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フッテージ Sinister (2012)

ベストセラーを出そうとして焦る作家とその家族に迫る恐怖体験を描く、監督、脚本スコット・デリクソン、主演イーサン・ホークジュリエット・ライランスフレッド・トンプソンヴィンセント・ドノフリオ他共演のサスペンス・ホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:スコット・デリクソン

製作
ジェイソン・ブラム

ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ
脚本
スコット・デリクソン

C・ロバート・カーギル
撮影:クリス・ノール
編集:フレデリック・ソラヴァル
音楽:クリストファー・ヤング

出演
エリソン・オズワルト:イーサン・ホーク

トレイシー・オズワルト:ジュリエット・ライランス
保安官:フレッド・トンプソン
保安官補:ジェームズ・ランソン
トレヴァー・オズワルド:マイケル・ホール・ダダリオ
アシュリー・オズワルド:クレア・フォーリー
ジョナス教授:ヴィンセント・ドノフリオ

アメリカ 映画
配給 サミット・エンターテインメント

2012年製作 110分
公開
北米:2012年10月12日
日本:2013年5月11日
製作費 $3,000,000
北米興行収入 $48,086,900
世界 $77,712,440


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ペンシルベニア州。
犯罪ノンフィクション作家のエリソン・オズワルト(イーサン・ホーク)は、”流血のケンタッキー”がベストセラーになるものの、その後10年ヒット作を出せずにいた。

ある考えを持ち、この地で暮らすことを決めたエリソンは、妻のトレイシー(ジュリエット・ライランス)と二人の子供トレヴァー(マイケル・ホール・ダダリオ)とアシュリー(クレア・フォーリー)とで新居に引越す。

現れた保安官(フレッド・トンプソン)は、この町で起きた忌わしい事件の真相を知ろうとするエリソンの考えを見抜き、出て行くようにと忠告する。

住民が事件を忘れようとしているという保安官の意見を聞き入れようとしないエリソンは、失踪した少女の生存を信じてそれを調べようとする。

トレイシーは、近所で事件が起きたのかをエリソンに尋ね、彼はそれを否定する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ペンシルベニア州。
ベストセラー作家だったエリソン・オズワルトは、ここ10年ヒット作を出せずに焦っていた。
ある惨殺事件のあった家に引越したエリソンは、妻トレイシーや子供達トレヴァーとアシュリーには秘密にして、事件の真相を究明しつつ、それを題材にして小説を書こうとする。
屋根裏部屋で8m
フィルム/スーパー8を見つけたエリソンは、家族4人が吊るされ殺害される痛ましい映像を確認する。
エリソンは、失踪した家族の娘の行方を調べようとするものの、他の事件のおぞましい殺害映像を見て動揺してしまう。
そんなエリソンは、事件現場に現れる”バグール”(謎の男)とある記号に気づき、自分のファンである保安官補の協力も得るのだが・・・。
__________

一家惨殺事件を調べようとする作家の恐怖体験自体は新鮮味はないのだが、そのヒントとなるおぞましい映像が、”スーパー8”に収められているという発想と小道具の使い方が興味深い。

約50年間に起きた複数の事件であるために、その映像が1965年に”コダック”が発表した、当時の家庭で親しまれた製品だというところが面白い。

熱でフィルムが焼けてしまったり、フィルムを繋ぎ合せる方法なども登場し、懐かしく思う方も多いはずだ。

そのレトロな映像を活かした生々しい映像などが、怪奇現象や亡霊とは違う恐怖感を煽る、スコット・デリクソンのシンプルな演出もなかなかいい。

いつの間にか40歳を過ぎたイーサン・ホークは父親役となり、家族のためにした行為により恐怖の体験をする、犯罪ノンフィクション作家を熱演している。

主人公の妻役ジュリエット・ライランス、主人公の存在を迷惑に思う保安官のフレッド・トンプソン、主人公のファンで協力する保安官補ジェームズ・ランソン、主人公の子供達のマイケル・ホール・ダダリオとクレア・フォーリー、そして、大学教授役でパソコンの映像のみの出演となるヴィンセント・ドノフリオなどが共演している。


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