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ロボコップ RoboCop (2014)

最強のサイボーグ”ロボコップ”の実験台にされた警官の戦いを描く近未来アクション「ロボコップ」(1987)のリメイク。
主演ジョエル・キナマンゲイリー・オールドマンマイケル・キートンサミュエル・L・ジャクソンアビー・コーニッシュジャッキー・アール・ヘイリー他共演、監督ジョゼ・パジーリャによるSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ゲイリー・オールドマン / Gary Oldman / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジョゼ・パジーリャ

製作
マーク・エイブラハム
エリック・ニューマン
製作総指揮
ビル・カラッロ
ロジャー・バーンボーム
原作
ロボコップ”(1987年版映画)
エドワード・ニューマイヤー
マイケル・マイナー
脚本:ジョシュア・ゼトゥマー
撮影:ルラ・カルヴァーリョ
編集
ダニエル・レゼンデ
ピーター・マクナルティ
音楽:ペドロ・ブロンフマン

出演
アレクサンダー“アレックス”マーフィ/ロボコップ:ジョエル・キナマン
デネット・ノートン博士:ゲイリー・オールドマン
レイモンド・セラーズ:マイケル・キートン
パトリック“パット”ノヴァック:サミュエル・L・ジャクソン
クララ・マーフィ:アビー・コーニッシュ
リック・マトックス:ジャッキー・アール・ヘイリー
ジャック・ルイス:マイケル・ケネス・ウィリアムズ
リズ・クライン:ジェニファー・イーリー
トーマス・ポープ:ジェイ・バルチェル
ジェイ・キム:エイミー・ガルシア
デヴィッド・マーフィ:ジョン・ポール・ラッタン
アントワーヌ・ヴァロン:パトリック・ガロウ
アンドレ・ダニエルズ:K・C・コリンズ
ジョン・レイク:ダニエル・カッシュ
カレン・ディーン警察長:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
デュラント市長:ダグラス・アーバンスキー
ヒューバート・ドレイファス上院議員:ザック・グルニエ

アメリカ 映画
配給
MGM
コロンビア・ピクチャーズ
2014年製作 118分
公開
北米:2014年2月12日
日本:2014年3月14日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $58,607,000
世界 $242,688,970


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
2028年。
巨大企業オムニコープのトーク・ショー”ノヴァック・エレメント”のホスト、パトリック“パット”ノヴァック(サミュエル・L・ジャクソン)は、機械化された最新の警備システムを紹介する。

テヘランからの中継の最中、テロリストらの攻撃を受けたロボットは、自爆犯や刃物を持った少年を容赦なく殺害する。

同じシステムをなぜアメリカ国内に導入できないのかを視聴者に問うノヴァックは、オムニコープのCEO、レイモンド・セラーズ(マイケル・キートン)は愛国者であることを伝える。

ノヴァックは、セラーズの考えに反対するヒューバート・ドレイファス上院議員(ザック・グルニエ)の”ドレイファス法”を、国民が支持することを嘆く。

デトロイト、警察本部。
アレクサンダー“アレックス”マーフィ刑事(ジョエル・キナマン)は、カレン・ディーン警察長(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)に呼ばれ、何人もの死傷者を出した事件について聞かれる。
_________
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「ロボコップ」(1987)
・「ロボコップ2」(1990)
・「ロボコップ3」(1993)

・「ロボコップ」(2014)

*(簡略ストー リー)

2028年、デトロイト
巨大企業オムニコープのCEOセラーズは、マシンによる警備システムを軍などに配備することを、その反対法案”ドレイファス法”に阻まれていた。
そこでセラーズは、人間の思考を残してマシンと合体させる最強ロボット”ロボコップ”を作りだすことを考える。
オムニコープ専属の科学者ノートン博士は、戦闘マシンを手掛けることに難色を示すが、何千人もの命を救うとセラーズに言われて説得される。
汚職警官の罠で重傷を負わされたアレクサンダー“アレックス”マーフィ刑事がその候補となり、ノートンにより、頭部と脳、心臓と肺以外は切除され、マシンと合体したサイボーグとして生まれ変わる。
それを承知で夫が生き続けることを希望したマーフィの妻クララだったが、人間に近いだけの彼を見て戸惑う。
最強の警官”ロボコップ”として市民の前に現れたマーフィは、人間とマシンの合体である現実に苦悩しながら、犯罪捜査を始めるのだが・・・。
__________

21年振りに復活した人気シリーズのリメイクであり、名だたる名優が出演した大作ということで大いに期待された作品。

しかし、そのスターの演技は非常に興味深いものではあるが、肝心な主人公の”ロボコップ”の存在感、インパクト共に旧作には及ばなかったのが残念。

まず、今でも十分に通用する旧作の”ロボコップ”のデザインセンスの良さばかりが気になり、シャープな雰囲気はあるものの、本作の”ロボコップ”には全く魅力を感じない。

旧作のままというわけにもいかず、斬新なデザインにしなければならないジレンマが製作者側の悩みだったとは思うが、個人的には本作のデザインは受け入れられない。

旧シリーズにはなくてはならない勇ましいテーマ曲も、効果的に使われないのも寂しい。

テスト段階のデザインから変更される場面で、旧モデルの”ロボコップ”が登場するシーンは、ファンにとっては涙ものだ。

また、旧シリーズで活躍したマーフィの相棒で、ナンシー・アレンが演じた”アン・ルイス”に敬意を表し、本作でも主人公の相棒が”ルイス”という役名で登場するところなども嬉しい。

北米興行収入は期待を大きく下回り約5900万ドルに終わるが、全世界では約2億4300万ドルのヒットとなった。

リブート作品として続編が製作されることが発表されたが、大幅な改善が求められるだろう。

ハンサム・ガイなだけだという印象の、主人公を演ずるジョエル・キナマン、人の心を最優先に考える、主人公と家族に同情的な科学者ゲイリー・オールドマン、ビジネス拡大を目論むオムニコープCEOマイケル・キートン、最もインパクトのある役とも言える、オムニコープのトーク・ショーのホスト、サミュエル・L・ジャクソン、主人公の妻アビー・コーニッシュ、オムニコープの軍事戦略家ジャッキー・アール・ヘイリー、主人公の相棒マイケル・ケネス・ウィリアムズ、オムニコープの法律顧問ジェニファー・イーリー、マーケティング責任者ジェイ・バルチェル、科学者エイミー・ガルシア、主人公の息子ジョン・ポール・ラッタン、主人公が追う犯罪者パトリック・ガロウ、彼と手を組む汚職警官K・C・コリンズダニエル・カッシュ、警察長マリアンヌ・ジャン=バプティストデトロイト市長ダグラス・アーバンスキー、オムニコープと対立する上院議員ザック・グルニエなどが共演している。


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