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オーケストラの妻たち Orchestra Wives (1942)

バンドマンと結婚した女性が巻き起こす騒動を描く、監督アーチー・メイヨ、主演アン・ラザフォードジョージ・モンゴメリーグレン・ミラーリン・バリキャロル・ランディスシーザー・ロメロ他共演のミュージカル・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ミュージカル)


スタッフ キャスト
監督:アーチー・メイヨ
製作:ウィリアム・ルバロン
原作:ジェームズ・プリンドル
脚本
カール・タンバーグ
ダレル・ウェア
撮影:ルシアン・バラード
編集:ロバート・ビショフ
音楽:アルフレッド・ニューマン

出演
コニー・ウォード/コニー・アボット:アン・ラザフォード
ビル・アボット:ジョージ・モンゴメリー
ジーン・モリソン:グレン・ミラー
ジェイニー・スティーヴンス:リン・バリ
ナタリー・メーサー:キャロル・ランディス
セント・ジョン”シンジン”スミス:シーザー・ロメロ
エルシー:ヴァージニア・ギルモア
ウォード医師:グラント・ミッチェル
ベック夫人:タマラ・ジェーワ
ベン・ベック:ジャッキー・グリーソン
キャロライン・スティール:メアリー・ベス・ヒューズ
カリー・アンダーソン:ハリー・モーガン
バンドメンバーの妻:デール・エヴァンス
ジーン・モリソン楽団:グレン・ミラー楽団
本人:ザ・モダネアーズ
本人:ニコラス・ブラザーズ
本人:レイ・エベール
本人:ボビー・ハケット

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1942年製作 98分
公開
北米:1942年9月4日
日本:未公開


アカデミー賞
第15回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞


ストーリー
スイングバンド”ジーン・モリソン楽団”(グレン・ミラー楽団)のリーダー、ジーン・モリソン(グレン・ミラー)は、トランペット奏者ビル・アボット(ジョージ・モンゴメリー)やジェイニー・スティーヴンス(リン・バリ)、ピアニストのセント・ジョン”シンジン”スミス(シーザー・ロメロ)らメンバーと共に巡業の旅に出る。
コニー・ウォード(アン・ラザフォード)は、カフェの店員カリー・アンダーソン(ハリー・モーガン)に誘われ、ジーン・モリソン楽団の演奏を聴きに行く。
コニーは、長身でハンサムなビルに惹かれ、演奏後に彼に声をかけられて意気投合し、翌日の演奏も聴きに行く約束をする。
翌日、1人では会場に入れなかったコニーは、外から演奏を聴くしかなかった。
演奏が終わり会場を出たビルはコニーに気づき、バスで帰ろうとする彼女を引き止めるためにプロポーズしてしまう。
バスを降りたコニーは、父(グラント・ミッチェル)に電話をして結婚することを伝える。
ビルの巡業に付き添うことになったコニーは、バンドメンバーの妻ナタリー・メーサー(キャロル・ランディス)、エルシー(ヴァージニア・ギルモア)、キャロライン・スティール(メアリー・ベス・ヒューズ)、ベン・ベック(ジャッキー・グリーソン)の妻(タマラ・ジェーワ)らに歓迎される。
その後、バンドだけが演奏に向かったために、妻たちはホテルで待機することになり、ナタリー、エルシー、キャロラインは、初心なコニーをからおうとする。
コニーは、ビルがかつてジェイニーと付き合っていたことを知りショックを受け、彼の元に向かうのだが・・・。


解説 評価 感想

サイレント時代から多くの作品を手がけたアーチー・メイヨの引退間近の作品であり、アン・ラザフォードジョージ・モンゴメリーグレン・ミラーリン・バリキャロル・ランディスシーザー・ロメロなどが共演した。

バンドマンと結婚した女性が巻き起こす騒動を描くミュージカル・コメディ。

第15回アカデミー賞では歌曲賞にノミネートされた。

スイングバンドの巡業と共に進行するドラマであり、グレン・ミラーが彼のバンドと出演したことが話題になった。

グレン・ミラーは、見事な演奏と共に自然な演技でバンドリーダーを演じている。
グレン・ミラー物語」(1954)のジェームズ・スチュアートが、本人とはだいぶ違うイメージであることが実に興味深い。
本作は、1954年の同作公開時にリバイバルされた。
オープニング・クレジットでグレン・ミラーの代表作”ムーンライト・セレナーデ”が登場する。

また、その後活躍することになる、ジャッキー・グリーソンがバンドメンバーで、ハリー・モーガンがカフェの店員(「グレン・ミラー物語」にも出演)、バンドメンバーの妻役でデール・エヴァンス(後のロイ・ロジャース夫人)が脇役と出演しているのも注目だ。

主演のアン・ラザフォードは、長身でハンサムなバンドマンのジョージ・モンゴメリーと衝動的に結婚し、メンバーの妻たちにからかわれてトラブルに巻き込まれる新妻役を魅力的に演じている。

ビル(ジョージ・モンゴメリー)と付き合っていたためにヒロインに嫉妬する歌手のリン・バリ、同じくトラブルの種をまくメンバーの妻キャロル・ランディスヴァージニア・ギルモアメアリー・ベス・ヒューズ、女好きのピアニストをいい味で演ずるシーザー・ロメロ、ヒロインの父親である医師のグラント・ミッチェル、バンドメンバー(ジャッキー・グリーソン)の妻タマラ・ジェーワ、バンドのグレン・ミラー楽団他、本人役でザ・モダネアーズニコラス・ブラザーズレイ・エベールボビー・ハケットなどが共演している。


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