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サバイバー Survivor (2015)

テロリストの入国を阻止しようとする駐英アメリカ大使館職員と彼女の抹殺を請け負った暗殺者の戦いを描く、監督ジェームズ・マクティーグ、主演ミラ・ジョヴォヴィッチピアース・ブロスナンディラン・マクダーモットアンジェラ・バセットロバート・フォスタージェームズ・ダーシー他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ジェームズ・マクティーグ

製作
チャールズ・ウィンクラー
アーウィン・ウィンクラー
マット・オトゥール
レス・ウェルドン
ボアズ・デヴィッドソン
製作総指揮
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
ジェイソン・ブルーム
脚本:フィリップ・シェルビー
撮影:ダニー・ルールマン
編集:ケイト・ベアード
音楽:イラン・エシュケリ

出演
キャサリン”ケイト”アボット:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ナッシュ/ウオッチメーカー:ピアース・ブロスナン
サム・パーカー:ディラン・マクダーモット
モーリーン・レイン駐英大使:アンジェラ・バセット
ビル・タルボット:ロバート・フォスター
ポール・アンダーソン警部:ジェームズ・ダーシー
サリー:フランシス・デ・ラ・トゥーア
ナオミ・ローゼンバウム:アントニア・トーマス
エミール・バラン医師:ロジャー・リース
パヴロー:ベンノ・フユルマン
リサ・カー:ジュネヴィーヴ・オライリー

イギリス/アメリカ 映画
配給 Alchemy
2015年製作 96分
公開
イギリス:2015年6月5日
北米:2015年5月29日
日本:2015年10月17日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $3,638,980


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
7月18日、午前5時2分、アフガニスタンカンダハール
アメリカ軍ヘリコプターは戦闘の末に撃墜され、パイロットのジョニー・タルボットとレイは捕らえられる。

ジョニーは役に立つことが分かり生かされるが、レイは焼き殺される。

12月29日、午前8時15分、ロンドン、アメリカ大使館。
新任の係官キャサリン”ケイト”アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、同僚のサム・パーカー(ディラン・マクダーモット)や上司ビル・タルボット(ロバート・フォスター)との会議に出席する。

アメリカへの不正入国者を阻止するため、ルーマニア国籍のエミール・バラン医師(ロジャー・リース)を査証申請で厳しくチェックをするケイトは、過度な審査により処理が遅れていることをビルから指摘されるものの、仕事をしているだけだと伝える。

パヴロー(ベンノ・フユルマン)の元に向かったバランは、ヴィッカー製薬の顧問であることを知っていたケイトが厄介な相手だと伝え、処理すると言われる。

オーダーメイドの時計店に向かったパヴローは、暗殺者である店主のウオッチメーカー(ピアース・ブロスナン)にケイトの資料を渡し、明日、彼女を殺すことを確認する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ロンドン
駐英アメリカ大使館の新任係官キャサリン”ケイト”アボットは、ルーマニア国籍の医師バランの査証申請を厳しくチェックする。
10年前に妻の治療のためアメリカに向かおうとしたバランは、それが叶わぬまま他界した彼女のために復讐を誓い、アメリカでテロを起こそうと考えていた。
バランの調査を始めたケイトは、上司のビルや”スコットランドヤード”のアンダーソン警部から不審な行動を追及される。
テロの黒幕パヴローは、バランを探るケイトを抹殺するために、最高の暗殺者”ウォッチメーカー”を雇う。
たまたま席を外したレストランが爆破されたケイトは、同僚達が犠牲になったことで動揺しながらも、テロを阻止するために単独で巨悪に立ち向かうのだが・・・。
__________

マトリックス」三部作のアシスタントディレクターを務め、「Vフォー・ヴェンデッタ」(2006)などを監督したたジェームズ・マクティーグの作品で、ミラ・ジョヴォヴィッチピアース・ブロスナン他豪華キャストで製作されたサスペンス。

ニューイヤーズ・イヴのカウントダウンで賑わうニューヨークの”タイムズスクエア”で実行されるテロ計画までと、それに絡むアメリカ人外交官と彼女の命を狙う最強の暗殺者の対決が緊迫感ある映像で描かれている。

魅力的なキャスティングにも拘わらず拡大公開されなかったために、商業的には成功しなかった作品。

主演のミラ・ジョヴォヴィッチは、エリート外交官とは言え、情報機関の工作員のような活躍を見せる。
1千億ドルという巨額の利益のために狙われる民間人という設定はやや不自然のように思えるものの、ハードな役柄が似合う彼女には適役だ。

主人公の抹殺を請け負った最強の暗殺者をクールに演ずるピアース・ブロスナン、主人公を信じて終始、支える同僚の外交官ディラン・マクダーモット、駐英大使のアンジェラ・バセット、息子を人質にとられ仕方なく国家を裏切る主人公の上司ロバート・フォスター、”スコットランドヤード”の警部ジェームズ・ダーシー、主人公に協力する同僚のフランシス・デ・ラ・トゥーア、爆破の犠牲となる主人公の同僚アントニア・トーマス、妻を受け入れなかったアメリカへの復讐を誓いテロを実行しようとする医師のロジャー・リース、彼を操る黒幕ベンノ・フユルマン、主人公の友人である写真家のジュネヴィーヴ・オライリーなどが共演している。


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