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スーパーノヴァ Supernova (2020)

同性のカップルが病気に向き合いながら最期の時を知り理解し合おうとする姿を描く、監督、脚本ハリー・マックイーン、主演コリン・ファーススタンリー・トゥッチ他共演の恋愛ドラマ。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト
監督:ハリー・マックイーン
製作
エミリー・モーガン
トリスタン・ゴリハー
製作総指揮
メアリー・バーク
エヴァ・イエーツ
ヴァンサン・ガデール
脚本:ハリー・マックイーン
撮影:ディック・ポープ
編集:クリス・ワイアット
音楽:キートン・ヘンソン

出演
サム:コリン・ファース
タスカー・マリナー:スタンリー・トゥッチ
リリー:ピッパ・ヘイウッド
クライヴ:ピーター・マックイーン
ティム:ジェームズ・ドレイファス
ポール:イアン・ドライズデイル
スー:サラ・ウッドワード
シャーロット:ニナ・マーリン

イギリス 映画
配給 StudioCanal
2020年製作 93分
公開
イギリス:2021年6月25日
北米:2021年1月29日
日本:2021年7月1日
北米興行収入 $234,220
世界 $3,415,790


ストーリー
イングランド
ピアニストのサム(コリン・ファース)と作家のタスカー・マリナー(スタンリー・トゥッチ)は、20年来、恋人同士だった。
アマチュア天文学者でもあるサムとタスカーは、星を観測しながら旅し、友人や家族との再会を楽しみにしてキャンピングカーで”湖水地方”に向かう。
タスカーは初期の認知症と診断され、病気の進行によりサムとの関係に問題が生じ始めていた。
新作を執筆中のタスカーは、サムに原稿を見せようとせずに1人悩んでいた。
サムは、ピアニストとして最後のコンサートを控えていた。
2人はサムの姉リリー(ピッパ・ヘイウッド)の家に到着し、彼女と夫クライヴ(ピーター・マックイーン)、娘のシャーロット(ニナ・マーリン)に歓迎される。
散歩に出たサムとタスカーが戻ると、集まった友人たちがサプライズパーティーで迎えてくれた。
2人は家族や友人たちと楽しい時間を過ごし、タスカーはサムに感謝するスピーチの原稿を読み始める。
言葉に詰まったタスカーに代わりそれを代読したサムは、彼の自分への気持ちを知り感激する。
席を外しキャンピングカーに戻ったサムは、言葉が極端に減少しているタスカーの日記を見つける。
さらにサムは、”ペントバルビタール”(鎮静催眠薬)を隠し持つタスカーが、自ら命を絶つつもりであり、それを伝える自分へのメッセージの録音を聴いてしまいショックを受ける・・・。


解説 評価 感想

短編映画やドキュメンタリーを手がけ俳優としても知られるハリー・マックイーンが脚本を兼ねて監督し(長編2作目)、コリン・ファーススタンリー・トゥッチが同性カップルを演じることで話題になった作品。

同性のカップルが病気に向き合いながら最期の時を知り、理解し合おうとする姿を描く恋愛ドラマ。

前半は、同性カップルの愛が自然に描かれた穏やかな内容で、後半は、死を受け入れなければならない2人の苦悩が切実に描かれた深いドラマである。

最後のコンサートを控えるピアニストのコリン・ファースと作家のスタンリー・トゥッチの、見事な感情表現とその演技に尽きる作品であり、本作は批評家及び各方面で絶賛された。

イングランド北西部”湖水地方”の美しい映像が印象に残る。

サム(コリン・ファース)の姉ピッパ・ヘイウッド、その夫ピーター・マックイーン、その娘ニナ・マーリン、友人ジェームズ・ドレイファス、イアン・ドライズデイル、サラ・ウッドワードなどが共演している。


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