ドクとカフェに向かったヴァルは”パーティー”に行く提案をするが、毎日同じ行動をしているだけなので刺激はいらないと言われる。
どうしても自分には”パーティー”が必要だと言うヴァルは、馴染みだった娼館に向かい、マダムの娘ウェンディ(ルーシー・パンチ)と話しオクサナ(キャサリン・ウィニック)を紹介される。
オクサナと部屋に向かったヴァルはすぐに戻り、ドクと共にその場を去り、閉店している薬局に侵入する。
ドクが見つけてくれた”バイアグラ”を過剰摂取したヴァルは、バーに向かいビリヤードで彼と勝負する。
勃起し始めたヴァルはウェンディの店に戻り、オクサナと愛し合おうとする。
その間にボスのクラップハンズ(マーク・マーゴリス)に電話をしたドクは、”納品”できそうもないことを伝え、それならば友人ではなくなると言われる。
翌朝10時までに殺さなければ自分も殺すと言われたドクは、ヴァルに一人息子を撃たれたことを話すクラップハンズに逆らうことはできなかった。
戻ったヴァルは4回もできたと言って興奮し、ウェンディに感謝してドクと共にその場を去る。
バーに向かったヴァルは、女性客のリサらに迫るものの追い払われ、ドクに20ドル借りて、好みの音楽を流すためにDJにチップを払う。
再びリサに話しかけたヴァルは、彼女を誘ってダンスをする。
満足したヴァルは、リサに感謝してドクの元に戻る。
その後ヴァルは、ドクの白内障と血圧の薬をドラッグのようにしてストローで吸い、ハイになったような気分になる。
そこにクラップハンズの手下のラリー(ビル・バー)とポールが現れ、ドクの顔を見ながら時間を気にする。
二人はその場を去り、酔ったヴァルを連れて店を出たドクは、彼を車に乗せる。
ヴァルが眠ったために拳銃を手にしたドクだったが、彼を殺すことはできなかった。
その後、気分が悪くなったヴァルは病院に運ばれ、担当した看護師ニーナ(ジュリアナ・マルグリーズ)はリチャードの娘だった。
ドクから父のことを訊かれたニーナは、母の死後はホームにいると答え、子供時代に遊んでくれたことを覚えていると伝える。
ニーナから刑務所にいた理由を訊かれたヴァルは、まともに答えられない。
現れた医師は、ヴァルの勃起した性器を見て驚き、ドクから、バイアグラをひとつかみ飲んだと言われる。
血液を抜く治療で回復したヴァルは、ドクが毎朝通うダイナーに向かい、自分を殺すのは誰か尋ねる。
ウエイトレスでドクの”友人”であるアレックス(アディソン・ティムリン)を紹介されたヴァルは、食事オーダーする。
自分を殺すのがドクだと気づいていたヴァルは、彼がそれを認めたために気の毒に思い、クラップハンズのことを非難する。
寝てる間に殺すと言うドクの考えを馬鹿げていると思うヴァルは、クラップハンズの息子が死んだのは事故だったと伝える。
刑務所に入った日に殺しを命じられたことを知ったヴァルは、28年間ドクが苦しんだと考え、クラップハンズを許す気になれなかった。
食事を運んでくれたアレックスに感謝したヴァルは、殺しの期限が翌朝の10時だと知り、あと約9時間であることを確認する。
店を出たヴァルは、食事を消化させるために歩きたいとドクに伝える。
通りに駐車されていた車を盗もうとしたヴァルは、ギャングのジャーゴニュー兄弟のものだと言われる。
鍵もかけていなかった車に乗り込んだヴァルは、友人を救いに行くと言ってリチャードの元に向かう。
ホームに着いた二人はリチャードの部屋に向かい、再会を喜ぶ彼を連れ出す。
かつて逃走のドライバーだったリチャードは、ハンドルを握り急発進して暴走する。
ハイウェイでパトカーに追われたリチャードは、難なく逃げ切る。
ヴァルとドクは、リチャードの望みを叶えるためにウェンディの元に向かう。
二人と寝たいリチャードは、オクサナしかいなかったためにウェンディを誘い、3倍の料金で彼女を納得させる。
オクサナとウェンディは、リチャードのテクニックに満足する。
妻を始めて裏切ったと言うリチャードは、気晴らしに再び暴走する。
トランクの物音に気づいた三人は、車を止めて中を確認し、全裸の女性シルヴィア(ヴァネッサ・フェルリト)が拘束され閉じ込められていたために驚く。
シルヴィアに上着を貸したヴァルは、リチャードがズボンを貸そうとしないために通りの食料品店に向かう。
無礼な口をきく韓国人店主のソンを殴り倒したヴァルは、彼の上着とズボンを奪う。
ダイナーに向かった三人は、シルヴィアから拉致された際の話を聞く。
車があった場所を訊かれたヴァルとドクは、ロドニー通りにあったジャーゴニュー兄弟のものだとシルヴィアに伝える。
自分たちで何とかしようと考えた三人は、ドクのアパートに戻り銃を用意する。
シルヴィアが連れて行かれた倉庫に向かったヴァルは、リチャードを車に残し、ドクと共に現場に案内させる。
同行すると言うシルヴィアに、10分したら来るようにと伝えたヴァルは、ドクと共に倉庫に侵入する。
ジャーゴニュー兄弟を容赦なく銃撃して拘束したヴァルとドクは、警察に通報して住所を教える。
そこに、バットを持ったシルヴィアが現れ、警察が来るまで8分あると彼女に伝えたヴァルとドクはその場を去る。
シルヴィアは、兄弟の股間をバットで殴り痛めつける。
車に戻ったヴァルとドクは、リチャードが死んでいることに気づき、病院に向かいニーナにそれを知らせる。
盗んだスポーツカーに父が乗っていることを知らされたニーナは、その場に向かい父の死を確認する。
墓地に埋葬すると言われたニーナは驚くが、ヴァルとドクは、自分たちには今日しかないと伝える。
三人はリチャードを埋葬し、ニーナは、弔辞を述べてくれたヴァルとドクに感謝してその場を去る。
夜が明けてダイナーに戻ったヴァルとドクは、アレックスに食事を注文する。
アレックスがドクの孫だと思うヴァルは、それを認めた彼に、彼女に伝えることを勧めて、明日、話すことを約束させる。
電話をかけるためにドクが席を外している間に、アレックスはヴァルとドクの話をする。
クラップハンズに電話をしたドクは、殺しは済んだか訊かれる。
ドクが誰よりも気になる客だと言うアレックスに、ヴァルは、そんな彼をどう思っているか尋ねる。
ヴァルを許してほしいと言われたクラップハンズはそれを拒み、アレックスの話をして、彼女が事故に遭う可能性をドクに伝える。
早く済ませないと事故が起きるとドクに伝えたクラップハンズは、電話を切る。
アレックス宛の封筒の中にメモと鍵を入れて掲示板にに貼り付けたドクは、ヴァルと共に食事を済ませて店を出る。
教会に寄って懺悔をしたヴァルは、今日、犯した罪を神父に告白してチップを渡す。
ドクから赦されたか訊かれたヴァルは、そのはずだと答えて、スーツを見に行くと言って紳士服店に侵入する。
そこにラリーとポールが現れ、ドクは、二人を銃撃して痛めつける。
怯えるポールに、自分の好きなようにやるとクラップハンズに伝えるよう指示したドクは、彼を追い払う。
ドクと共にスーツに着替えたヴァルは、意識が戻ったラリーを殴り倒す。
時間だとヴァルに伝えたドクは、店を出て彼と抱き合う。
ドクのアパートに向かったアレックスは、ドクからかかってきた電話に出る。
絵を見たか訊かれたアレックスは美しいと答え、ドクから、自分の考えていたことを伝えたかったと言われる。
伝わったと言うアレックスは、朝焼けを描きながら自分を描いたと話すドクから、クローゼットの靴箱を見るようにと指示される。
大金を確認したアレックスは、ドクから、家賃を1年分払ってある部屋は自分のものだと言われ、次はいつ会えるか尋ねる。
分からないと答えたドクは、アレックスに愛を告げる。
祖父ドクに愛を伝えたアレックスは涙する。
言ってくると伝えたドクは電話を切り、ヴァルは彼の気持ちを察する。
クラップハンズの元に向かうヴァルとドクは銃を手にし、表にいたポールを射殺する。
気づいたクラップハンズは反撃し、ラリーも射殺される。
ヴァルとドクは、クラップハンズに向かって乱射する。