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ペネロピ Penelope (2008)

呪われた名家に生まれた豚の鼻を持つ女性が巻き起こす騒動を描く、主演クリスティーナ・リッチジェームズ・マカヴォイキャサリン・オハラリース・ウィザースプーン共演、監督マーク・パランスキーによるファンタジー・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ

ジェームズ・マカヴォイ / James McAvoy / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:マーク・パランスキー
製作
リース・ウィザースプーン
スコット・スタインドーフ
ジェニファー・シンプソン
製作総指揮
ロビン・グリーンスパン
ダニー・グリーンスパン
アンドリュー・モラスキー
クリスチャン=アーノルド・ボイテル
ディラン・ラッセル
マイケル・ロバン
クリス・カーリング
脚本:レスリー・ケイヴニー
撮影:ミシェル・アマテュー
編集:ジョン・グレゴリー
音楽:ジョビィ・タルボット

出演
クリスティーナ・リッチ:ペネロピ
ジェームズ・マカヴォイ:マックス・カンピオン/ジョニー・マーティン
キャサリン・オハラ:ジェシカ・ウィルハーン
ピーター・ディンクレイジ:レモン
リチャード・E・グラント:フランクリン・ウィルハーン
サイモン・ウッズ:エドワード・ヴァンダーマン3世
ロニ・アンコーナ:ワンダ
ナイジェル・ハヴァース:エドワード・ヴァンダーマン2世
レニー・ヘンリー:クラル
リース・ウィザースプーン:アニー

イギリス/アメリカ 映画
配給 Summit Entertainment
2008年製作 103分
公開
イギリス:2008年2月1日
北米:2008年2月29日
日本:2008年3月1日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $10,011,270
世界 $21,031,370


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
名門ウィルハーン夫妻に女の子が生まれることになるが、5代前に魔女に呪いをかけられたという言い伝えがあった。
次に生まれる女の子は豚の顔を持ち、呪いを解くには、一家の周囲の名家が、生まれた子に永遠の愛を誓うしかなかった。
そして、ついにフランクリン(リチャード・E・グラント)とジェシカ(キャサリン・オハラ)に女の子が誕生する。
成長した女の子ペネロピの顔を見た男性は逃げ出し、母ジェシカは先祖を恨む。
両親は、仕方なくペネロピが死んだことにして葬式をしてしまい、彼女は家に閉じ込められる。
18歳になったペネロピ(クリスティーナ・リッチ)は、密かに結婚相手を探すことになるが、選ばれた男性は彼女を見て逃げ出してしまう。
そんな時、ウィルハーン家の秘密をものにしようとする記者レモン(ピーター・ディンクレイジ)と、企業家の息子エドワード(ナイジェル・ハヴァース)は、落ちぶれた若者マックス(ジェームズ・マカヴォイ)をウィルハーン家に送り込むのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

豚鼻のメイクが実によく似合う、クリスティーナ・リッチの、キュートな魅力に尽きるといった感じの作品で、母親役で、コメディ作品を得意とするキャサリン・オハラまではいいものの、製作に参加しているためのゲスト出演的なリース・ウィザースプーンなどは、彼女が演ずる程の役でないミスキャスト気味だ。

2006年に製作され、一般公開は2年後となり、そのせいか、若くして実力を高く評価されるジェームズ・マカヴォイに注目し過ぎると、やや期待が外れてしまう。
前年「ナルニア国物語1」(2005)でタムナス役を演じた彼は、本作と同じ年に公開された「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006)で注目され始めたばかりで、今回のイケメン青年は似合わなくもないが、今一物足りない。
そして、彼の才能は翌年の「つぐない」(2007)で開花することになる。

強引で執拗な取材を続ける記者と思いきや、中盤から一変して、人情味溢れる好感度ある役を演ずるピーター・ディンクレイジ、ペネレピ(C・リッチ)の父リチャード・E・グラント、テレビ・ドラマ「ROME」のオクタヴィアヌス役の好演が印象に残る、コミカルな演技を見せるサイモン・ウッズ、その父親役ナイジェル・ハヴァースなどが共演している。


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