”マーベル・コミック”のスーパー・ヒーロー・チーム”アベンジャーズ”を基に、既に映画化されそれぞれが大ヒットを記録した作品の主人公が集結した、監督、原案、脚本ジョス・ウィードン、主演ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、ジェレミー・レナー、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン他豪華スター競演のアクション超大作。 |
・ロバート・ダウニーJr. / Robert Downey Jr. 作品一覧
・スカーレット・ヨハンソン / Scarlett Johansson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョス・ウィードン
製作総指揮
ヴィクトリア・アロンソ
アヴィ・アラッド
ルイス・デスポジート
ジョン・ファヴロー
アラン・ファイン
ジェレミー・ラッチャム
スタン・リー
パトリシア・ウィッチャー
原作
”アベンジャーズ”
スタン・リー
ジャック・カービー
”キャプテン・アメリカ”
ジョー・サイモン
ジャック・カービー
原案
ジョス・ウィードン
ザック・ペン
製作:ケヴィン・フェイグ
脚本:ジョス・ウィードン
撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
編集
ジェフリー・フォード
リサ・ラセック
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演
トニー・スターク/アイアンマン:ロバート・ダウニーJr.
スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ:クリス・エヴァンス
ブルース・バナー/ハルク:マーク・ラファロ
ハルク(声):ルー・フェリグノ
ソー:クリス・ヘムズワース
クリント・バートン/ホークアイ:ジェレミー・レナー
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
フィル・コールソン:クラーク・グレッグ
マリア・ヒル:コビー・スマルダーズ
ロキ:トム・ヒドルストン
ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロー
J.A.R.V.I.S:ポール・ベタニー
エリック・セルヴィグ:ステラン・スカルスガルド
警備員:ハリー・ディーン・スタントン
インタビューされる老人:スタン・リー
アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2012年製作 142分
公開
北米:2012年5月4日
日本:2012年8月14日
製作費 $220,000,000
北米興行収入 $623,357,900
世界 $1,511,757,900
■ アカデミー賞 ■
第85回アカデミー賞
・ノミネート
視覚効果賞
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D/シールドの長官ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)は、緊急事態の報告を受けて基地に向かい、部下フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)に迎えられて報告を受ける。
フューリーは、世界を破壊する力を持つ四次元キューブの極秘研究を任されていた、エリック・セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)や、エージェントのクリント・バートン/ホークアイ(ジェレミー・レナー)からの説明も受ける。
その時、キューブが突然反応し始め、神々の国アスガルドを追放されて、地球の支配を企むロキ(トム・ヒドルストン)が現れる。
ロキは、いきなり攻撃を始めて、バートンと、自分をソー(クリス・ヘムズワース)の弟だと知るセルヴィグの行動を制御して立ち去る。
フューリーは、部下のマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)に、バートンが敵側につきキューブが奪われたことを知らせて追跡するよう命ずる。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「アベンジャーズ」(2012)
・「アベンジャーズ /エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)
*(簡略ストー リー)
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D/シールドの基地が、神々の国アスガルドから追放されたロキに襲われる。
シールド長官フューリーは、世界を破壊する力を持つ四次元キューブをロキに奪われてしまう。
地球の危機に直面したフューリーは、部下のコールソンやスパイのロマノフらに、各特殊能力を身につけたヒーローを捜し出すよう命ずる。
シールドの空中基地ヘリ・キャリアに集結したトニー・スターク/アイアンマン、ロジャース/キャプテン・アメリカ、バナー/ハルクらだったが、結束が必要な中で各意見が食い違う。
そんな中、チームはロキを捕えることに成功するが、彼に洗脳されていたエージェントのバートン/ホークアイの攻撃を受ける。
ロキはその場を脱出し、キューブを利用して異世界の軍団チタウリを呼び寄せようとする。
そしてフューリーは、”アベンジャーズ”としてヒーロー・チームの結束を確かめ、ロキの企みに対抗しようとするのだが・・・。
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ファン待望、企画前から大ヒット間違い無しの超大作は、期待を大きく上回る結果を残した。
それぞれが、世界を席巻できるキャラクター、それらが終結する重量感のある映像、圧倒的なパワー、とにかく、これほどの作品は映画史上にない、とてつもない試みとして世界中の人々の支持を受けた。
製作費2億2000万ドル、北米興行収入は約6億2300万ドル、全世界では約15億1000万ドルという歴代興行記録の第3位となった。
*(世界興行収入)
1.「アバター」2009:$2,782,275,170
2.「タイタニック」1997:$1,835,300,000
第85回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。
大味とも言える内容だが、これだけ見栄えのするキャラクターが集合すれば、もう、好きなようにやってくれと言う他なく、理屈抜き、難しいことは考えないで楽しむべき典型的な作品。
”アイアンマン”別格ということもなく、各個性を平均的に描写したジョス・ウィードンの演出は、脚本と共に大いに評価できる。
今回は、突出した影響力を示すわけにもいかないロバート・ダウニーJr.、それを踏まえた雰囲気でトニー・スターク/アイアンマンを貫禄で演じ、過去の軍人らしい考えで、結構チームを引っ張るスティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンス、温厚な天才学者ブルース・バナー/ハルク(声:ルー・フェリグノ)のマーク・ラファロ、義弟の暴走に苦悩しながらのパワフルなソー役クリス・ヘムズワース、弟ロキを好演するトム・ヒドルストン、彼に洗脳されるクリント・バートン/ホークアイのジェレミー・レナー、小柄ながら力強さを感じる妖艶な女スパイ、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ、スカーレット・ヨハンソン、存在感あるシールド長官サミュエル・L・ジャクソン、その部下で命を落とすクラーク・グレッグ、コビー・スマルダーズ、スタークの秘書兼恋人グウィネス・パルトロー、コンピューター/J.A.R.V.I.S声ポール・ベタニー、物理学者のステラン・スカルスガルド、そして、ハルクが地上に落下した際に声をかける警備員ハリー・ディーン・スタントン、ニュース映像でインタビューされる老人役で原作者スタン・リーが、お馴染みのカメオ出演をしている。