アパートに戻りデッキを調べたガブリエルは、”見てくれ”と書かれたテープが入っていることに気づき、それをスカイに伝える。
講義があるスカイは、内容を後で教えてほしいとガブリエルに伝えてその場を去る。
テープを再生したガブリエルは、その異様な内容に驚きながら、直後にかかって来た女からの電話で、”7日”と言われる。
吸っていたマリファナからハエが飛び立ち、それがとまった窓に向かったガブリエルは、雨が地面から上空に向かっていることを確認する。
大学生のジュリア(マティルダ・ラッツ)は、別の大学に入学するボーイフレンドのホルト・アンソニー(アレックス・ロー)を見送る。
”Skype”で連絡を取り合うジュリアとホルトは、会えずに寂しい日々を送っていた。
ある夜、連絡がなかったホルトから着信があり、パソコン確認したジュリアは、”彼女が来るのを止められない・・・ホルトに・・・”と言うパニック状態の女性(スカイ)を見て驚く。
ホルトに電話をしても出ないために、心配になったジュリアは彼の元に向かう。
スポケーン。
ホルトの部屋を訪ねたジュリアは、彼の携帯電話が落ちていることに気づく。
ホルトがスカイと待ち合わせをしていることを知ったジュリアだったが、バッテリーが切れてしまう。
壁にかかっていた鍵を見つけて、時間割を確認したジュリアは、ホルトがガブリエル・ブラウンの生物学の講義を受ける予定であることを知る。
ガブリエルの講義に向かい、それが終わった後でホルトのことを尋ねたジュリアは、知らないと言う彼の素っ気ない態度が気になる。
ガブリエルを尾行したジュリアは、彼が7階にに向かったことを知り、エレベーターに乗るものの動かない。
鍵のことを思い出しエレベーターを動かしたジュリアは、7階に向かう。
その場の廊下にはモニターがあり、”サマラの謎 死後の科学”と書かれたガブリエルの資料が置かれていた。
研究室に向かい、ガブリエルが、動揺する自分に連絡してきた学生(スカイ)と話す様子を見ていたジュリアは、コピーをとるようにと言う彼の話などが理解できない。
そこでは、スカイは残り27分、ホルトは12時間23分と表示される、それぞれのカウントダウンが行われていた。
スカイを追い、自分に連絡してきた理由を訊いたジュリアは、協力するので、まずあるものを見てほしいと言われる。
ジュリアを部屋にん連れて行ったスカイは、時間を気にしながらパソコンを操作する。
美術の大学院生だと言うスカイの部屋の異様な雰囲気が、ジュリアは気になる。
ジュリアは、”テールは来たか?”というホルトからのメールが、スカイの携帯電話に届いたことを確認する。
返信したジュリアは、ホルトから”見るな”と指示され、それに気づいたスカイがウソをついたことを非難し、その部屋から出て鍵を閉める。
助けてほしいとジュリアに伝えたスカイは、映像が再生されたパソコンを投げ捨て、時間を知らせる時計のアラームで、自分が勝ったと思う。
しかしスカイは、壊したモニターから這い出た女性サマラ・モーガン(ボニー・モーガン)に殺される。
鍵穴から中を覗いたジュリアは、その場から出てドアに向かうものの鍵がかかっていた。
殺されたスカイのポケットからカギを出したジュリアは、叫び声を上げながら逃げようとする。
そこに現れtホルトは、ジュリアが映像を見ていないことを確認して、彼女を落ちつかせる。
ガブリエルに電話をしたホルトは、スカイの件がネット上に流れたことを知らされて動揺するものの、必ず代わりは見つけると言われる。
大学でガブリエルの実験に選ばれたと言うホルトは、死後の生の存在を証明できる可能性があることをジュリアに話す。
ビデオは霊界への入り口だと言うホルトに、スカイは死んだと伝えたジュリアは、死ぬまでの時間は7日あり、ビデオのコピーを作り誰かに見せれば助かることを知る。
その誰かが”テール”で、スカイにはそれがいなかったためにあんなことになったと、ホルトはジュリアに話す。
ホルトと一緒にベッドで過ごしたジュリアは、彼の背中に手の跡があることに気づく。
ホルトが眠っている間にジュリアは、彼のパソコンの”リング実験”というコピー映像を見てしまう。
意味不明な何用を確認したジュリアは、直後にかかって来た電話で”7日”と言われる。
受話器は焼け焦げて、ジュリアの手のひらにアザができる。
目覚めたホルトは、ジュリアが映像を見たことを知り、ガブリエルからの電話でテールを見つけたと言われるものの、必要ないと伝える。
車で移動するホルトは、守るために連絡をしなかったことをジュリアに伝える。
叫び声をあげるジュリアから、鳥がフロントウィンドウにぶつかったと言われたホルトは車を止める。
ウィンドウに傷はなく、車を降りたジュリアは地面の鳥を確認し、トラックに轢かれそうになる。
鳥は姿を消し、間違いなくいたと言うジュリアをホルトは抱きしめる。
ガブリエルのアパートに案内されたジュリアは、ホルトを救うために映像を見たことを伝える。
ジュリアのアザは1日目にできたが、自分は5日目だったと言うホルトは、ペースが速まっているのではないかとガブリエルに伝える。
ジュリアのアザをスキャンしたガブリエルは、ビデオのコピーを人に見せるようにと伝えるものの、彼女にその気はなかった。
コピーだけ作り、その後に考えることをホルトから提案されたジュリアはそれに従う。
しかし、コピーができないことに気づいたガブリエルは、ホルトの映像より重いのが原因だと考える。
ホルトが映像をチェックし、それにはジュリアが車で見た鳥が映っていた。
それを調べたガブリエルは、デジタル信号の切れ目に鳥の画像が入り込んだことに気づき、ジュリアだけがその映像を確認する。
うまく説明できないジュリアは、部屋の壁に貼られていた、少女が埋葬されている教会が見えたことを話し、それがサクラメント・バレーであることをガブリエルから知らされる。
警察が来ることを電話で知ったガブリエルは、ホルトとジュリアに研究の資料を渡してその場を去る。
ホルトとサクラメント・バレーに向かうジュリアは、資料に書かれたサマラ・モーガンの出生や死について話す。
途中ジュリアは、道端に照っている妊娠した少女を目撃するものの姿を消す。
ある宿に立ち寄ったジュリアは、壁にかかっていた三人の少女の写真の真ん中の子が、オーナーのカレンの姪であることを知る。
もう一人のエヴェリンという少女に会ったことがあるとホルトに伝えたジュリアは、道端に立っていたことを思い出す。
カレンから、エヴェリンは30年前に姿を消したと言われたジュリアは、その理由を話さない彼女に教会のことを尋ねる。
もう教会ではないと言われたジュリアとホルトは、その場に向かい、断酒会が行われていたために帰ろうとする。
断酒会の参加者に教会のことを尋ねたホルトは、13年前に閉鎖されたと言われ、洪水で人口が減ったことが理由だと知る。
埋葬地があることに気づいたジュリアは、その場を調べたいとホルトに伝える。
資料などを片付けていたガブリエルは、ジュリアのアザが点字であることに気づき、ホルトに連絡が取れないために、サクラメント・バレーに向かう。
映像で見た墓を見つけたジュリアは、サマラがこの中にいるとホルトに伝える。
空だった内部に入ったジュリアは、”彼女がきっとお前を見つける・・・ジュリア”と壁に描かれた文字を確認する。
入り口が閉まってしまい、携帯電話に映像が映り、奥に引きずり込まれて井戸が現れる幻覚を見たジュリアだったが、ホルトに助けられる。
現れた男に、墓地を監視している盲目の男性グレン・バーク(ヴィンセント・ドノフリオ)の元に連れて行かれたホルトとジュリアは、家の中に招かれる。
バークから、名前もないサマラの墓が分かった理由を訊かれたジュリアは、幻覚を見てそれに導かれたと答える。
墓の中でも井戸の幻覚を見たと話すジュリアは、サマラのことを語り始めたバークから、彼女の辛い過去を知り、他で断られたことを気の毒に思った司祭が、ここに葬ったことを知らされる。
遺体が移されているのは、埋葬の代償が大きかったためだと話すバークは、自分はサマラが何かを語ることを信じ、墓に引き寄せられ幻覚を見たと二人に伝える。
その恐ろしさの影響で盲目になったと言うバークは、同情するジュリアに、心の平安が得られたので構わないと話す。
司祭はサマラの遺体を移させて町を去り、彼女は北にある共同墓地に葬られて忘れ去られと、バークは二人に話す。
バークから、興味を抱く価値のない少女だと言われたジュリアは、墓を見つけると伝えて席を立つ。
ジュリアの手を握ったバークは傷に気づき、用心するようにと伝える。
街道で事故が発生し、警官からUターンするようにと言われたジュリアは、少女を見かけて追うものの、彼女は姿を消す。
横転した車の中に怪我をした男性がいるのを見つけたジュリアは、彼から手を握られるものの電柱が倒れる。
ホルトがジュリアを助けるが、男性は感電死する。
何か伝えたかったのは男性ではなく少女だと言うジュリアは、彼女とエヴェリンの関係を考えながら、ホルトと共に宿に戻る。
サマラの苦しみを感じると言うジュリアを残し、ホルトは食べ物を買いに出かける。
カレンが食事に出かけたことを知りダイナーに向かったホルトは、姿を消したエヴェリンのことを彼女に尋ねる。
教会のことが気になりその場に向かったジュリアは、床下に部屋があることに気づく。
姪とエヴェリンは教会の演奏会で知り合い、その才能が認められた彼女は町を出るだろうと皆に言われ、それが現実になったことをカレンはホルトに話す。
地下は居住空間で鳥かごや司祭の衣服などもあり、ジュリアは、司祭がエヴェリンをここに監禁していたのではないかと考える。
荒れ果てていたその部屋が元に戻る幻覚を見たジュリアは奥に向かい、鍵のかかった牢屋のような場所から少女が飛び出す。
内部には腕輪などがあり、壁には34週間/8か月半の日数を刻んだ傷があり、ジュリアはそれが妊娠期間だと気づく。
サラ、サリー、ステイシー、そしてサマラと書かれた文字を確認したジュリアは、エヴェリンはサマラの母親だと考える。
カレンから、警察は半年で捜査を打ち切り、町も変わり、司祭は町にいるが以前とは違い、盲人になってしまったと言われたホルトは、その場を去る。
バークを尋ねたジュリアは、サマラが自分に見せる幻覚の意味が分かったことを伝えて、司祭のことを訊こうとする。
洪水などで司祭は気力を失ったと話すバークから、彼のことを知りたい理由を訊かれたジュリアは、30年前に姿を消した少女を見たことを話す。
それがエヴェリンのことであるか確認するバークは、教会の地下に監禁されていた彼女がサマラの母親だと言うジュリアが、サマラの魂を救おうとしていることを知る。
セミの鳴き声がし始め、バークに襲われたジュリアは、サマラの父親であり、エヴェリンを誘拐して犯したと彼に伝える。
その夜もセミが鳴いていたと言うジュリアは、サマラはここにいるとバークに伝えて、ティーカップで彼を殴り逃げようとする。
エヴェリンがサマラを殺そうとしたために拘束したと言うバークは、殺させればよかったとジュリアに伝える。
ジュリアに突き落とされたバークは、階段から転げ落ちてしまう。
ホルトがその場に現れるが、入り口のドアが開かない。
奥の部屋に向かったジュリアは、大量のセミを確認し、サマラが自分に何を見せたいのか考える。
鼻血が出ていることに気づいたジュリアは、ある壁が気になり、そこを壊してサマラの白骨死体を見つける。
家に侵入したホルトは、バークに殴り倒される。
バークに襲われたジュリアは、必死に抵抗する。
その時、現れたサマラに気づいたバークは視力が回復し、彼女の姿を確認しながら殺される。
ホルトに助けられたジュリアは、遺品と共にサマラを火葬する。
部屋に戻り、ガブリエルからのボイスメールに気づいたホルトは、ジュリアの手のアザが点字だと知らされる。
ガブリエルの資料と共にあったジュリアのアザの写真を確認したホルトは、点字を翻訳する。
シャワーを浴びていたジュリアは、アザの部分の皮がむけたことに気づき、気分が悪くなり、口から髪の毛を吐き出す。
髪の毛からセミが生まれ、サマラはジュリアとして生まれ変わろうとする。
パソコンを操作していたホルトは、ジュリアの連絡先の友人らにビデオのコピーが送られてしまったために焦る。
点字は、”rebirth/再生”と翻訳される。
サマラはジュリアとし再生し、鏡に映ったジュリアの顔がサマラに変わる。