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娘が手にれるはずの大金を狙う悪党に対抗する代理父の戦いを描く、監督ハリー・L・フレイザー、主演ジョン・ウェイン、シーラ・テリー、ヤキマ・カナット、ジョージ”ギャビー”ヘイズ他共演の西部劇。 |
・西部劇
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■ スタッフ キャスト ■
監督：ハリー・L・フレイザー
製作：ポール・マルヴァーン
原作：バール・Ｒ・タトル”Gun Glory”
脚本：バール・Ｒ・タトル
撮影：アーチー・スタウト
編集：チャールズ・J・ハント
音楽：ビリー・バーバー
出演
クリス・モレル：ジョン・ウェイン
クララ・ムーア：シーラ・テリー
ニーナ：シャーリー・ジーン・リッカート（シャーリー・ジェーン・リッカート）
ヴィック・バード：ジャック・ロックウェル
サム・ブラック：ヤキマ・カナット
手下：ハリー・L・フレイザー（ウェストン・エドワーズ）
ジム・ムーア：ジェイ・ウィルジー（バッファロー・ビルJr.）
ジェイムソン・ホッジス：フィリップ・キーファー（フィル・キーファー）
トム：アール・ドワイヤー
マット・ダウニング：ジョージ”ギャビー”ヘイズ（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 Monogram Pictures
1934年製作 52分
公開
北米：1934年12月5日
日本：未公開
■ ストーリー ■
クリス・モレル（ジョン・ウェイン）は、父親は出産前に出て行き、母親は出産時に死亡した少女ニーナ（シャーリー・ジーン・リッカート）の代理父だった。
ニーナの母親名義の油田の土地の賃貸料が5万ドルになり、モレルは、ニーナの父親を見つけて後見人としての書類に署名させるか死亡を証明すれば、ニーナの正式な後見人になれることになる。
それを知ったギャングの首領サム・ブラック（ヤキマ・カナット）は、モレルが見つける前にニーナの父親を捜し出そうとする。
ニーナ目的でブラックの手下が現れ、格闘になったモレルは、彼女を連れてその場から逃げる。
モレルは、ニーナを独りで知人のバド・ムーアの牧場に向かわせる。
ブラックに見つかったモレルは彼を叩きのめし、一味の馬を逃がしてしまう。
牧場に着いたニーナは、バドがいないことを知り、牧場主のヴィック・バード（ジャック・ロックウェル）には嫌われるが、気のいいコックのマット・ダウニング（ジョージ”ギャビー”ヘイズ）が親切にしてくれる。
ニーナからモレルが父親だと知らされたマットは、かつて行動を共にした仲だったたことを彼女に伝える。
マットは、モレルとニーナが、ブラックらに追われて逃げて来たことを知る。
馬を奪い牧場に向かうモレルは、格闘でブラックに殴られた影響で意識を失ってしまう。
悪党のヴィックは町に向かい、バドの弟ジム（ジェイ・ウィルジー）と共に6000ドルを強奪する。
その場にいたジムの妹クララ（シーラ・テリー）は、被害者が語る犯人の服装などを知る。
川辺で倒れているモレルを見つけたジムは、彼の服などを奪い着替える。
その場を通ったクララは、犯人の服装で倒れているモレルを見つけて介抱する。
意識が戻ったモレルは、保安官に引き渡すと言うクララに人違いだと伝える。
子供をバドの元に向かわせたことを話したモレルは、バドの妹だったクララから、兄は死んだと言われて驚く。
モレルから自己紹介されたクララは、彼は犯人でないと思い家に向かう。
ニーナのことなどを話すモレルは、戻って来たジムをクララから紹介される。
モレルは、ジムが自分の服を着ていたために強盗犯だと確信し、クララの気持ちを考え、彼女が外した間にその件をジムに追及する。
クララが戻ったためにその場での争いを避けたモレルは、彼が出て行った後に、ニーナの話の続きをする。
現れたヴィックと隠した金を取りに行こうとしたジムは、モレルが手に入れるかもしれない大金のことを知り、それを狙うブラックの元に向かうのだが・・・。
まだ20代の若きジョン・ウェイン主演で1933年から16作製作された、”Lone Star Western”の11作目。
悪党の手下役で出演もしているハリー・L・フレイザーが監督し、主演ジョン・ウェイン、シーラ・テリー、シャーリー・ジーン・リッカート、ヤキマ・カナット、ジョージ”ギャビー”ヘイズなどが共演した作品。
娘が手にれるはずの大金を狙う悪党に対抗する代理父の戦いを描く西部劇。
主演のジョン・ウェインが、白人と先住民の少女の代理父を演じているのが面白い。
ウェインは、いつもながらに激しいアクションをこなし、正義感溢れる青年を熱演している。
主人公と惹かれ合うシーラ・テリー、代理父である主人公の娘シャーリー・ジーン・リッカート、主人公の娘の金を狙う悪党の牧場主ジャック・ロックウェル、同じく金を狙うギャングの首領ヤキマ・カナット、その手下ハリー・L・フレイザー、ヒロインの兄で悪党のジェイ・ウィルジー、牧場で働くニーナ（シャーリー・ジーン・リッカート）の父親役でシリーズでおなじみのアール・ドワイヤー、そして同じくシリーズの顔ジョージ”ギャビー”ヘイズが、牧場のコック役（クレジットなし）で登場する。
