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兇弾 The Blue Lamp (1950)

ロンドンパディントンの治安を守る警察官の日常を描く、監督ベイジル・ディアデン、主演ジャック・ワーナージミー・ハンリーダーク・ボガードバーナード・リー他共演の犯罪ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ベイジル・ディアデン
製作:マイケル・バルコン
原作
ヤン・リード
テッド・ウィリス
脚本:T・E・B・クラーク
撮影:ゴードン・ダインズ
編集:ピーター・タナー
音楽:アーネスト・アーヴィング

出演
ジョージ・ディクソン巡査:ジャック・ワーナー
アンディ・ミッチェル巡査:ジミー・ハンリー
トム・ライリー:ダーク・ボガード
ロバーツ巡査部長:ロバート・フレミング
チェリー警部:バーナード・リー
ダイアナ・ルイス:ペギー・エヴァンス
スパッド:パトリック・ドゥーナン
キャンベル巡査:ブルース・シートン
ヒューズ巡査:メレディス・エドワーズ
ブルックス巡査部長:クライヴ・モートン
ハモンド警部:ウィリアム・マーヴィン
アルフ・ルイス:フレデリック・パイパー
メイジー:ドーラ・ブライアン
ディクソン夫人:グラディス・ヘンソン
本人:テシー・オシェア
ホワイトシティのブックメーカー・アシスタント:サム・キッド(クレジットなし)
巡査:アンソニー・スティール(クレジットなし)

イギリス 映画
配給 General Film Distributors
1950年製作 85分
公開
イギリス:1950年1月20日
北米:1950年6月1日
日本:1950年8月12日


ストーリー
1949年、ロンドンパディントン
引退を考えるベテランの巡査ジョージ・ディクソン(ジャック・ワーナー)は、新人のアンディ・ミッチェル巡査(ジミー・ハンリー)の面倒を見ていた。
ディクソンの家に招かれ妻(グラディス・ヘンソン)を紹介されたミッチェルは、親切にしてくれる彼らとの関係を深める。
様々なことに対処する警察署は、捜査部長テリー警部(バーナード・リー)の指揮下、ディクソンらが街の治安を守っていた。
悪党のトム・ライリー(ダーク・ボガード)は、家出したダイアナ・ルイス(ペギー・エヴァンス)と付き合い、強盗を計画して彼女を映画館で働かせる。
仲間のスパッド(パトリック・ドゥーナン)と共に計画を実行したライリーは、映画館の売上金を奪おうとする。
客からそれを知らされた巡回中のディクソンは、映画館に駆け付ける。
ディクソンに気づいたライリーは、怯まずに近づく彼を銃撃して、スパッドと共に逃亡する。
連絡を受けたチェリーらが駆け付け、瀕死のディクソンは病院に運ばれる。
一命を取り留めたディクソンの容態を気にしながら、ロバーツ巡査部長(ロバート・フレミング)やミッチェルらは、犯人の捜査を始めるのだが・・・。


解説 評価 感想

ロンドンパディントンの治安を守る警察官の日常を、フィルム・ノワール的なドキュメンタリー・タッチで描いた犯罪ドラマ。

通常は銃器を所持しないイギリスの警官の地道な活動や、銃を手にした犯罪者に敢然と立ち向かう姿が、リアルな映像と共に描かれた秀作。
第4回英国アカデミー賞で作品賞を受賞し、第11回ヴェネツィア映画祭では金獅子賞にノミネートされた。

1955–1976年の”BBC”テレビシリーズ”Dixon of Dock Green”は、本作を基に製作された番組である。
本作の主演者ジャック・ワーナーは、80歳になるまでの21年間、テレビシリーズでも主人公”ジョージ・ディクソン巡査”を演じた。

警官が主人公のドラマではあるが、事件を起こす小悪党ダーク・ボガードと家出女性ペギー・エヴァンスの演技が強烈に印象に残る。

強盗の凶弾に倒れるベテラン巡査ジャック・ワーナー、彼を慕う新人の巡査で犯人を逮捕するジミー・ハンリー、巡査部長のロバート・フレミング、捜査部長のバーナード・リー、犯人の仲間パトリック・ドゥーナン、巡査のブルース・シートンメレディス・エドワーズアンソニー・スティール、巡査部長のクライヴ・モートン、署長である警部のウィリアム・マーヴィン、主人公の妻グラディス・ヘンソン、歌手のテシー・オシェア他、フレデリック・パイパードーラ・ブライアンサム・キッドなどが共演している。


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