揺れたテーブルを膝で揺らしたと言うジェニーだったが、カーテンの陰に人影が現れる。
ジェニーの恋人が、投資にために家を抵当に入れてでも金を出せと言っているとメアリーに伝えたブラウニングは、それが成功すれば結婚することを考えるジェニーに金を渡すべきかを問う。
それに反応したロウソクが消えてもインチキだと言うジェニーだったが、”メアリー”がカーテンの後ろから飛び出して姿を消す。
驚いて倒れこみ、その場を去ろうとするブラウニングに、自分でも予測不能だと伝えて謝罪するアリスは、彼から妻が怒っているのだろうかと訊かれる。
分からないと答えたアリスは報酬を受け取ろうとせず、安らぎを得たメアリーはあなたを愛しているはずだとブラウニングに伝える。
客が心臓発作を起こすところだと言いながら15歳の娘のポーリーナ”リーナ”(アナリース・バッソ)を呼んだアリスは、ジェニーが父親をだましていると考える彼女に、自分達の仕事は人に癒しを与えることだと伝える。
隠れていた9歳のドリス(ルールー・ウィルソン)も注意したアリスは、様々な現象のトリックをチェックする。
ジェニーが言っていた”インチキ”の意味をアリスに問うドリスは、それは”嘘”であり、自分達は癒していると説明される。
ドリスを眠らせようとしたアリスは、家に来る人は両親と話せるのに、自分は天国の父と話せないと言われる。
話せなくてもいつも傍にいると言うアリスはドリスにキスして、リーナにおやすみと声をかける。
それに答えたリーナは、部屋を抜け出して友人エリー(ハル・チャールトン)の家に向かい酒を飲んで楽しむ。
借金の返済が迫るアリスは、今後を考えると不安になる。
その場にあった霊と話せるウィジャ・ボードをすることになったリーナとベティ(アレクシス・G・ザル)は、エリーとマイケル”マイキー”ラッセル(パーカー・マック)と共にそれを試してみる。
リーナが自分と学園祭に行くと言うマイキーの問いに、ボードが”イエス”と答えたため、リーナは霊などいないと言い張る。
帰宅したエリーの母親(エル・キーツ)に見つかり、迎えに来たアリスに謝罪したリーナは助けが必要だと言われ、努力すると答えてウィジャ・ボードを演出に使うべきだと提案する。
翌朝、リーナを迎えに来たマイキーに挨拶したアリスは、一緒にドリスを連れて行ってもらえると助かると伝える。
この場で降霊会をやっているのかと訊かれたアリスは、占いだと言ってマイキーの手相を見てあげる。
アリスは、リーナに指一本でも触れたら許さないと言ってマイキーに警告する。
教会が運営する学校に行く子供達を送り出し、買い物に出かけたアリスは、店にあったウィジャ・ボードが気になる。
ドリスを迎えに行ったアリスは、彼女が男の子に魔女の子だと言われていじめられていることに気づく。
少年達を制止した校長のトム・ホーガン神父(ヘンリー・トーマス)は、彼らが怖いから意地悪をするとドリスに伝える。
アリスは、父を亡くしたドリスの気持ちを理解するホーガン神父に感謝する。
ホーガンは神父になる前に結婚していたのだが、妻を亡くしたのだった。
帰宅したアリスは、買ってきたウィジャ・ボードに細工をしてテストし、それと同時に、二階にいたドリスが”マーカス”と話し始める。
その夜、ウィジャ・ボードの前に座り、夫ロジャーにこの部屋にいるかと尋ねたアリスは、反応がないために部屋に向かう。
その直後に反応したボードは”イエス”と答える。
ボードに語り掛けるドリスは、誰かと話し始めてその人物を確認する。
眠っていたリーナは、上掛けがベッドの下に落ちたためにドリスのいたずらだと思うが、誰もいなかった。
翌日ホーガンに呼ばれたアリスは、ドリスの宿題を手伝っているかと訊かれ、最近は手伝えないと答える。
ホーガンは、ドリスの宿題の書体が大人としか思えないとアリスに伝える。
誰が書いたのかをアリスはから訊かれたドリスは、新しい友達が自分の手で書いたと答える。
帰宅したアリスは、家が差し押さえられるという張り紙を確認する。
アリスを心配するリーナは、夫ロジャーを感じられるこの家に住まなくてはならないと母から言われる。
ウィジャ・ボードで父と話したドリスは、地下室の壁の中にあった現金を見つけて、それをアリスに渡す。
アリスとリーナをボードの前に座らせたドリスは、父と話し始める。
プランシェットが反応したためにリーナは動揺し、アリスは、妊娠を告げた際に何をしていたかをロジャーに尋ね、”シャワー”と答え、合っていたために驚く。
その後もボードは反応して、ドリスは、窓越しに友達のい姿が見えると伝え、アリスはロジャーに話しかける。
プランシェットを動かす方法はいくらでもあると言って疑うリーナだったが、自分達はできる振りをしていたものがドリスにはできるとアリスは考える。
本物の占い師だった母を軽蔑していたアリスだったが、それがドリスに遺伝したのかもしれないと考えるアリスは、明日の朝、現金を銀行に持っていくとリーナに伝える。
アリスから父が守ってくれると言われたリーナは、プランシェットを手にして覗き、何かを感じて動揺する。
翌日、マイキーと学園祭に一緒に行くことを約束したリーナは、ホーガン神父に呼ばれて、ドリスが4日も学校を休んでいる理由を訊かれる。
ドリスは病気ではなくアリスと仕事をしていると、リーナはホーガンに話す。
ウィジャ・ボードを使い霊と話したドリスは客に喜んでもらうが、首に痛みを感じる。
夜中にそれをリーナに伝えたドリスは、薬を飲むものの痛みは治まらず、ウィジャ・ボードに語りかける。
痛みが激しくなったドリスは、鏡の前で恐ろしい者の姿を見て気を失ってしまう。
リーナは、口が塞がってしまう悪夢を見て目覚める。
翌日、ドリスは、自分をいじめようとした男子生徒を痛めつけてしまう。
ホーガン神父と約束してレストランに向かったアリスは、子供達がいない場所で話したかったと言われる。
マイキーを家に呼んだリーナは、彼のことをアリスに話さないようにとドリスに伝える。
霊魂の世界は危険だと話すホーガンだったが、自分達のしていることは危険ではないと言うアリスから、よければ妻と話をさせると提案される。
ホーガンとアリスは、妻や夫のことなどを話し楽しい時間を過ごす。
アリスが帰ってくることを気にしながら、マイキーはドリスにキスして部屋を出る。
ドリスから、絞殺の話をされたマイキーは、それを気にしながらその場を去る。
その後、床に座り何かを書いているドリスを気にするリーナは、父からもらった人形の口が塞がれていることに気づき、それをドリスのせいだと思う。
自分ではなく父が”声”を止めるためにやったと言うドリスだったが、リーナはそれに納得しない。
ドリスの様子がおかしいと言って騒ぐリーナを落ち着かせたアリスは、辛い思いをしているドリスを理解するべきだと伝える。
自分達に理解できないことが起きていると言うアリスは、もし父がそうさせているのなら、なぜドリスをあんな状態にするのかをアリスに問う。
翌日、ドリスは学校に行かないと言い張り、部屋のベッドの下にあったポーランド語が書かれた紙に気づいたリーナは、それをホーガン神父に相談する。
ドリスが書いたその紙を渡されたホーガンは、ポーランド出身の修道女に見せてみるとリーナに伝える。
ザンダー家に向かったホーガンは、妻と話したくなったとアリスに伝えて、ドリスと三人でウィジャ・ボードを始める。
妻グロリアのミドルネームが”リン”だということなどをドリスに確かめたホーガンは、納得したような様子を見せて、アリスとリーナと三人で話す。
ミドルネームが違っていたと言うホーガンは、リンは妻の母のミドルネームだったことをアリスとリーナに伝える。
リーナから渡された紙を出したホーガンは、”ヨハネの手紙”の一節だったことを話し、自分が心で思っていた声を聞いたドリスがリンと言ったと考える。
ドリスが話した妻の言葉の声も一言では判断できず、インチキではないが、自分達には理解できない何者かと繋がっているのは確かだとホーガンは二人に伝える。
ホーガンは、それが自分の妻ではないことを付け加える。
訪ねて来たマイキーは、リーナは留守だと言うドリスの様子がおかしいために帰ろうとする。
壁の中の”宝物”でいろいろな請求を支払ったと言うドリスは、マイキーを地下室に連れて行こうとする。
紙の内容を翻訳したホーガンは、ポーランド出身のマーカスという男の日記だったことを伝え、第二次大戦のナチス・ドイツによるポーランド侵攻から始まることを話す。
強制収容所にいたある医者は、患者にオカルト的なことをしていたため、”悪魔の医師”と呼ばれていた。
マーカスは連合軍に救出され、アメリカに移住したものの精神病院に入れら、そこにいた名前を変えた”悪魔の医師”が、マーカスを自宅に連れて行った。
ホーガンは、日記によれば、それがこの家だとアリスとリーナに伝える。
医師は、地下でマーカスや他の人々に人体実験をして、舌と声帯を切り口を縫い合わせた。
地下室のボイラーの奥の壁の穴に手を入れたマイキーは、バッグの中の身分証や時計を確認する。
マーカスは、自らが殺された様子も書き、その後も日記は続いた。
他の者達と暗闇にいたマーカスは、闇の中の何かに乗っ取られた。
更に穴の中を探るマイキーは、頭蓋骨が現れたために驚き、襲い掛かったドリスは彼に話しかける。
自分と夫しか知らないことをドリスは話したと伝えたアリスは、リーナから、それはこの家に父と暮らし始めてからのことで、闇の者達はこの家で起きたことを監視していたと言われる。
家を出るしかないと考えたアリスだったが、もはや場所の問題ではないと言うホーガンは、大司教に連絡して調査の依頼をしてあると伝える。
悪魔祓いの必要があると考えるホーガンに対し、リーナは、今でも監視されているはずだと伝えて怯える。
居間に向かったアリスらはドリスがいないことに気づき、物音がした後で、マイキーの死体が吊るされる。
取り乱すリーナを落ち着かせたアリスは、ドリスを捜そうとして音楽が聴こえる地下室に向かう。
ウィジャ・ボードをボイラーで燃やそうとしたアリスは、壁の穴の頭蓋骨に気づいて驚き、ホーガンは、そこが実験台になった人々の墓場だと考える。
ボードを焼いたアリスらは、助けてと言うドリスの声を聴く。
ホーガンがその場に向かい、実験室だったその場に現れたドリスに何かが憑りついていることに気づく。
闇の者達に話しかけるホーガンは、彼らを救おうとするものの、ドリスに襲われる。
戻ってきたホーガンが悪魔にとり憑かれていることに気づいたアリスとリーナは、その場から逃げようとする。
アリスを捕えたホーガンだったが、正気に戻りその場に残るものの、ドリスに襲われる。
焼いたはずのウィジャ・ボードがテーブルにあるのを確認したアリスとリーナはドリスに襲われ、望みは”声”だと言われる。
リーナではなく自分の声と舌を奪ってほしいと伝えたアリスは、全員のものだと言われて拘束される。
ベッドに寝かせられたリーナは、口を塞がれた父からもらった人形を見て、ドリスにそのことを追求し、”声”を止めるために父がやったと言われたことを思い出す。
アリスを鎖で繋いだドリスはナイフを手にし、現れたリーナがドリスに襲い掛かる。
リーナはドリスの口を縫おうとするものの、悪魔に襲われる。
鎖を外したアリスは、口を縫われたドリスを抱きかかえ、謝罪したリーナがアリスをナイフで刺す。
正気に戻ったリーナは、アリスから、あなたのせいではない、愛していると言われる。
目の前に現れたドリスとロジャーが待っているとリーナに伝えたアリスは、息を引き取る。
その後、精神病院で医師のカウンセリングを受けるリーナは、見つかっていないドリスの手掛かりを探そうとする医師に、彼女は一人ではないと話す。
病室に戻ったリーナは、床に血の文字で作ったウィジャ・ボードでドリスに話しかける。
廊下を歩いていた医師は外を見つめるリーナに気づき、天井を移動するドリスは彼に襲い掛かる。
47年後、未だに施設にいたリーナ(リン・シェイ)は、姪だという女性の訪問を受ける。
振りむいたリーナは、来客の顔を見て微笑む。