 |
他人の記憶に潜入できる男性が出会った運命の女性の秘密を知ろうとする姿を描く、製作ジョナサン・ノーラン、製作、脚本、監督リサ・ジョイ、主演ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、クリフ・カーティス、マリーナ・デ・タビラ、ダニエル・ウー他共演のSFサスペンス。 |
・SF
・レベッカ・ファーガソン / Rebecca Ferguson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督：リサ・ジョイ
製作
リサ・ジョイ
ジョナサン・ノーラン
マイケル・デ・ルカ
アーロン・ライダー
製作総指揮
アシーナ・ウィッカム
エリーシャ・ホームズ
D・スコット・ランプキン
脚本：リサ・ジョイ
撮影：ポール・キャメロン
編集：マーク・ヨシカワ
音楽：ラミン・ジャヴァディ
出演
ニック・バニスター：ヒュー・ジャックマン
メイ：レベッカ・ファーガソン
エミリー”ワッツ”サンダース：タンディ・ニュートン
サイラス・ブース：クリフ・カーティス
タマラ・シルヴァン：マリーナ・デ・タビラ
セント・ジョー：ダニエル・ウー
セバスチャン・シルヴァン：モージャン・アリア
ウォルター・シルヴァン：ブレット・カレン
エイヴリー・カスティッロ：ナタリー・マルティネス
エルサ・カリーン：アンジェラ・サラフィアン
フォークス：サム・メディナ
ゾーイ：ニコ・パーカー
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2021年製作 116分
公開
北米：2021年8月20日
日本：2021年9月17日
製作費 $54,000,000
北米興行収入 $3,900,190
世界 $16,400,190
■ ストーリー ■
近未来、マイアミ。
気候変動により海面が上昇し、日中の気温が極端に高いため、人々は夜間に行動した。
ニック・バニスター（ヒュー・ジャックマン）は、友人のエミリー”ワッツ”サンダース（タンディ・ニュートン）と共に、人々に記憶を体験させるビジネスしていた。
ある日ニックは、現れた女性メイ（レベッカ・ファーガソン）の魅力に心奪われる。
メイがなくした鍵を見つける手伝いをしたニックは、彼女がナイトクラブの歌手であることを知る。
メイが歌う”Where or When”に自分とのつながりを感じたニックは、彼女のクラブに向かう。
2人は自然に惹かれ合い、そしてメイのアパートで愛し合う。
しかし、数か月後、メイは何も言わずに姿を消してしまう。
悩むニックは、メイを見つけるため、2人の関係の記憶を何度も探る。
そんなニックを責めるワッツは、メイのことを忘れるようにと説得する。
尚もメイを捜すニックは、路上で彼女のイヤリングを見つけたために、メイが戻って来たと考える。
その後ニックとワッツは、エイヴリー・カスティッロ検事（ナタリー・マルティネス）に呼ばれる。
ニューオーリンズの麻薬王セント・ジョー（ダニエル・ウー）の部下で、麻薬の過剰摂取で昏睡状態の売人フォークス（サム・メディナ）の記憶を取り戻すために、エイヴリーはニックとワッツを呼んだのだった。
ニックはフォークスの記憶を確認し、メイがセント・ジョーの愛人で、中毒性の高い麻薬”バッカ”の中毒になっていたことと、汚職警官のサイラス・ブース（クリフ・カーティス）も組織に絡んでいることを知る。
メイがバッカの中毒だったことをワッツが知っていたことにショックを受けたニックは、メイを捜すためにニューオーリンズに向かうのだが・・・。
兄クリストファー・ノーラン作品で脚本を担当してきたジョナサン・ノーランが製作を務め、その妻であるリサ・ジョイの初監督作品で、主演はヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、クリフ・カーティス、マリーナ・デ・タビラ、ダニエル・ウーなどが共演した作品。
他人の記憶に潜入できる男性が、出会った運命の女性の秘密を知ろうとする姿を描くSFサスペンス。
ややインパクトに欠けるリサ・ジョイの演出と脚本は物足りないというのが正直なところで、魅力的な出演者の個性も生かせず、批評家から酷評されてしまった作品。
水没したマイアミの風景などは興味深いが、製作費に5400万ドルかけた豪華スター競演にも拘らず、北米興行収入は400万ドル弱、全世界でも約1600万ドルという結果に終わった。
運命の女性を捜し求め翻弄される主人公を熱演するヒュー・ジャックマン、彼を愛しながらも陰謀に巻き込む女性を魅力的に演ずるレベッカ・ファーガソン、主人公の友人であるビジネスパートナーのタンディ・ニュートン、陰謀に関わる汚職警官クリフ・カーティス、不動産王ブレット・カレンの妻マリーナ・デ・タビラ、その息子モージャン・アリア、麻薬王ダニエル・ウー、主人公の顧客で陰謀に巻き込まれるアンジェラ・サラフィアン、その友人ニコ・パーカー、検事のナタリー・マルティネスなどが共演している。
