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パンズ・ラビリンス Pan’s Labyrinth (2006)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

スペイン内戦後のフランコ将軍圧政下、”ラビリンス”迷宮を見つけた少女の、魔法の王国の王女である証明の試練に耐える健気な姿を描く、監督、脚本ギレルモ・デル・トロ、出演イバナ・バケロダグ・ジョーンズセルジ・ロペス他共演によるダーク・ファンタジーの秀作。


ファンタジー


スタッフ キャスト ■
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作
ベルサ・ナヴァロ
アルフォンソ・キュアロン
フリーダ・トレスブランコ
アルバロ・アウグスティン
脚本:ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
編集:ベルナート・ヴィラプラナ
音楽:ハビエル・ナバレテ

出演
オフェリア/モアナ王女:イバナ・バケロ
パン:ダグ・ジョーンズ
ヴィダル:セルジ・ロペス
カルメン/王妃:アリアドナ・ヒル
メルセデス:マリベル・ヴェルドゥ
フェレイロ医師:アレックス・アングロ
ガルセス:マノロ・サロ
ペドロ:ロジェール・カサマジョール
王:フェデリコ・ルッピ

スペイン/メキシコ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ(スペイン)
ピクチャーハウス(北米)
2006年製作 118分
公開
スペイン:2006年10月11日
メキシコ:2006年10月20日
北米:2006年12月29日
日本:2007年10月6日
製作費 €13,500,000
北米興行収入 $37,623,140
世界 $83,258,230


アカデミー賞 ■
第79回アカデミー賞
・受賞
撮影・美術・メイクアップ賞
・ノミネート
脚本・外国語映画・作曲賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
妖精の物語・・・。
魔法の王国”アンダーワールド”の王女が、人間の世界に向かい死んでしまう。

しかし王は、王女の魂が甦りアンダーワールドに戻ると信じた・・・。
__________

1944年、スペイン
内戦終結後も抵抗するゲリラは山にこもり、フランシスコ・フランコ将軍の圧政に反発していた。

おとぎ話が好きな少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月の母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共に山中に向かう。

カルメンの気分が悪くなったため車は止まり、オフェリアは近くを歩き、模様が刻まれた石と石碑を見つけ、妖精のようなナナフシを見る。

再婚相手である、フランコ軍の駐屯地の指揮官ヴィダル大尉(セルジ・ロペス)に歓迎されたカルメンは、オフェリアに新しい父に挨拶するよう促す。

左手を出したオフェリアは、ヴィダルに無礼を注意される。
・・・全てを見る


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1944年、スペイン
内戦後、フランコ将軍の圧政に反発するゲリラは山中にこもり、それを一掃しようとする駐屯部隊があった。
父を戦争で亡くしたおとぎ話が好きな少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共に部隊の指揮官で冷酷非情な大尉ヴィダルの元に向かう。
カルメンはヴィダルと再婚したのだが、オフェリアは彼を恐れていた。
そんなオフェリアは、現れた妖精のようなナナフシに導かれ、森の中の”ラビリンス”迷宮を見つける。
その場にいた守護神パンは、オフェリアが魔法の国の王女モアナだと考える。
パンは、オフェリアが王女であるかを確かめるため、満月の夜までに彼女に3つの試練に耐えるよう伝えるのだが・・・。
__________

おとぎ話が好きな少女の物語ではあるが、ダーク・ファンタジーであることと、時代背景がスペイン内戦後の独裁者フランシスコ・フランコ将軍の圧政下だということを考えながら観る必要がある。

当然、現実離れした夢の世界が広がる話ではなく、軍による多くの残虐行為、その圧政に耐える者達の恐怖の日々と戦いを深いテーマで描く内容になっているところに注目。

一方、主人公の少女が魔法の国の王女であることを確かめようとする姿を描いているが、上記のように夢のような世界などはクライマックスでわずかに登場するだけであり、つまり、辛い現実から逃避したい気持ちから生まれた、全てが彼女だけに見える幻覚でだったことを暗示するシーンで締めくくられている。

厳しい現実の世界とメルヘンをマッチさせた独特の世界観、脚本を兼ねるギレルモ・デル・トロの感性が光る一作として、世界中で高い評価を受け絶賛された作品でもある。

第79回アカデミー賞では、彩度を落とした陰湿な雰囲気で現実の世界の恐怖を、また少女に常につきまとう”闇”を見事に映し出したギレルモ・ナヴァロが撮影賞を、他、美術、メイクアップ賞を受賞した。
・ノミネート
脚本・外国語映画・作曲賞

薄幸の現実と試練に耐える重責、健気な行動が胸を打つ主人公の少女を好演するイバナ・バケロ、彼女に試練を与えるラビリンスの守護神ダグ・ジョーンズ、冷酷非情な部隊指揮官セルジ・ロペス、少女の母と魔法の王国の王妃役アリアドナ・ヒル、勇気ある行動が印象的な少女の心の支えとなるゲリラのスパイ、マリベル・ヴェルドゥ、ゲリラである彼女の弟ロジェール・カサマジョール、ゲリラに協力する医師アレックス・アングロ、魔法の国の国王フェデリコ・ルッピなどが共演している。


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