲気の美しいテーマ曲も印象的だ。
主演のイーストウッドは、似合わない大学教授役で登場したかと思うと、いきなり問答無用の殺し屋に変貌してしまう。

見る者を楽しませながら納得させてしまう、唐突な行動などがいかにも彼らしい。

一見、線が細いように見えるが、普段から鍛え上げている肉体と腕っ節の強さを誇張するところも、イーストウッド作品の特徴だ。

頑強な大男に脅しをかけるシーンなどが、当時のイーストウッド作品の特徴とも言える。

イーストウッドを含めて出演者が長身揃いで、雄大な大自然の映像と共に、ドラマにスケール感と迫力が加わっている。

イーストウッドとは、前年の「サンダーボルト」(1974)でも共演しているジョージ・ケネディの巨体が際立っている。

悪役を演じてもどこか憎めないのが彼の特徴で、いかにもアメリカ人らしい雰囲気を醸し出すいい役者だ。

ジャック・キャシディのゲイ役もハマっていた。
彼は、翌年タバコの火の不始末で、火災により焼死している。

エド・ウッド」(1994)にもカメオ出演した、”史上最悪SF映画”「プラン9 フロム・アウタースペース」の出演者でもあるグレゴリー・ウォルコットは、本作を含めイーストウッド作品には4作に出演している。

体格はイーストウッドに負けない彼が間抜け呼ばわりされ、簡単に懲らしめられてしまうシーンは実に可笑しい。

主人公を罠にはめるが、その後、良きパートナーともなる組織の一員ヴォネッタ・マッギー、”制裁”の依頼人である組織のリーダー、セイヤー・デイヴィッド、登頂チームのジャン=ピエール・ベルナルドその妻ハイディ・ブルールライナー・ショーン、マイケル・グリム、主人公のトレーニング係でボウマン(ジョージ・ケネディ)の娘だったブレンダ・ヴィーナスなどが共演している。

本作に限らないが、イーストウッドの着こなしとセンスが良くないことが気になる。
コーディネーターはいるはずだが、どうも衣裳選などは野暮ったい。
彼は、Tシャツ一枚とジーンズ、地味なスーツ姿、またはウエスタン・スタイルが良く似合う。


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