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出所して記者になった元ギャングの活躍を描く、監督ロイド・ベーコン、主演ジェームズ・キャグニー、ラルフ・ベラミー、パトリシア・エリス、アリス・ホワイト他共演のコメディ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：ロイド・ベーコン
原案：ダニエル・エイハーン
脚本
ウィリアム・キーリー
ベン・マークソン
アレン・リフキン
Ｐ・Ｊ・ウルフソン
撮影：ソル・ポリート
編集：ウィリアム・ホームズ
出演
ダニー・キーン：ジェームズ・キャグニー
J・R”アル”マクリーン：ラルフ・ベラミー
パトリシア”パット”ノーラン：パトリシア・エリス
アリソン：アリス・ホワイト
ジェリー”マグ”：ラルフ・ハロルド
ケイシー・ノーラン警部補/警部：ロバート・エメット・オコナー
グローバー：ロバート・バラット
ヘネシー：G・パット・コリンズ
ジョン：アーサー・ヴィントン
レオ：トム・ウィルソン
記者：ジョージ・チャンドラー
テーラー：ウィリアム・H・ストラウス
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1933年製作 76分
公開
北米：1933年5月6日
日本：未公開・ノミネート
■ ストーリー ■
刑期を終えて出所したギャングのダニー・キーン（ジェームズ・キャグニー）は、足を洗うことを仲間たちに伝えて驚かせる。
ダニーは、自分を裏切って逃げたジェリー”マグ”（ラルフ・ハロルド）を批判し、下品な新聞社”グラフィック・ニュース”で新聞記者になることを皆に伝えてその場を去る。
”グラフィック・ニュース”の編集長J・R”アル”マクリーン（ラルフ・ベラミー）は、刑期中のダニーに手紙を書き雇うことを考えていたが、彼が現れると、楽な仕事ではないと言って断る。
アルの上司グローバー（ロバート・バラット）は、自宅の火災で妻とその愛人の死体を発見し、銃を持って廃墟に立てこもった消防士ヘネシー（ G・パット・コリンズ）の写真を、どうしても手に入れようとしていた。
危険が伴うために、記者を向かわせることに消極的だったアルは、明日までに写真を手に入れることをグローバーに指示される。
2人の話を聞いていたダニーは、自分がヘネシーの写真を撮ってくるとアルに伝える。
ヘネシーは銃を持っていると言われたダニーだったが、慣れているので問題ないとアルに伝えて現場に向かう。
裏口から建物に忍び込んだダニーは、保険会社の査定員を装い、銃を持ったヘネシーを安心させ、その場から彼の結婚式の写真を持ち去る。
その写真が新聞の一面に掲載され、ダニーは専属カメラマンとなり、アルに感謝される。
ダニーは、女子社員のアリソン（アリス・ホワイト）と仲良くなるが、彼女はアルと付き合っていた。
数日後ダニーは、社に見学に来たジャーナリズムを専攻する学生のパトリシア”パット”ノーラン（パトリシア・エリス）らの相手をするようアルに頼まれる。
パットらを連れて社内を案内したダニーは、彼女に惹かれてデートの約束をするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
コメディやミュージカルを得意とするロイド・ベーコンが監督し、主演はジェームズ・キャグニー、ラルフ・ベラミー、パトリシア・エリス、アリス・ホワイトなどが共演した作品。
出所して記者になった元ギャングの活躍を描くコメディ・ドラマ。
要領よく物事に対処する元ギャングの主人公を、ユーモアをまじえて演ずるジェームズ・キャグニーの熱演と、小気味よいロイド・ベーコン軽快な演出が見どころの作品。
主人公を雇う新聞社の編集長ラルフ・ベラミー、主人公と惹かれ合うようになるジャーナリストを目指す学生のパトリシア・エリス、主人公に惹かれる新聞社の社員でアル（ラルフ・ベラミー）の恋人アリス・ホワイト、主人公のギャング仲間のラルフ・ハロルド、パット（パトリシア・エリス）の父親である警官のロバート・エメット・オコナー、アルの上司ロバート・バラット、冒頭でトラブルを起こす消防士のG・パット・コリンズ、ギャングのトム・ウィルソン、主人公と揉める記者のジョージ・チャンドラー、他ウィリアム・H・ストラウスなどが共演している。
