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鉱山に雇われた技師と保安官補が捜査する殺人事件を描く、監督チャールズ・バートン、主演ランドルフ・スコット、ミセス・レスリー・カーター、アン・シェリダン、シック・セール他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：チャールズ・バートン
製作：ハロルド・ハーリー
脚本
エドワード・E・パラモアJr.
エセル・ドハティ
原作：ゼイン・グレイ”Golden Dreams”
撮影：アーチー・スタウト
編集：ジャック・デニス
音楽：ルドルフ・G・コップ
出演
ラリー・サットン：ランドルフ・スコット
ボーグ夫人：ミセス・レスリー・カーター
リタ・バラード：アン・シェリダン
テックス・マードック：シック・セール
フローラ・バラード：キャスリーン・バーク
ジム・バラード/アドルフ・ボーグ：ジョージ・F・マリオン
バラード夫人：フローレンス・ロバーツ
フリッツ・バラード：ハワード・ウィルソン
リン・ヤ：ウィリー・ファン
ジョン・ボーグ：ジェームズ・イーグルス
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1935年製作 63分
公開
北米：1935年3月1日
日本：未公開
■ ストーリー ■
鉱山技師ラリー・サットン（ランドルフ・スコット）は、牧場の管理人アドルフ・ボーグ殺害の容疑者である、行方不明の義兄ジャック・パーソンズの代わりとして、バラード・ラジウム鉱山に到着する。
サットンは、殺人事件を調べる保安官補テックス・マードック（シック・セール）と意気投合し、技師をしながら彼に協力することになる。
牧場には、鉱山を所有する牧場主で病弱なジム・バラード（ジョージ・F・マリオン）の姪フローラ（キャスリーン・バーク）と兄フリッツ（ハワード・ウィルソン）が滞在していた。
家政婦のボーグ夫人（ミセス・レスリー・カーター）とその息子でジムの世話をするジョン（ジェームズ・イーグルス）、中国人の使用人リン・ヤ（ウィリー・ファン）も農場で暮らしていた。
美しく快活なジムの姪リタ（アン・シェリダン）は、サットンとの親交を深める。
その後、フリッツが何者かに砕鉱機で殺害され、テックスは滞在者のアリバイを確認する。
警戒していたサットンも襲われ何とか危機を逃れるが、フローラがカミソリで喉を切り裂かれて殺される。
捜査が進展しないサットンとテックスは、30年前にジムと別れた元夫人（フローレンス・ロバーツ）が来るという電報を受け取り、事件が解決することを期待するのだが・・・。
1922年に発表された、ゼイン・グレイの物語”Golden Dreamsを基に製作された作品。
鉱山に雇われた技師と保安官補が捜査することになった、管理人殺害事件を描く西部劇。
内容はミステリー・サスペンスであり、外套を着た謎の殺人者が登場するという異色の西部劇として興味深い作品。
鉱山に到着した技師が、年老いた保安官補と協力して事件を解決しようとするのだが、怪しげな登場人物の面々と犯人探しの面白さ、そしてクライマックスのどんでん返しなど大いに楽しめる作品。
主演のランドルフ・スコットは、事件を解決しようとする頼もしい技師を熱演している。
怪しげな雰囲気がある事件に関与していた家政婦のミセス・レスリー・カーター、鉱山主の姪であり主人公と惹かれ合う仲になる、若々しい撮影当時19歳のアン・シェリダン、主人公と協力し合い事件を捜査する保安官補をユーモラスに演ずるシック・セール、鉱山を所有する牧場主を装っていた犯人のジョージ・F・マリオン、牧場主の姪キャスリーン・バーク、その兄ハワード・ウィルソン、牧場主の元夫人フローレンス・ロバーツ、中国人の使用人ウィリー・ファン、家政婦の息子ジェームズ・イーグルスなどが共演している。
