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プレデター Predator (1987)

謎の異星人に立ち向かうコマンド部隊の屈強な男達の戦いを描く、監督ジョン・マクティアナン、主演アーノルド・シュワルツェネッガーカール・ウェザースエルピディア・カリーロビル・デュークソニー・ランダム他共演のハード・アクション大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

アーノルド・シュワルツェネッガー / Arnold Schwarzenegger 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・マクティアナン

製作
ローレンス・ゴードン

ジョエル・シルヴァー
ジョン・デイヴィス
脚本
ジェームズ・E・トーマス

ジョン・C・トーマス
撮影:ドナルド・ マッカルパイン
編集
ジョン・F・フリン

マーク・ヘルフリッチ
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
アラン”ダッチ”シェイファー:アーノルド・シュワルツェネッガー

ジョージ・ディロン:カール・ウェザース
アンナ:エルピディア・カリーロ
マック・エリオット:ビル・デューク
ビリー・ソール:ソニー・ランダム
リック・ホーキンス:シェーン・ブラック
ホルヘ”ポンチョ”ラミレス:リチャード・チャベス
ブレイン・クーパー:ジェシー・ベンチュラ
プレデター:ケビン・ピーター・ホール
ホーマー・フィリップス少将:R・G・アームストロング

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1987年製作 106分
公開
北米:1987年6月12日
日本:1987年6月27日
製作費 $18,000,000
北米興行収入 $59,735,550
世界 $98,235,550


アカデミー賞 ■
第60回アカデミー賞

・ノミネート
特殊効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
グアテマラ
アメリカ軍コマンド部隊長のアラン”ダッチ”シェイファー少佐(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、ホーマー・フィリップス少将(R・G・アームストロング)に呼ばれる。

シェイファーは、旧友でCIAのジョージ・ディロン(カール・ウェザース)と共に、ヘリコプターで南米のヴァル・ヴェルデのジャングルに墜落し、ゲリラに捕えられた要人の救出と調査を命ぜられる。

二機のヘリコプターに分かれ、シェイファーは、屈強な部下マック・エリオット(ビル・デューク)、ビリー・ソール(ソニー・ランダム)、ホルヘ”ポンチョ”ラミレス(リチャード・チャベス)、ブレイン・クーパー(ジェシー・ベンチュラ)、リック・ホーキンス(シェーン・ブラック)らを伴い現地に向かう。

目的地付近に到着し、ジャングルに降りたシェイファーらは、墜落したヘリを発見し、攻撃を受けていることを確認する。

その後、部隊は常識では考えられないような、残忍な殺され方をした複数の死体を発見する。

死体はシェイファーも知っている、グリーンベレー隊員のもので、彼らが四方八方に弾を乱射した形跡も残されていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「プレデター」(1987)
・「プレデター2」(1990)
・「プレデターズ」(2010)
・「ザ・プレデター」(2018)

*(簡略ストー リー)
アメリカ軍コマンド部隊の部隊長アラン”ダッチ”シェイファー少佐は、南米のヴァル・ヴェルデで、ゲリラに捕らえられた要人救出を命ぜられる。
シェイファーは、旧友でCIAのディロンも同行することなり、屈強な部下5人を連れて現地に向かう。
目的地に着いた7人は、墜落したヘリコプターと常識では考えられない惨殺死体を見つける。
その後、ゲリラのアジトを襲撃したシェイファーらは、ディロンが、CIAの情報をロシア側に流すのを阻止するのが目的だったことを知る。
憤慨したシェイファーは部隊を移動させるが、やがて彼らは、正体不明の地球外生物である”プレデター”の襲撃を受けることになる・・・。
__________

前年の”Nomads”(1986)でデビューしたジョン・マクティアナンが、翌年の「ダイ・ハード」(1988)でブレイクするきっかけになり、”プレデター”という人気キャラクターを誕生させた。

北米興行収入は約6000万ドル、全世界では約9800万ドルとまずまずの成績を残した。

第60回アカデミー賞では、特殊効果賞にノミネートされた。

アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめとした、彼を上回る体力の持ち主をが登場するため、その迫力ある映像は見応え十分。

特に、186cmのシュワルツェネッガーよりも、二回り以上大柄な巨体を誇るプレデター役のケビン・ピーター・ホール(218cm)との対決シーンは見ものだ。

部隊員の各自が装備する武器や、その役割分担などもしっかりと描かれているため、玄人受けする作品でもある。

既に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)などでも活躍していたアラン・シルヴェストリの、力強い音楽も印象に残る。

主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは、3年前の「ターミネーター」(1984)でアクション・スターの第一人者としての地位を築き、本作でもその実力を発揮している。

カール・ウェザースは、体力だけでない強かなCIA局員を好演している。

それにしても、元ボディービルダーのシュワルツェネッガー)やプロレスラーのジェシー・ベンチュラに加え、ソニー・ランダムビル・デュークと、いずれも190cm以上の大男が画面で暴れまわる迫力は凄まじいばかりだ。

作戦を指揮する将軍、R・G・アームストロングまでもがシュワルツェネッガーよりも大柄なところも注目。

紅一点のエルピディア・カリーロは、男臭い作品にアクセントを加えているため、なんとなくホッとする存在だ。

その頑強な体つきを生かす以外に、シュワルツェネッガージェシー・ベンチュラは、それぞれ州知事となり、またソニー・ランダムも政治活動を続けているのも興味深い。

コマンド部隊員シェーン・ブラック、リチャード・チャベスらが共演している。

ビル・デュークは、ご存知の通り監督としても才能を発揮し、「天使にラブ・ソングを2」(1993)などの作品を手がけている。


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