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闇組織と繋がる汚職警官の苦悩と裏切りを描くフィルム・ノワール。 監督ロイ・ローランド、主演ロバート・テイラー、ジャネット・リー、ジョージ・ラフト、スティーヴ・フォレスト、アン・フランシス他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロイ・ローランド
製作:ニコラス・ネイファック
原作:ウィリアム・P・マッギヴァーン
脚本:シドニー・ボーム
撮影:ジョン・F・サイツ
編集:ジェームズ・E・ニューカム
音楽:ジェフ・アレクサンダー
出演
クリストファー・ケルヴァニー巡査部長:ロバート・テイラー(汚職警官)
カレン・ステファンソン:ジャネット・リー(エディの恋人)
ダン・ボーモント:ジョージ・ラフト(マフィアのボス)
エディ・ケルヴァニー:スティーヴ・フォレスト(クリストファーの弟である警官)
ナンシー・コーレーン:アン・フランシス(ダンの愛人)
シドニー・Y・マイヤーズ:ロバート・エレンスタイン(クリストファーの同僚)
アッカーマン:ロバート・F・サイモン(ダンと手を組むギャング)
アハーン神父:アンソニー・ロス(ケルヴァニー兄弟と親しい神父)
ジョニー・スターク:アラン・ヘイルJr.(ダンの部下)
ジョージ“リンクルズ”ファロン:ピーター・ブロッコ(麻薬ディーラーである殺人犯)
ジョーイ・ラングレー:ヴィンス・エドワーズ(エディを殺した犯人)
セルマ:オリーヴ・ケリー(クリストファーの情報屋である雑誌売り)
ヴィンス・D・バーデマン警部補:ロイ・バークロフト(クリストファーの上司)
マニー:デール・ヴァン・シッケル
マリンズ巡査:レイ・ティール
ギャレット刑事:ネスドン・ブース
エイドリアン・キャシディ警視:ロバート・バートン
アメリカ 映画
配給 MGM
1955年製作 92分
公開
北米:1954年9月17日
日本:1955年7月29日
製作費 $695,000
■ アカデミー賞 ■
第27回アカデミー賞
・ノミネート
撮影賞(白黒)
■ ストーリー ■
麻薬ディーラーのジョージ“リンクルズ”ファロン(ピーター・ブロッコ)は、縄張りを荒らした男を刺殺する。
車を駐車していたファロンに声をかけた警官エディ・ケルヴァニー(スティーヴ・フォレスト)だったが、男が刺されたことで騒ぎになっている場所に向かう。
事件を知ったクリストファー・ケルヴァニー巡査部長(ロバート・テイラー)は、弟エディの元に向かい、犯人がファロンだと特定して、2人で逮捕する。
汚職警官だったクリストファーは、マフィアのボス、ダン・ボーモント(ジョージ・ラフト)に競馬場に呼び出される。
ダンは、愛人のナンシー・コーレーン(アン・フランシス)に席を外すよう指示し、エディに証言をさせるなと言ってクリストファーにそれを強要する。
エディに口止め料の1万5000ドルを払うつもりのダンは、恋人で足が悪い歌手のカレン・ステファンソン(ジャネット・リー)のクラブにいるはずのエディを説得して、その結果を報告するようクリストファーに指示する。
クラブでエディと話したクリストファーは説得することができず、現れたカレンを紹介される。
エディが席を外している間にカレンと話したクリストファーは、2年前にマイアミで会っていると言って動揺する彼女を牽制し、エディのことで彼女を説得しようとする。
ダンの元に向かったクリストファーは、エディが提案をのむことを伝えて、翌日エディを連れて来るよう指示される。
クリストファーは、カレンのマイアミ時代の件を調べ、彼女のアパートに向かう。
事件の件でエディが証言すればトラブルに巻き込まれ、命も危ないとカレンに話したクリストファーは、脚の手術に1万ドル必要だということにしてエディを説得させようとする。
カレンがそれを拒んだために、かつてギャングの愛人だったことを知るクリストファーは、エディの命を守るために、彼女に説得を強要するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Led by Robert Taylor’s stoic portrayal of corruption and redemption, Rogue Cop is a gritty, razor-sharp film noir that dives headfirst into the moral decay and ruthless betrayals of the urban underworld.”
(汚職と贖罪を演じたロバート・テイラーのストイックな好演に導かれた『悪徳警官』は、都市の暗黒街における道徳的腐敗と容赦なき裏切りに真っ向から飛び込んだ、骨太で鋭利なフィルム・ノワールである。)
「緑のそよ風」(1945)、「ドクターTの5000本の指」(1953)などのロイ・ローランドが監督し、主演はロバート・テイラー、ジャネット・リー、ジョージ・ラフト、スティーヴ・フォレスト、アン・フランシス他共演。
汚職警官の合理主義的な生き様と裏社会との決別を、ロイ・ローランドらしい軽快な演出で描くフィルム・ノワール。
第27回アカデミー賞では、撮影賞(白黒)にノミネートされた。
主人公が悪と決別することを決意し対決する姿を見て、彼を軽蔑していた同僚(ロバート・エレンスタイン)が、命を懸けて共に戦い友情を取り戻すラストもいい。
主演のロバート・テイラーは、一警官ではあるものの、洗練された雰囲気で物事に対処する汚職警官を好演している。
主人公の弟の恋人であり、過去があるために苦悩するクラブ歌手ジャネット・リー、主人公と関係するマフィアのボス、ジョージ・ラフト、その愛人アン・フランシス、主人公の弟である警官スティーヴ・フォレストなどが共演している。











